#60
2007年6月2日(土)
先月読んだもの。漫画48冊。実用書3冊。小説9冊。しめて60冊。
散財してる。私はバカ?
「そんだけ読んでるなら、レビューサイトでもやりゃあいいのに」 と、ダンナちゃん。
イヤだ。メンドウだし、ニガテだし、なにより人格を品定めされそう。
漫画48冊という時点で、既に品定め済みという気もするガ。。。
あのー、川端康成と安部公房も読みましたヨ! 他は言いたくありませんけど。
追記:コメントを頂きました。その中から。
>>ヒマなの?
+++そう言ってしまっては身も蓋もナイ。時間のある限り読んでると言ってあげてw!
>>主にどんなジャンルの漫画が多いのですか?
+++岡崎京子、よしながふみ、高野文子、つげ義春。その近辺ですかねぇ。
#大迷惑
2007年6月4日(月)
ここんとこ、私の携帯へのワンギリが異常に多いのである。
全然知らない番号(しかも複数箇所)からなので、そういうのが流行ってんのカ? と、用心して出ないようにしていたが、特別横行してるという噂も聞かないし、またダンナちゃんの携帯にそういうのはちっとも来ないのである。何故私の携帯だけに? 面妖なことよの……と思っていた。
その原因が本日究明された。ワンギリでは埒が明かんと判断しなさったのだろう先様の一件が、留守録を残してくれていたのだ。
「○△ビルですが、駐車場の件で至急ご連絡下さい」だとさ。
私はいまどき、運転免許を保持しない天然記念物指定も間近(かも)な女である。その私に「駐車場の件で」という電話が掛かってくるのはかなりオカシイ。ついでに、先方の番号を調べたら、○△ビルとはなんと北海道のビルではないか。むちゃくちゃオカシイ。
で、問い合わせてみたところ、どうやら私の携帯番号の前の持ち主が夜逃げ(?)しやがったようなのだ。電話番号の変更をどこにも告げぬままばっくれて、お陰サンで現在その番号の主である私の電話がジャカスカ鳴ってる、というコトのよう。○△ビル以外から来る複数ワンギリも全て北海道の不動産関係のようである。何社分の家賃を踏み倒して逃げたのか? その督促が全く無関係な私の携帯に来るという不条理。前の持ち主め、恨めしや〜。
督促先に、「番号の持ち主が変わってますぜ」と告げ、
「ちなみに私、九州に住んでおります」と言うと、
「えぇ、九州!?」と驚かれる。あっちもお困りのようであるが、こっちだって大困りだい。
日本国の北と南で翻弄される業者と私。このまま収まりが付くとイイが。つくづくと夜逃げ野郎(男か女か不明だが、便宜上こう書いとく)が憎いのである。
追記:コメントを沢山頂きました。皆さん色んなメに遭ってらっさる。その中から。
>>それ、私も経験あります。携帯ではなくイエ電なのですが、前の人が誰にも連絡せずに電話番号変えたらしくて、親戚からまでかかってくるんです(泣)
しかもその人たちのデータで色んな会社の電話リストに載っちゃってるらしく、アドフォンが来る来る。
もう最近は電話を取らないようにしています。どうしてこんな不便な世の中になっちゃったんでしょうね?思わず愚痴デシタ。
+++うわー、それもお気の毒。お互いに苦労しますね。要は前の持ち主次第。つまり運次第ってことだもんなぁ。
>>すげぇなぁ。しかし、携帯電話の番号って使い回してるんだね。なんか、感心しました。
+++番号の使い回しはせめて数年空けてからやって欲しいなぁ、と思いますねぇ。数的に無理なのかしらん?
>>前住人のおかげで引越してから一年くらい借金取りが来たよ。はた迷惑な話だ。
+++これは電話でなく、住居だろうか? うわぁー、イロイロあるんだなぁ。
#迷子の所以
2007年6月8日(金)
歯医者に行った。引っ越して初めての場所だが、家からは徒歩10分である。
17時半からの予約にて、終わったのは19時。そろそろ薄闇も迫る時分。
で、その帰り道。案の定こと、道に迷う。迷いかける。
簡略図だが、私はこのよう(1図青線)なルートで歯医者に行った。
で、帰りはというと、
こう(2図橙線)行っちゃった。 _| ̄|○||||||
行きの道に赤提灯の灯火はなかったのだ。それが私の帰巣本能を狂わせた。
ってか、歯の治療が終わる頃には暗くなっていたから、赤提灯の明かりが特に目立っただけなのだ。行きは気づかなかったのだ。そうと悟ってすぐ戻ったから良かったようなものの、私はどういう莫迦なんだろう。
なるほどなぁ。普段から何一つ見る物も見ず、ぼさーっとただ歩いているんだと痛感する。
迷子の所以がここにある。
追記:コメントを頂きました。その中の一つ。
>>私も新しい勤務先のトイレに行くたびに、元の部署に戻れず、1周回ってしまいます。毎回・・・
+++同類相哀れム (ノへ ̄、)
#シニク
2007年6月9日(土)
前回の続き……と言えるかどうか。まぁ、歯医者にて。
歯茎が腫れて、左頬から顎にかけて鈍い痛みがあるのである。治まったり、ぶり返したりを繰りかえす。
で、オオゴトでなければイイなぁと思っていたら、看護婦さん(歯科衛生士さんっつーのかな?)が、
「歯肉炎です」 と仰る。
「はぁはぁ、歯肉炎ですか」
「ええ、歯肉炎ですね」
「シニク」、「シニク」と交互に繰りかえす内に、私の誤変換脳がまたぞろ活動し始めた。
「歯肉炎」→ → →「屍肉炎」
「……それは、放っておくとヤバいんでしょうねぇ。やっぱり」
「はい。きちんとケアしないと歯周病になりますよ」
「えぇ、死臭!」
誤変換が止まらない。ヤバいのである。
「予防には屍肉をマッサージするのが一番です」
と言われて、吹き出しそうになった。わあコワイ。死相膿漏にも気をつけようと思います。
■お知らせ
小説書いてるので、日記更新滞ります。
追記:コメントを頂きました。その中の一つ。
>>シニクというタイトルを見て、真っ先に死肉・屍肉と思い、日記にホラーテイストを期待した私は仲間ですね。
+++仲間がいるって心強いものですね。おお、同好の士よ。略して同死!
#ロールシャッハ
2007年6月13日(水)
TOPページの上のタイトル画像。……の中の黒っぽい物体。つまり、
←コレ。
コレが「あなたにはどう見えてる?」ってことで、夫婦で議論してみル。
ちなみに、この画像。とある写真に画像処理ソフトでいい加減にエフェクトかけまくったシロモノで、偶然の産物。例えナニに見えようと何かを意図したものには非ず。
ダンナちゃんは、「ちょっとイっちゃった頭が春の人が陽気に踊ってる」な図に見えるらしい。
私には、「鳥のヒナが内蔵はみ出したついでに、舌と吐瀉物まで撒き散らしている」の図に見える。
つまり、
←こうで、
ダンナちゃん画。
「ちょっとイっちゃった頭が春の人が陽気に踊ってる」な図。
←こうダ。
宇苅画。
「鳥のヒナが内蔵はみ出したついでに、舌と吐瀉物まで撒き散らしている」の図。
うーむ。。。かなり如実な結果が出てしまいましたガ、性格診断はしてくれなくてもイイですよ(特に私の)。
追記:コメント沢山頂きました。皆さん、イロイロ見えるらしいw。
>>猫ダンスに見えますねー宇苅さんでいう口が耳!
+++このように、「黒猫」説がダントツでした。「轢死した黒猫の亡霊」、「立ち上がった黒猫」、「マタタビ舐めた猫」などなど。
他には、「官能的に踊る女性」、「悪魔が嘲笑ってる」、「雪に埋まった谷からのぞく邪悪な目」だそーですよ。私的に大受けたのは、「おっぱい丸出し(ついさんの言う内蔵部分)裸踊り!」でございましタ。わー、ホンマや。オッパイぽい。ってか、もうオッパイにしか見えん……。こんなのTOP絵でイイのか、ゴゴスイ!? _| ̄|○
#X01HTをカスタマしたった・その2
2007年6月17日(日)
脳みそがいろんな意味で飽和しちまったのデ、気分転換と称して携帯(softbank X01HT)のskin作りをする。つまり、現実逃避だナ。以前も画像を紹介したんで、今回のもUPしとく。つまり、個人的覚え書きダ。
単なる○の寄せ集め絵なれど、Today画面の文字が壁紙の色と被らないので、見やすくってなかなか良い。Today画面の見やすさはこの手の機種では重要だ。あと、前の某掲示板AA画像よりも出先で使ってて恥ずかしくないというメリットがある。ココ重要。かなり大事w。
テーマ作成ソフトが海外製ってことで、前回は作る手間がヒトシオだったが、今回はちゃかちゃか作れて宜しかった。2ヶ月半前のソフトの操作を覚えていた。うん。アルツハイマってないヨ! まだ大丈夫。
些細な良きことで自分をごり押し元気づけて、気分転換の終了でス。
#「青空子猫」の設定
2007年6月18日(月)
昨日の続き。またもや、超個人的覚え書きにて、スミマセン。
携帯(softbank X01HT)で最も利用しているソフトの一つ、「青空子猫(Windows Mobile 5.0用 青空文庫ビューア)」がバージョンアップされ、「本文画面の色変更機能」が追加された。ヤッター♪
で、早速カスタマじゃ。
万年眼精疲労の私向け・コントラストの柔らかい長時間見てても疲れない(だろう)色設定。
実際の画面はこんな↓感じ。特に反転色(灰色)版オススメっす。
ついでに、フォントサイズ等も覚え書きしておく。
■本棚フォント
本棚・主フォント:IPA明朝 サイズ:13p
本棚・副フォント:MSゴシック サイズ:7p
■本文フォント
本文・主フォント:IPA明朝 サイズ:20p
本文・文字間:-1px
本文・行間:10px
ルビ・主フォント:IPA明朝 サイズ:10p
ルビ・文字間:-1px
ルビ・行間:0px
画面枠マージン・10px
それにしても、「IPA明朝+縦書き表示」ってキレイだなぁ。見やすいなぁ。
自分の愚小説も、これで読めば3割り増しくらいでエエもんに見えそうだー、と思っタ。
#「TodayDial」のスキン
2007年6月20日(水)
携帯(softbank X01HT)で使えるフリーソフト「TodayDial」のスキンを作る。
3回も続けて携帯ネタとは思わなんだろう、皆の衆。私が一番そう思ってるよ。ウチの読者さん置いてけぼり。ホントにナニやってんだかな。現実逃避も大概にしようねぇ、私…… _| ̄|○
で。話を戻して(戻すんかいっっ!?)、このソフト、先にバージョンアップして、本来の電話機能以外に「日時、メモリ、バッテリー残量」が出せるようになった。Today画面用常駐ソフトを減らせるチャンスである。バンザーイ。なれど、ご本家サンでもスキン配布サイトさんでもシンプルな奴がちーっともナイ。折角、この前こしらえたテーマに全然似合わないのだ。ガッチョーン。そんなんヤだ。なけなしの美意識が許せませぬと叫んでる。
欲しいのは壁紙透過(デバイス・テーマのイメージを損なわない。これ重要だろっっ!?)で、日時、メモリ、バッテリーが見やすいスキン。ナイならしゃーねぇ。作ろうじゃん! ってコトでつい啖呵を切ってしまっタ。あぁ、隣でダンナちゃん(彼もX01HTユーザー)が喜んでる。もう後には引けませぬ。。。
本家さんのデフォルト&テスト(?)スキンを元に試行錯誤の末、なんとか出来上がりました。おめでとう、私。もう携帯弄るな、私。立ち向かわなくちゃ、現実とっっ。
あ、自作したデバイス・テーマもTodayDialのスキンも配布する予定は今んとこナイです。だって、ウチって確か日記と小説のサイトだし。ってか、そうなんですよっっ。信じて〜〜〜!!!
追記:コメントを頂きました。その中の一つ。
>>小説サイトらしく小説の更新を待っています♪(笑)
+++もうしばらく掛かりそう。アナタのも待ってますぜw
#MY BEST BOOKS 2007上半期
2007年6月25日(月)
数えてみたら、今年上半期に読んだ本と漫画の総数は149冊でしタ(漫画のシリーズは1冊として換算)。
で、昨年末もやったけど、今年は上半期と下半期に分けて読んだ本(&漫画)のBEST10を書き出してみるよ。ちなみに、解説文は日々付けている我が「読了日記」からの抜粋なので、読みにくい&通じにくい部分はご容赦。ほんでは読んだ順でいきまーす。
MY BEST BOOKS 2007上半期
『袋小路の男』
絲山秋子 講談社 ASIN:4062126184
第30回川端康成文学賞受賞。
表題作「袋小路の男」と同じ登場人物で視点を切り替え、時間が経過した「小田切孝の言い分」と、姪っ子と叔父との手紙のやり取りが引き立つ「アーリオ オーリオ」の三編。「純愛小説」と謳ってある。多分純愛なんだろう。私は人間の弱さと強さを語った物語だと思ったガ。
『言わなければよかったのに日記』
深沢七郎 中央公論社 ASIN:4122014662
「楢山節考」の作家の日記。面白そうなので買ってみた。この作者は善人だ。善人と馬鹿の区別がつかないくらいのすげぇ善人。されど決して馬鹿には非ず。これまでに読んだエッセイ(?)の中でも五指に入る。他のも全部読みたいが絶版みたいだ。チキショー。特に『流浪の手記』を読ませろっっ!
『にあんちゃん 十歳の少女の日記』
安本末子 西日本新聞社 ASIN:4816705759
二番目の兄ちゃんだから「にあんちゃん」。両親を亡くした少女が兄らと懸命に生きていく。
10才の少女の日記だが、この出版経緯が面白い。炭坑で働き疲れ病に倒れた長兄。一家離散の危機である。病床で長兄は末妹の日記を読む。貧しさにヒクツになることもなく、子どもらしい純粋な心を綴った日記に心を打たれた長兄は「これを自分だけが読むのは勿体ない」と出版社に送る。これが後の社長(だったと思う)である一編集者の目に留まり、本が出版されると時代の後押しもあって大ベストセラーに。そのお陰でこの兄弟は金銭的に救われて、長兄の療養資金も賄える。にあんちゃんと末妹はなんと大学の進学資金まで得るのである。
暮らしに困り末妹が遠くの家に預けられてしまった時、それを知ったにあんちゃんは「二度と妹に会えなくなるかも知れない」と直ちに中学の先生に金を借り、妹を連れ戻しに行った……と後書きにあるが、このようなにあんちゃんの男気も本書の読み応えの一つである。
『残虐記』
桐野夏生 新潮社 ASIN:4104667013
誘拐された10才の少女と誘拐犯のケンジの一年間。そして解放された少女のその後。
「みっちゃん」とは誰か? ヤタベさんの存在。そして宮坂検事。読み始めると止まらない一冊。タイトルは「残虐」だが、決して流血とかの安っぽい残虐ではないゾ。
『終末のフール』
伊坂 幸太郎 集英社 ASIN:4087748030
「8年後に小惑星が突入して地球は崩壊する!」と報道されてから早5年。略奪、暴動などはあらかた治まって、一時の平和が訪れている。そんな時代、仙台のとあるマンション群の中に住む人々の人間模様。短編シリーズ。後になるほど良い。
『卵の緒』
瀬尾 まいこ マガジンハウス ASIN:4838713886
第7回坊っちゃん文学大賞受賞作。
自分が拾われたと疑いを持ちつつも幸せな少年「卵の緒」と、父の愛人の子(異母弟)を引き取る娘の話「7’blood」の2編。読後感が優れて良い。トコロデ、内容と表紙の絵が全くそぐわないように思うのだガ、どうよ?
『光ってみえるもの、あれは』
川上弘美 中央公論新社 ASIN:4122047595
「ああ、やっぱり僕は早く大人になりたい」と思っている江戸翠、十六歳の少年の青春。親友の男の子が面白いキャラだ。
泣かないんだけど泣いたなぁ。なんつーか、そんな感じの読後感。
『眠れる美女』
川端康成 新潮社 ASIN:4101001200(13桁 9784101001203)
『眠れる美女』6人の正体なく眠らされた少女との一夜を提供する宿。そこを訪れる老人。
『片腕』少女に(体から取り外した)片腕を借りて、それと添い寝する男の話。腕がしゃべる。可愛くてコワイw。
この2編が特に好き。川端氏はロリなんだろうなぁ。。。
『海街diary 1』
吉田 秋生 小学館 ASIN:4091670253(13桁 9784091670250)
鎌倉に住む姉妹を中心に話は進む。続刊のようなので、今後にも期待。
「漫画を読むと馬鹿になる」とかのたまう輩には、この本を投げつけてやるべきだろう。
『夢幻紳士 迷宮篇』
高橋 葉介 早川書房 ASIN:4152088206(13桁 9784152088208)
『夢幻紳士 幻想篇』ASIN:4152086297(13桁 9784152086297)、『夢幻紳士 逢魔篇』ASIN:4152087161(13桁 9784152087164)、そしてこの『夢幻紳士 迷宮篇』を含めて三部作。どれか一冊だけでも話は通じる。が、3冊セットだと更にシアワセ。
『幻想篇』は夢幻魔実也が莫大な遺産を相続した故に命を狙われる「僕」を守るお話。
『逢魔篇』は料亭で飲み続ける夢幻魔実也と、そこに集う妖怪どもの一夜である。少女「手の目」がむっちゃカワイイ。
『迷宮篇』では夢幻魔実也が命を狙われる。仕組まれた殺意が三部作全てを繋げ、やがて謎と仕掛けが解き明かされる。三作全てに共通したラストシーン「僕の名は……」という台詞がたまんねーっっ。
ここまで惚れ込んだ漫画は久しぶりだ。最後の『迷宮篇』なんざ、凄すぎて読後に数日間呆けた。この作者、神憑ってるよ。そうでないとこうは描けまい。話も絵も素晴らしいが、何より夢幻魔実也に惚れる。
青年・夢幻魔実也は元々好きだが、この三部作は特に大人味。絵も墨絵風というか、ペンタッチでない部分がある。世界をそれで描き分けている。「私が死んだら棺桶に入れてくれい」と言っている本が数冊あるが、この3冊も仲間入りだ。
ああ、補足。流血苦手組には向かないかも。いや、ホントはそれでも読んで欲しいんだケド。
※書影はamazonさん、楽天ブックスさんなどよりガメております。ごめんなさい。
#Can you speak?
2007年6月27日(水)
ピンポーンと鳴ったので、出たら若くて美人な姉ちゃんが玄関先に立っていた。
「英語教材のお薦めに参りました」のだそうだ。
「いらねー」と即答するガ、お姉ちゃんは食い下がる。
「昨今の英語教育は……」に始まり、「英語は大事」、「ウチの教材、超サイコー」などなどを矢継ぎ早に申し立てる。いやはや、大したモノだ。こちらが口を挟む隙がない。
「……で、いかがでしょうか? この機会にゼヒお子様に」と仰るので、
「ウチ、子どもいませんよ」と返したら、
「ですけど、靴が干してありますよね?」と言う。「へ?」と思って見てみると、子供用の靴が確かに外に置いてある。だけど、そりゃあどう見てもお隣の領域だろうよ。ウチんじゃねーよ。社宅の玄関は両隣の間隔が狭いけどさ。
「お隣のでしょ」
「でも、お隣はお留守みたいだから」
意味ワカンネ! 隣りに子どもがいればウチにも子どもがいて然りですカ? 子どもを一人見かけたら、三十人はいると思えカ? それはゴ○○○への理屈だろう。
わけワカラン姉ちゃんだった。彼女の英語能力は超サイコー教材のお陰でもしかしたらもの凄いのかもしれないガ、少なくとも日本語会話はダメダメである。「Can you speak Japanese?」とでも訊いてやれば良かった。
#暑さでパーになってまス
2007年6月29日(金)
暑くて死にそう。PCの傍が更に暑い。熱風地獄。
PCもゆだっているガ、私もグラグラだ。どうも地面が歪んで感じる。油断するとよろける。危険。
悪いところを数えると、目眩だのアレルギーだの四重苦状態である。今日はとにかく安静にしてようと思って寝ていたが、寝ていてもやっぱり地面が揺れてる心地がするのであった。なんじゃこりゃ?
世界がゆらーんゆらーんとしていて、ならばハンモックに寝てるみたいで心地よいかと思いきや、そんなコタなく、どっちかというと乗り物酔いっぽくて気持が悪い。大いに揺れ損。世の理(ことわり)はちっとも私の思い通りに運ばない。早く治るといいなぁ。ふぅ。
追記:コメントを頂きました。その中の一つ。
>>ひどいめまいになると天地がどこかも分からなくなりますよね。
私も最近めまいがひどくて、壁が突然近寄ってきて頭に当たってきたりします。この突然の浮遊感、本当にどうしようもない。熱を伴ったり、端から見て分かる症状ではないからつらいですね。どうぞお大事に。
+++わー、ご免なさい。私程度で弱音を吐いて。私は天地が分からなくなるほどの目眩は未経験です。まだ戸口を通る時によろけて壁にブチ当る程度で済んでおります(要は狭い場所で当る)。そちら様もどうぞお大事に。