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2006年12月 の日記  ↓下ニ至ル

#<愛コン日記219> 真性だか天然だカ
2006年12月1日(金)

つい姫とダンナ王子の「愛コン日記」本日のお話
口内炎だというのに、愛用の塩入り歯磨き粉を使い続けて傷を悪化させたダンナ王子
なんで、わざわざ塩入りで磨くの? 私の歯磨き粉使えばいいでしょー!
(注:つい姫はアレルギーに悪いので塩入り歯磨き粉は使わない)
傷に染みた時点で、すぐさまヤバいって気づけよなー
だってさー、塩は殺菌作用があるじゃない。だから効くかと思って
「良薬は口に苦し」って言うからさ
……あのね、傷口を「水で綺麗に洗浄」とか、「アルコールで消毒」っては言うけども
「塩付けて揉め」は聞いたことないだろうがよっっ!
はうっ!
第一、「傷口に塩まぶす」って……そりゃあ、拷問の一種なんじゃねぇですカ?
はぅぅ〜〜〜
  • 結論。ダンナ王子はマゾだったらしい。

追記:コメントを頂きました。その中の一つ。
>>いや、ダンナ王子にとって一番痛かったのは、塩ではなく、姫のその一言でしょうw
+++甘い関係でなく、ピリリと塩味の効いた味わい深い夫婦を目指しておりますンですの。ふふっ。

#<愛コン日記220> いじわる
2006年12月2日(土)

つい姫とダンナ王子の「愛コン日記」本日のお話
ダンナ王子をいじめて遊んでいたラ
ヤメテよー、ヤメテよー
意識的に僕をいじめるのはよしてー
まぁ、無意識にならイイのね
チガウっっ
僕に意地悪しないでって言ってんの!
うーん、でもそう言われてもなぁ……
ほら、なにせ無意識なワケだしぃー
キーッ!
  • こういうのでホントに悔しがるから、ダンナ王子って大好きさ

追記:コメントを頂きました。その中の一つ。
>>しかし、女の人って意地悪よね。男はみんな真剣に生きているのよ(笑) 
+++まぁ、聞き捨てなりませんわ。男だってガキの頃は好きな女の子いじめるでしょうが。女は大人になってから好きな男をいたぶるものなのですよ。全ては愛の成せる技よんw(注:コメント前半部は私信にて、カットさせて頂きましタ)。

#カエル〜〜〜
2006年12月4日(月)

一目惚れして買っちまった陶器製のカエル様
Wカエル様
本来、塩&コショウ入れだそうだが、我が家にてはダンナちゃんと私のPC机に1個ずつ鎮座ましましていル。
調味料入れなんかに出来るかぁ! 後日、胴体にビー玉なりパチンコ玉なりを詰めて、文鎮として使う予定だ。ああ、なんという造形美。手の平に包み込むとクセになりそなフィット感。丸みを帯びた形態の悩ましさよ。。

うぉぉー、エエよー。カワエエよー。ああ、カエル様愛してる〜♪♪♪
お店には他にも、同じ原型師(?)の作らしき貯金箱だの灰皿だのがあったのだガ……うう、そっちも買ってしまうカモ知れにゃい。ダンナちゃん、明日も車出してー!

追記:コメントを頂きました。その中の一つ。
>>本当にカエル好きですねぇ〜(^^;
+++好きですねぇ〜w

#持ってると便利かもしれないよ
2006年12月6日(水)

紙copiなる情報収集&メモソフトがあって、私はコレを長く愛用しているのじゃが、何故だかこのソフトには文字の行間を設定できる機能がなく、唯一にして最大の欠点じゃった。
で、今回こーゆーのを入れてミた。
行間の広い読みやすいフォント」っつー奴だ。例えばWindowsアクセサリーに付属のメモ帳でも使える。行間設定できないけど、フォント設定なら出来るってソフトに使うと宜しい。気にならない人にはどうでも良いことだが、気になりだしたら止まらない人には、かなり有り難ーいフォントだと思う。導入法はリンクしたサイトさんに詳しく説明されているのデ、興味あったら行ってみそ。

ついでなので、もう一つ紹介。
IEのオフライン作業を切り替えるソフト・IEonoffline」Lovely Story
IEが今現在オンラインかオフラインかを視覚的に見れたり、ON/OFF切り替えしたり出来る。そんな単発ソフト4種の同梱パック。Windows95/98用だが私のXP・IE6.0では動いたよ。

今日はなんもネタがナイので、ご紹介で場を凌いでおきますよ。

追記:今回コメントはなかったが、ボタンは何人か押してくれてタ
+++「役に立った」って意味ならイイな。

#「幸福画廊」執筆中
2006年12月7日(木)

画廊の14話目を書いております。ってか、やっと書き始めました。やっと準備万端整いましタ。
のチャットで、「今年は画廊書いてないなー、年内にせめて一本……」とか、つい言っちまったんで、今更引っ込みがつかないモンで、必死こいて考えたのさ。ネタ出しに2、3週間掛かったわ。

えーっと、今度の話は「首なし城奇譚(仮)」っつー奴で、白野VS霊能者(笑)です。
首のない幽霊が夜な夜な歩き回るという曰く付きの古城へと画廊メンツが招かれます。霊能者もやって来て、みんなで城の謎に挑みます。さてさて、依頼を受けて白野が描く絵とは??? 

……ってな感じで、乞うご期待です。
つまり、ナニが言いたいかっつーと、書き上がるまでの間、日記の更新頻度が減りますゼ、ということです。
応援コメントくれたりすると、頑張ってさっさと書くかもよーっとかさ。この師走のクソ忙しい時期にナニしてんだかね、私ゃ。

追記:コメントを頂きました。その中の一つ。
>>おおおっ!
始まりましたね、幸福画廊♪
これを読むのが楽しみで楽しみで。
楽しみが一つ増えました。
白野くんは絵を描いて、ついさんは小説を書いてひとを幸せにしますね〜☆

+++アナタ様はコメントを書いて私を幸せにしてくださいましタ。……うぉぉ、泣けたぜ!

#「怪奇現象」再び!
2006年12月12日(火)

以前、Yahooにて「WEB小説」なるキーワードで検索すると、ウチの小説目次ページがなんと1位になってるぞっていう怪奇現象についての日記を書いたンですけども。皆さま既にお忘れでしょうね。ちなみにこの怪奇現象はやはりというか当然と言うか、すでに納まっておりますガ(笑)。

で。その時、私は「うーむ、古今稀に見る怪奇現象だなぁ。これもなんかの縁かもなぁ。そだ、折角のご縁だから、日記に書くだけじゃなくYahooカテゴリにも登録依頼出しちゃえ〜♪」と実に安直な考えで登録申請を致してみておったワケなのでス。

したら、ね。
通った!
通ってしまいましたよっっ!
証拠画像w
すげぇ、まさか「オンライン小説」カテゴリで申請通るとは思わなんだ。怪奇現象再び〜〜〜♪
立ち枯れ腐れかけの私メにも、まだ多少の運気は残っておるようでございます。
……年末ジャンボ宝くじってまだ買えるんかしらね? 買いに行ってみようかしらんw???

追記:コメントを頂きました。その中の一つ。
>>おめでとー♪ これで運気を使い果たしたかもよ(笑)
+++あ、ひでぇ。くっそー、宝くじ買ってやるぅー、当ててやるぅぅー(せめて3000円)w

#二重逆転「大奥」
2006年12月13日(水)

よしながふみの漫画に「大奥」ってのがある。これが大層面白い。現在2巻までが白泉社から出ている。
SF大河ロマンである。流行病によって男が激減した為、男女の地位が逆転した日本・江戸城では、将軍が女。そして大奥には美男三千人が居る……。

ここだけ聞けばギャグみたいだろうが、さにあらず。人と人との織りなす綾が、時に笑いを、涙を、憂いを誘い、もうなんとも味わい深い。amazonでも上位ランキングされてたようなので、私なぞが多くを語らずとも皆さまご存知でしょうねぇ。

で、だ。ここから本題!
この「大奥」を宝塚歌劇団で演じてみちゃあどうなのか?
これまでにも宝塚では「ベルバラ」など漫画原作で大ヒットした奴あるし、なんせ舞台は大奥だ。豪華絢爛な衣装上等。美男美女が勢揃い。華麗な舞台になることは間違いなかろう。話の内容的にも今のとこ悲恋調子ハッピーエンドであるからして、ここも宝塚に向いている。

何より、元々の話が『男女逆転』な大奥である。それを宝塚なんだから、『男装の麗人』が演じちまうワケですよ。逆転して更に逆転してンだよ。この二重逆転がなんとも面白そうじゃないかー。

ああ、観たいなぁ、宝塚な「よしなが大奥」。いやいや、決して有り得ない話でもなかろうよ、ふっ。。。
なーんて思っているのは、果たして私だけでしょうか?

追記:コメントを頂きました。その中の一つ。
>>着物では踊れないんじゃ???
+++あり? 着物着た宝塚の演目ってなかったっけか?

#CM日記「首なし城奇譚」編
2006年12月19日(火)

小説「幸福画廊」の新作宣伝日記です。

---
小鳥 「終わる、終わらない、終わる、終わらない……」
白野 「小鳥ちゃん、何やってるの?」
小鳥 「あ、白野様。『幸福画廊』の14話が本当に書き上がるかどうか、花びら占いをしてるんです」

朱里 「小鳥さん、その花びらは6枚ですから、『終わる』から始めては、作者がだーだー泣きますよ」
小鳥 「へ? どうして?」
ダグ 「小鳥、『奇数と偶数』って概念、小学校で習わなかったか?」
小鳥 「算数キライ。 終わる、終わらな……。えぇー、終わらないのぉ〜〜〜っっ!?」

白野 「大丈夫だよ、小鳥ちゃん。こうやっちゃえばイイから」
----- 白野、花弁のなくなった花のガクをむんずと掴んで引きちぎる。
白野 「ほらね、終わった」

ダグ 「……坊や、何気に力業じゃねぇか」
白野 「イイんじゃないかな? 今回、『首なし……』ってタイトルなんだし」
小鳥 「『首なし』? それってコワイんですか? わたし、そんなのに出るのヤですー」

ダグ 「大丈夫だろ? 作者が、『なんでこのタイトルで怖い話にならねぇんだー!?』ってブチ切れてたから」
小鳥 「それって信じてイイの?」
ダグ 「それよりも、俺としては小鳥の花占いの方がよっぽど心配だぜ。ホントに書き上がるんだろうなぁ?」
朱里 「大丈夫。信じる者は救われますよ」

今回、そういうお話です。


■更新情報
『幸福画廊』 第14話「首なし城奇譚」UP

追記:コメントを頂きました。その中の一つ。
>>画廊キタ━━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━━!!!!!
(゚д゚)ウマー!!!!!!次の更新マダ〜〜〜〜〜〜????

+++そんなエサに俺は釣られないクマー!!! でエエかいw?

#岸田今日子さんの訃報・他
2006年12月21日(木)

数日分の日記をまとめて。

12/16
日記コメント用CGIにスパムが舞い込むようになる。私以外は閲覧不可なので、バーカめーだが、実害は小規模でもうざったいことに変わりなし。多分、その手のロボットにたまたま探し当てられてしもーたんだろうと思うガ、そーゆー当たりくじはいらん!
大体、「Hello, nice site look this:」っつー毛唐文が気に喰わん。私の英語力のなさをバカにしてんの? ムキーっっ!!! 一瞬、ナイスサイトってので喜んでしまった私のこのピュアな魂をどーしてくれる?
怒りと悪態と種々雑多な呪いを込めてアク禁にする。

12/20
岸田今日子さんの訃報に衝撃を受ける。
自分の母親が逝っちまった気分だ。岸田さんはNHKでやってた「太郎物語(原作・曽野綾子)」でお母さん役だった。その印象の強さ故だが、それだけじゃなく、ホントに私の母とイメージが被るのだ。痩せてるトコとか、髪の毛少ないトコとか、顔が長いトコとか、どっか超然と妖怪変化っぽい立ち居振る舞いであるとか。。。
本当に惜しい人を亡くした。心からご冥福を祈ります。我が母ちゃんはどうぞ長生きしてください。だって妖怪なんだから。

12/21
19日付けでUPした「幸福画廊」第14話への感想が、そろそろちらほらと舞い込み始める。
どうもありがとうございます。生きてて良かったと思う瞬間です。
しかし、今回のCM日記には反応ナイなぁ。確かにアレ単独だと笑いってのはナイんだが、今回ほど如実に作品を表しているCM日記はなかなか珍しいと思うんだけど。……いや、私の自己満足を人様に押しつけてもしょーがねぇが。

> これまでの話も平均3回ぐらい読んでますョ。更新が待ちきれなかったものですから☆
> えっと、何を書いてよいのやら分からないのですが…とにかく、元気が出ました!
> よくこんなお話を思いつけますよね。読み終わって、満足の吐息が出ました。
> 朱里さんと白野様のツーカーぶりが萌えです。胸キューンでした!
頂いた感想から、一部を抜粋させて頂きました。身に余る光栄。こちらこそ胸キューンで元気モリモリっすよー。
ホントに有り難うございます。ああ、誰かもっともっと私を喜ばして〜。メールが来る度にハゲシク一踊りするのデ、きっとダイエットにも良いと思ウのw

追記:コメントを頂きました。その中の一つ。
>>Hello.I love this site!大好きです。
+++ぐっはぁー。こういう心憎いコメント下さる方、大好きです。Fall in Love.だぁ。

#浮かぶ一節
2006年12月23日(土)

なんでだか、脳みそがくたびれると勝手に頭の中に湧いて出る一節がある。
「指貫(さしぬき)なむめりと見ゆる○○のそばわきはさみて、いきもやらでねり歩く人有りけり」
というものだ。○○部分は忘れてしまった。もしやして、他も定かではないかもしれぬ。

おそらく、高校時分にやった古文の教科書にでも載っていた一節であろうとは思う。でも、出典がなんなのか、どうしてこの一節だけがシツコク頭にこびり付いているのかが、我が脳みそながら皆目ワカラン。
ワカランのに浮かんでくる。浮かんできてはぐるぐる回る。ちょうど耳についたCMソングがエンドレスで頭の中に鳴り渡るように、この一節も私の脳内でダーッとばかりに走るのである。タイヘン迷惑している。

これが、まだ『平家物語』だと言うなら通じるのである。何故かというと、当時の古文のセンセイが「冒頭を丸暗記して来い」とぬかしなさったからである。お陰さんで、
「祇園精舍の鐘の声、諸行無常の響あり。娑羅双樹の花の色、盛者必衰のことはりをあらはす。おごれる人も久しからず。唯春の夜の夢のごとし。たけき者も遂にはほろびぬ、偏に風の前の塵に同じ。遠く異朝をとぶらへば……」
までは、未だに大概覚えている。この後も長々と課題だった筈なのだが、そこは流石に馬鹿馬鹿しくなって暗記を放棄してしまったので、定かでない。やってられますかってんだ。それこそセンセイの所業が無情ってもんである。せいぜい「春の夜の夢のごとし」まででエエんだよ。貴重な記憶領域を亡者どもの呪文なんぞで塞いでくれるな。人は誰しもが古文のみに生きるに非ずでござんすがな、センセー、バカヤロー。

話が逸れてしまったが、さても、「指貫〜」の一節だ。はてさて何の文なのだろう!?
ネット検索しても分からない。よほどツマラヌ出自なのカ? てめぇ何処の馬の骨やー?

このような、今はクソの役にも立たぬ呪文は覚えているのに、私ときたら、二ヶ月前に越してきた新住所をまだ覚えていないのである。というか、どうしても覚えられない。記憶領域が足りないのだ。上書き保存してくれー!
現住所が「指貫市 なむめり町」だったら良かったのに、と思う。行き着かずにねり歩くことになってしまいそうだけどもな。嗚呼、かくも諸行無常の世であることよ。
あ。どなたか、「指貫〜」の出所分かる人、いたら教えてくだしぃ。

#国っっ!
2006年12月24日(日)

先日、毛唐文スパムが届いたことを書いたガ。
なんとなく気になったので、我が家にいらっしゃる方々の国籍っつーのをちょいと見てみた。
別館・素材屋の方と合わせ技な集計なんで、外国籍客はほぼあっちだろうと思うけどね。これが、意外と多くの国からアクセスあってるんだよぉ。

お国別順・先月お越しくださった皆さま
1 Unresolved/Unknown
2 Japan
3 Network
4 US Commercial
5 Hong Kong
6 Taiwan
7 Canada
8 China
9 Tuvalu
10 Portugal
11 Germany
12 Norway
13 New Zealand (Aotearoa)
14 Old style Arpanet (arpa)
15 Singapore
16 United Arab Emirates
17 Thailand
18 US Educational
19 Australia
20 Pakistan
21 Non-Profit Organization
22 Netherlands
23 Brazil
24 Czech Republic
25 France
26 Russian Federation
27 US Military
28 Ireland

16位・アラブ首長国連邦と、20位・パキスタン、あと9位のツバルなんてのが気になります。
お前らホントにホントウかぁー? 信じちゃってイイのぉぉ? 偽装工作してません?
っつーか、27位の米軍ってナニ〜〜〜っっ???
流石にコレは偽装出来ないと思うのだガ。ってか、出来たらとってもマズイんじゃない? 

もしかして、米軍基地で私の作ったカーソルが使われてたりするんだろうカ?
これ? これ? もしかして、これ〜? ああ、妄想が膨らみまス。

追記:コメントを頂きました。その中の一つ。
>>アーミーwwwwwwwww
+++ツバルって、余所にそういうの貸してるんだっけ?

#なんと、「幸福画廊」更新ですぜ!
2006年12月25日(月)

どういうワケか、今年も終りという今になって、「幸福画廊」シリーズのUPが続いております。
一体どうした事態でしょう。作者自身にも謎なんですガ、まぁ、書ける時に書いときましょう。ネタは出た時が旬!
っつーかですね。マジで旬です。クリスマスのお話です。今日付けでUPしたくて、今回はCM日記はあきらめましタ。わっはっは。

22枚と短く、かるーいノリの話ですので、もしお時間がございましたら、読んでいただけると幸いです。

■更新情報
『幸福画廊』 第15話「賢者の贈り物」UP

追記:コメントを頂きました。その中の一つ。
>>偉いッ凄いッありがとうございますッ。
大好きですッ抱きしめちゃいます♪

+++わーい、「偉い」って誉められちゃったー♪ 「抱きしめて」貰っちゃったー♪ 抱きしめ返しちゃいまーす。
バキバキバキ……。
あ、嬉しさの余りつい力が……。

#Wiiでネット
2006年12月27日(水)

ダンナちゃんがニンテンドーのWiiを買い、遊んでいる。
品薄のところ、ぱぱっと探し出してきた根性も見上げたもんだガ(しかも、風邪が完治してなくて具合悪いって言ってるクセに)、なによりも。まだゲームをやろうと思う気力が起こるというのがスゴイ。ダンナちゃんは若いのぉ。
私はそんな気力は微塵とて残っていないババなので、コントローラーに触ってすらいないガ、なんやWiiではネットが出来るんだそうで、現在それがお試し無料期間中だそうで、折角なので、このゴゴスイにアクセスしてみて貰った。

……うーむ。
居間のTV画面で自分のHPを見る摩訶不思議。なんだかとっても異次元風味w。
画質は良かったが、ズームが二段階切り替えのみというのはちとツライ。あと、Wiiでネットやるのなら、やっぱ専用キーボードが必須だろうなーと思った。
思った、が。買うなよ、ダンナ! いや、まだそんなの出てないけど。 ←釘刺し

最近は、ソフトより新ハードの開発競争の方が激化して見えるのデ、奥様は家計を憂えている。

#南無阿弥陀仏
2006年12月28日(木)

正月に帰省する旨を伝える電話を母に掛ける。
「そいで、最近はなにやっとった?」
と訊いてくるのに、
「大掃除もそこそこに、たわいもない話を二つばかり書きおりまし候」
と答えたら、
「あんたはシアワセやね」
と言われた。

人様から「幸せそう」と思われるなど、なんと有り難いことだろう。
ましてや、それが実の親ならば、それは孝行と申すもの。
電話を切り、ふと手を合わせて「南無阿弥陀仏」を唱える。今年も万事暮れゆきます。

追記:コメントを頂きました。その中の一つ。
>>親に人生を肯定してもらえ、なおかつそれを口にだして伝えてもらえるというのはとても幸せなことだと思います。そして、子供が幸せな人生を送っていると実感できる親御さんも幸せだと思いますよ。
+++どうも有り難うございます。何某か事が起こると、「サイテーだが、まだ最悪ではない」と思うことにしています。それらは月日と共に流れていきます。そういうとこにホトケなるものは居るんかも……などと血迷ったりせずに生きていきたい、無神論者の私ですw。

#MY BEST BOOKS 2006
2006年12月29日(金)

今年はようも本を読んだ。折角なので、BEST10を書き出してみる。
選んだ10冊はそれぞれジャンルも味わいも違うし、ここまで絞り込むだけで往生で、これ以上の順位は付け難い。なので、読了順に書き出しておく。ちなみに、解説文は日々付けている我が「読了日記」からの抜粋である。

MY BEST BOOKS 2006

『センセイの鞄』
川上弘美 文春文庫 ASIN:4167631032

センセイとツキコさんのあわあわとした日々。この本に一生ものの恋をしました。谷崎潤一郎賞受賞作。
映画にもなっている。即座に観た。 役者は小泉今日子と柄本明。私なら田村高廣を推す。もう亡くなってるケドも。映画感想、原作に勝るものナシ。


『私的生活』
田辺聖子 講談社文庫 ASIN:4061316974

簡単に言うと、玉の輿に乗った女のその後。川上弘美さんのエッセイで紹介されていて、すっごく面白そうだったので古本屋を探しまくる。期待を裏切らぬ良作。
三部作で、『言い寄る』、『私的生活』、『苺をつぶしながら―新・私的生活』となる。


『武蔵丸』
車谷長吉 新潮文庫 ASIN:4101385149

短編集。表題作「武蔵丸」は長吉はんが飼うカブトムシの名前。川端康成賞受賞作。
『塩壷の匙』とどちらをBESTにしようか悩んだけど、長吉はんとしては視点の優しさが光っていたと思うのでこちらに。彼の代表作と言うならば、『塩壷〜』と『赤目四十八瀧心中未遂』だろうな。『赤目〜』は映画化されているが、まだ観てにゃい。


『アンダーカレント アフタヌーン』
豊田徹也 講談社 ASIN:4063720926

亭主に突然失踪された銭湯の女主人が主人公。銭湯を手伝う男、ご近所さん、興信所の男など人情味豊かな登場人物が多い。大人のための漫画。


『ハサミ男』
殊能将之 講談社文庫 ASIN:4062735229

ミステリー。受ける人と受けない人が居るみたい。ダンナには大いに受けなかった。えぇー。
映画にもなっている。役者は豊川悦司・麻生久美子・阿部寛。この作品をどうやって影像にすんだ? と思ったが、なーるほど、そう来たか。原作の捕らえ方の方が好みだが、映画の方が分かりやすい……のだろうか?


『オーデュボンの祈り』
伊坂幸太郎 新潮文庫 ASIN:4101250219

『重力ピエロ』が良かったので、その中でカカシがちょこっと出ているので、この本だなぁと買ってミた。後書きによるとカカシは『ラッシュライフ』にも出てるらしい。そっちは覚えていないケド。
未来の見えるカカシ・優午(ユーゴ)、裁く人・桜。それらが普通にそこに住む島で起こる事件。優午萌え。新潮ミステリー倶楽部賞受賞。


『戻り川心中』
連城三紀彦 光文社文庫 ASIN:4334740006

短編集。日本推理作家協会賞受賞。色んな所で評判が良いので買ってみた。 なるほど。推理小説としては異色というか、詩情があり人の心の描写が細やかで美しい。人が人を殺めねばならぬ理由(動機)がもの悲しくも妖しい。推理小説としてより文学作品として読みたい一冊。半分は美容院でパーマかけて貰いつつ読んだ(笑)。


『沖で待つ』
絲山秋子 文藝春秋 ASIN:4163248501

芥川賞受賞作。会社の同期、太っちゃんとの友情。「勤労感謝の日」は三十路女の見合いの話。
この作者はとても車がお好きらしい。九州もお好きなんだろう。九州人として嬉しい限り。『逃亡くそたわけ』を読んで、その描写からこの作者はモノホンだな……と思ったガ、作者HPを発見して経歴を見たら、マジにモノホンでいらっされた。更に著者が好きになった。


『とりぱん2』
とりのなん子 講談社 ASIN:4063376060

北国で暮らすなん子さんの家に訪れる鳥や虫たち。
この人のエッセイ漫画はいい。2巻になって更に世界が広がってきた。カマさんとてもよろしいです。あと、毎回の終り方がね、これまたすっごくエエんだわ。


『竹光侍 1 (1)』
松本大洋 , 永福一成(作) 小学館 ASIN:4091810349

絵柄に惹かれて購入。amazon書評に寄ると、なんでも竹ペンで描いてるトカ。そっか、この味は竹ペンかぁー。その上、話もこりゃエエわい。風情があり、酸いも甘いも噛み分けた大人の為の漫画草紙。
粋だねぇー。あたしゃ、宗一郎殿に惚れちまいましたよ。何度でも読み返している。


今年は夏に特に本を読んでいて、8月は56冊(半分くらい漫画)だった。金の計算してみたラ、なんと35000円弱だって。ダンナの買った分を引いても30000円は下らない。うーむ、古本屋で買った本もあるのになぁ。普段はせいぜいこの半分くらいなんだガ。いやさ、そうだと信じたいっっ。
※書影はamazonさんよりガメております。ごめんちゃい。

追記:コメントを頂きました。その中の一つ。
>>どれも読んだことがないです
+++そうそう本の趣味って被らないよね。

#また来年会いましょう
2006年12月30日(土)

正月は珍しくダンナちゃんが休みを取ることが出来たので、実家に帰省してきやす。
大晦日と元旦を実家で過ごすというのは、結婚して初めてじゃないかなぁ? うーん、ホントに珍しい。
一週間ほど留守にする予定なので、更新もその頃から再開です。皆さま、どうぞよいお年を。

---
年末ってことで更新加減を調べてみたとこ、今年は154の日記を書いた模様です。去年が209日分だったので、減ったわね。リアル引っ越し前の9月がすっげー少ない。それでも一応、数的には3日と空けずになんやら書いておりますようで。来年も最低限、このペースを保っていけるとエエですね。

小説はCOLORに2本、画廊が2本と、今年も奮いませんでしタ。
鬼が笑うカモですが、来年こそはどこぞで見かけたとある言葉を胸に秘め、頑張っていきたいものであります。
今年見た中で、一番心打たれた言葉なんスよ。それはね、
「出ない名作より出た駄作!」
ああ、胸に染みいります……。そうだよね。書かなきゃ読んでも貰えない。「書かぬ惰弱より書いた駄作」ですわなぁ。
その駄作ですら滅多に出ないんじゃんってスルドイ指摘はナシの方向で。そんなコト言う奴、アンタが鬼やぁー。
それでは来年お会いしましょう。

追記:コメントを頂きました。その中の一つ。
>>今年も1年楽しませてもらいました。ありがとうございました。良いお年をお迎えください。
+++今年最後に、締めくくりのコメントをどうも有り難うございました。来年度もどうぞご贔屓にお願いします m(_ _)m


2006年12月 の日記




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