#スパムに笑う
2005年7月1日(金)
相変わらず、スパムちゃんがボロボロ届く。ムカつくことこの上ないガ、稀に面白い奴がある。
件名「認定書」
>貴方様は当クラブにおいて優良者であると認証されました。
>また、当会員女性より指名がありましたのでご確認下さい。
入会した覚えもない謎のクラブにて、勝手に「優良者」にされちっタ。
でも、「優良」なのは嬉しいよ。入学した覚えのある大学の単位なら、もっと良かったケドね。今更だけど。
件名「落札通知」
>この度、あなた様を女性会員にセリをさせて頂きました。
>その結果、聡美さんが142万円であなた様を落札致しましたが、
>あなた様の意思確認がとれていません。明日中にお返事が頂けなければ
>無効となりますので最終通知致します。
「認定書」の3日後くらいに来た。なんと、「優良者」のワタクシが「落札」されちまったそうデスよ。
その142万という具体的なんだか、そうでないんだか、何ともビミョーな数字は何でしょう? そのお値段は安いんですカ? 高いんですカ? 適正価格なんですカ? とても、とても、気になります。
気になると言えば、一行目。
>この度、あなた様を女性会員にセリをさせて頂きました。
日本語がオカシイ。意味不明とは言わないガ、確実にオカシイ。この程度の国語能力の奴に、「優良」認定されても嬉しくナイ。この文面考えた奴が142万以上だったら、ブチ切れる (-.-")凸"
ちなみに。
「明日中にお返事が頂けなければ最終通知致します」の言葉通り、翌日、ちゃんと「最終通知」が届いてた。律儀なスパム屋である。・・ちっとも嬉しくはなかったガ。
追記:コメントを頂きました。その中の一つ。
>>律儀なスパム屋っていやですね
+++同じ律儀なら、142万円、先払いで送って欲しい(笑)
#小鳥の萌え××
2005年7月3日(日)
MY ROOMの深那さんから、イラストを頂戴致しました。
只今執筆中という、深那さんの代表作『らぶ・ぱにっく』とウチの『幸福画廊』とのコラボ小説。その公開に先駆けて頂いてしまったイラストです。
おおぉぉお〜?
小鳥が↑ ↑ ↑こ〜んな格好しているぞ〜〜〜っっ!(笑)
スカート丈が短いぞ〜〜〜。その決めポーズはなんなんだ〜〜〜!!!
深那さん曰く、『この格好の意味を知りたければ、近日(?)公開予定のコラボ小説を読め!』とのコト。
要チェックですぞ、皆の衆。
深那さん、ステキなイラストをどうもありがとうございました。
小説の到着も待ってます。
しかし、こんな萌え系イラストがTOPにあると、なんや突然、ウチのジャンルが変わったよーな気が致しまス。メイド萌えに転向でしょーカ(笑)? やっぱり、イラストの威力はデカいなぁ〜。絵が描ける人、羨ましい。
追記:コメントを頂きました。その中の一つ。
>>いいっすね〜♪イラスト描けるひと羨ましい☆萌えww
+++絵が描ける人と、字がキレイな人は憧れですねー
#<愛コン日記175> ヤな追い立て
2005年7月4日(月)
本日のお話 ダンナ王子の膝枕でくつろいでまス | |
ムフフフ・・シヤワセだなぁ〜 | |
・・ム! | |
どいて、どいて、どいて、どいて | |
屁〜が出〜るぞ〜〜〜っっ!!! | |
え、え? えぇぇ〜??? | |
突然、膝の上から追い立てられてしまいましタ | |
・・コレって、もしや | |
『屁もて追われる』という状況!? | |
|
#体育の思い出
2005年7月7日(木)
体育の授業で一番好きなのは「跳び箱」だった。
別に、得意だったとかいうことはなく、演技(?)時間が短いことが気に入っていた。助走をつけて箱を飛び越す。そのほんの数秒の使役タイムのあとは、長い順番待ちである。座ったりダベったりしてグータラしててイイ。体育であれだけ楽が出来る授業は他には無かったと思う。
似たような理由で、体育大会で選択する種目は、毎度50メートル走。これも数秒の我慢である。
一番辛いのは、球技だった。ありゃ、競技時間がベラボーに長い。チームプレイなので、責任も生じる。
運動神経に大いに自信のない私は、バスケの時には、あらぬ方向にボールを避けて逃げ回っていた。常にボールを持ってる味方の死角に入るよう心掛けるのが通のやり口である。考えてみると、チームプレイも責任の所在もあったもんじゃなかったなぁ。スマン、あの時の私のチームメイト達。
最悪なのは、バレーボール。アレは逃げられない。ってか、自分の守備範囲がある程度決まっている。ついでにサーブの順番も巡ってくる。私にとって、バレーボールは地獄の代名詞だったように思う。
そういや、球技大会ってのもあったよなぁ。アレ、大っ嫌いでしたよ。球技なんだから、バレーとかバスケだけでなく、玉入れ、大玉転がしも競技種目に加えてくれ、とマジで思っておりました。高校生がヤる大玉転がし。なかなか圧巻でエエじゃねぇか、と思うんですがね。
そういや、これまでの人生でヤったことナイな。大玉転がし。ちょっとやってみたいかもしれません。
---
あれ、今日は七夕ですね。日付を打ち込んでて気が付きましタ。
・・いや、別に、なーんの感慨もねぇけどな。
追記:コメント沢山頂きました。体育が苦手な人は多いのか? 長文コメントが多い中、光っていた一つをご紹介。
>>球技は敵だ!
+++このひと言に、万感の想いが込められていると見ましタ。「敵」認定か。そうか。それほど・・ (ノへ ̄、)
#英語の思い出
2005年7月8日(金)
昨日に引き続いて、しばらく「思い出」シリーズといこう。
あれは忘れもしない、全国模試。英語の長文読解の問題だった。
英語の苦手な私は、問題文の中で知っている単語を探していた。それをとっかかりとして全体の英文の意味を推理する為だ。英語力に著しく欠ける私が、毎度用いる手口である。
問題文中、何度も出てくる単語があった。授業で習ったことはなかったガ、知っている単語だった。ある意味、ものすごーくよく知ってる単語だっタ。
それは、「Sex」。
おいおい、「Six」の間違いじゃナイぞ。「Sex」だ。何度見直しても「Sex」なんだ。
どういうコトよ? この問題文、Hな単語が踊ってる〜〜〜っっ。
アワ喰った。他にも「男」を示す単語や「女」を表わす単語が出ているようだ。・・こ、これはナニか助平なコトが書いてあるんですカ? 学校の試験でこんなんヤっちゃってエエの? これは保健体育の授業なの? そういう意図でもって訳すべき?
もう、怖ろしくパニクった。答案用紙がピンクに見えタ。頭の中であんなコトやそげな妄想が次々と浮かんでは消えていく。
私は考えた。必死こいて考えた。
オカシイ。モノは全国模試である。「Sex」という文字が私の想像する通りの意味だとしたら、ヤバすぎる。教育委員会が黙っちゃいない。この問題を考えた教師だか教授だかはきっと左遷だ、間違いない。
・・というコトは。「Sex」には何か別の意味がある?
結局、よくよく文を読み砕いてみれば、「Sex」=「性別」と取れた。恥ずかしながら、当時の私は「Sex」をカタカナ読みしたまんまの意味でしか知らなかったので、パニック起こしてしまったのである。ああ、全国模試で「Sex」が出るのはオカシイと疑って良かった。すげぇ恥を掻くトコだった。
さて。コレには後日談がある。
疑うことを知らない、無垢なる生徒たちの多くが「Sex」をまんまの直球で訳したらしい。解答用紙は、かなり面白いコトになっていたそうだ。添削した答案を返す時、英語教諭がやたらとニヤニヤしまくっていた。
曰く、「お前ら、バカだなぁ。学校で出す問題でスケベが出るワケないだろう〜(ニ〜ヤニヤ)」
全く以て正論ではあるガ、高校生のガキんちょなんざ、そのテのコトしか頭にねぇ時期なんだよ。そういうお年頃なんだよ。それを知ってて出題したなら、これはかなりにエゲツない引っかけ問題だと思うのだガ。
私は辛くも難を逃れたが、とても恥ずかしい解答文をしたためた無垢なる同級生諸君には、同情をば禁じ得ない。ああ、みんな元気かなぁ?
追記:コメントを頂きました。その中の一つ。
>> !そうでした。私も昔何かの書類で”SEX”という項目があって泡吹いた事が。(笑)
+++「Sex」=「性別」と知っている今でも、なんとなーくドキリとします。そういう単語だーよねー。
#分数の足し算は難し〜い
2005年7月10日(日)
教科シリーズとして、本日はちょいとした「算数小話」を致しましょう。
「2分の1+3分の1」を計算します。「6」で通分して、「6分の5」が正解です。小学校で習いましたね。
1 1 3 2 5
--- + --- = --- + --- = ---
2 3 6 6 6
でも、この計算を下のように、分母同士、分子同士で足し合わせて、「5分の2」としちゃう子も多いらしい。
1 1 1 + 1 2
--- + --- = ------ = ---
2 3 2 + 3 5
明らかに間違いなのですガ、間違った子どもがこう反論した。
「2人兄弟で男の子が1人の家と、3人兄弟で男の子が1人いる家がある。
これを足し合わせると、5人の中で男の子が2人。だから、5分の2が正解だ!」
この後、5分の2(間違い)派と6分の5(正解)派の論争に発展したそうですが、6分の5派には悲しいかな、「学校でそう教わった」という根拠しかないので、5分の2派に負けてしまったそうデスよ(笑)。
スゴイ反論だと思いませんか? 例え間違いだとしても、反論した子は天才だ〜と思います。
私はこれに打ち勝つ論法を、到底編み出せそうにナイんですガ、さて、皆様は如何でしょう?
(分数式がずれて表示されていたら、ゴメンなさい)
追記:コメントを頂きました。その中の一つ。
>>五分の二派も六分の五派も馬鹿ですよね〜。
二人と三人という別のものをを同じ"1"でくくるのは分数の考え方としておかしいですよね。
分かっていないのも、それに反論できないのも馬鹿だと思います。
それ以前に分数の概念についてちゃんと教えない教師がいけないのでしょうか?
+++「分数の概念」をきちんと理解している人は、実は少ないのではないでしょうか。とにかく「教科書の通りに」解けば正解になる。そういう形式上の理解のまま、分かった気になっている子は多いのでは? 正解派の子どもが間違い派の子どもに論じ負けた。この事実がそれを証明しているように思えます。
分数の概念って、結構難しいと思いますよ。「同じ"1"でくくるのは分数の考え方としておかしい」というのは当たり前です。では、何故同じ"1"でくくってはイケナイのか? それを5分の2派の子どもに納得させるだけの例を私には作ることが出来ないのです。
ちなみに、私は5分の2派の子どもをバカだとは思いません。何故ならこの子は「天下の」教科書様々に恐れ多くも疑問を持ち、堂々と周囲に意見しています。例え間違っていようと、自分自身で考えて、きちんと自論を展開している。こういう子どもは貴重です。
但し、このテの子どもは一般に教師からは嫌われるように思います。授業の進行を遅らせたり、周囲を混乱させたりしますから。「教科書を鵜呑みにする=教師に従順=大人受けが良い」ということで、6分の5派の子どもは、処世術に長けた子、ということになりますかねぇ〜?
・・ちょっち三段論法気味っすね。私は6分の5派なもんで、自己弁護。すんませーん (^^;
#数学の思い出
2005年7月11日(月)
「思い出シリーズ」第3回目。本日は私でなく、母の思い出話である。
私の母は、異常なホドに数学がキライだったらしい。「この世に数学なかりせば、私の心はのどけからまし」っていうくらい、大キライだったそうだ。当然成績も悪かった。逆に国語は尋常でなく出来たンだそうで、国語の教師からは「秀才」、数学教師からは「箸にも棒にもかからないバカ」と思われていたんだらしい。なかなかソーゼツな過去である。我が母上に相応しい。
さて、母の高校時代。数学の時間。母は教師に指名された。
曰く、「黒板に書かれた数式は、どんなグラフに表わせるか?」
母は、うんざりしていたらしい。出来ない、と分かっているのに毎度毎度ヒツコク母を指名する教師のその性格に。で、「分かりません」と答えたら、「グラフが右に伸びるか、左に伸びるかも分からんのか? どっちか答えるまで座らせんぞ! 今日の授業は終わらんぞ!」と恫喝された。
愚考するに。こういう場合、教師が幾ら脅そうがスカそうが、生徒は分からないのである。ってか、強制されればされるほど、やる気が失せてしまうのが人情というものではなかろうか? ちなみに、私がこーゆー場面に遭遇したら、プチッとイっちまうと思う。意地でも分かってたまるものカ、と思ってしまう性格である。こんな私でゴメンなすって。
で。流石は遺伝子が繋がっている我が母君である。この日の彼女もブッツリ意地になったらしい。
「右か、左か、さあさあさあ!?」 そう、たたみ掛けてくる教師に向かって、ボツリとひと言、
「……横」 と、答えた。
今の時代ならともかくも、母の高校時代である。その高校で女生徒はとても少なく、一クラスに2、3人しか居ないような、そんな時代だったそうな。そんな中で女の子が「横」と答えるのは、大した肝っ玉ではなかろうか? 母が「横」発言をカマしたその時、隣りの席に座っていた男子生徒は、思わず「うわぁー」と漏らしたそうな。母の肝っ玉のホドをご理解頂けるだろうか?
教師は真っ赤になって怒ったらしい。先生の職務を思えばマコトにお気の毒であるガ、この場合、母の勝ちだと思う。先生に怒られて奮起する生徒、逆に意固地になる生徒、ヘタすっと意気消沈して浮上できない生徒だっているのである。教師は自分のやり方をゴリ押しするのではなく、生徒の個性に合わせたケアをするべきだろう。っつーか、そうあって欲しいと切に願う。この母の武勇伝(?)を聞くたび、そう思う。
さてさて。こんな母の娘であるのも関わらず、私は数学の成績は悪い方ではなかった。モチロン、秀才と呼ばれることはなかったが、バカと誹られることもなかった。
「……アンタ、ホントウにお母さんの子? 橋の下から拾われて来たんじゃないのぉ?」
添削された数学の答案用紙を見せるたび、母から言われ続けた台詞である。思い返せば……結構、ヒドイ。
教師だけでなく、親も子どもの個性に合った対応をするべきだよな、と、今これを書いていてそう思った!
追記:コメントを頂きました。その中の一つ。
>>数学を教える身として深く反省します…。
+++数学の先生がウチを見てらしたンですかー? こりゃ、ヘタなコト書けんな、ドキドキ…と思った小心者の私 (^^;
#日本史の思い出
2005年7月14日(木)
全く勉強の「べ」の字もせずに、学期末試験を受けちっタ。そんな思い出がタダの一回だけあります。高校二年の日本史の試験でありましタ。
当時の私にとって、「現国」と「日本史」は「勝手にゆとり認定」の時間でした。教科書読めば分かるようなコトしか先生がしゃべってくれないので、あなどりまくっていたンですよね。授業聞かずに、ノートには自作小説とか、パラパラ漫画とか、そんなんばっかし書き付けて遊んでて。かなーり腐った生徒でしタ。
で、試験期間に入って。
さっさと勉強すりゃあイイのに、ここでも私はあなどったんです。「どうせ日本史なんざ、オール暗記なんだから、試験の前日、一夜漬けすりゃあエエのんさ。ケケケケケ…」
挙げ句の試験前日、寝ちまったンですよ。私って奴ぁ。日本史の教科書の上に突っ伏したまま。起きたら、もう学校に行く時間でやんした。あの朝ほど、我が身を呪ったことはございません。
一切合切、勉強せずに試験を受けタ。我が人生最初で最後の何ともオソロシイ悪夢でしたね。試験前日に居眠りこいたのも、アレ一回こっきりです。やって出来ないのなら仕方ないですガ、やらずに出来ないのは当然すぎるというか、アホですよ。よくも図々しく試験を受けたモンだとも思いますガ、自分のしでかした責任は取らなきゃなぁ〜と思ったワケです。ワケのワカラン潔さです。そういや、中高時代の私ってのは、妙なヒロイズムに支配されてたなぁ〜と懐かしく思いだしてしまうワケです。
後日。その答案が返ってきましタ。赤点なのは分かり切っていましたし、追試だろうとも思ってました。前述した通り、当時の私は潔かったですからね。先生に罵倒される覚悟はしっかり出来ておったんです。
先生は答案を返しつつ、私の顔をじっと見つめなさいました。そして、当時三階にあった教室の窓を指さすと、たったひと言、
「とべ」
っと仰ったんであります。
罵倒もぜず、何で勉強しなかった? とかも聞かず、たったひと言の「とべ」。
先生の情けない心情がにじみ出たお言葉であります。金言であると思います。このひと言のユーモア故に、私は先生のご尊顔を忘れることが出来ません。先生、貴方の授業をきちんと拝聴せずにご免なさい。ついでに「とべ」と言われた時、思わず笑ってしまってご免なさい。ホントウに悪い生徒でございましタ。
さて。私は、あの日の先生の言葉を「金言」と受け取っておりますが、今の世の中ではどうなんでしょう? なんか、本気で飛び降りちゃう子とか居そうで、おいそれと発言できないですよね。そんな気分が致します。
「とべ」と言われて、「しからば」と答え、その場でピョンと一回軽くジャンプしてみせる。そして、にんまりと笑い合う。自分がそういう図太さを持った女子生徒であったことを微笑ましく思います。それを見抜いていらした先生に思慕の念を覚えます。結局、この先生とは「波長があった」というコトなのでしょうが、普通に勉強していたら、このエピソードはなかったワケで、先生のことはすぐに忘れ去っていたでしょう。
そう思えば、赤点取ったコトすらも今となっては良き思い出です。かなり冷や汗かきましタが、ね。
追記:コメントを頂きました。その中の一つ。
>>さすがぴーしゅけさん、カッコイイぜ!!
先生もナイス!
今の時代にそんなこと言ったら、大変でしょうねぇ。
本人は気にしてないのに、別の生徒が親に報告して、その親が学校に報告して……と、どんどん話が大きくなっちゃうんじゃないでしょうかね。
+++1つ前の日記の数学の先生と、今回の日本史の先生。その発言の差はナニか、と考えると、とても難しいものがあります。言葉の送り手と受け取り手、双方の問題なのでしょうが、まあ、どいつもこいつも大らかに行こうぜ、と思いますね。
#雪印の言葉狩り
2005年7月15日(金)
昨日のNHK「クローズアップ現代」。「情報開示が企業を変える」にて。
以前、問題を起こした雪印乳業が取り上げられていた。ものすげー面白かったのデ、紹介しておく。
問題を起こした彼らは、消費者の信用を取り戻そうと必死である。それには「情報開示」が重要である、と考えた。
まず、彼らは自社製品のパッケージに注目する。例えば「北海道」と大きく書かれたチーズ。これは実は「100%北海道産」ではなかった。よって、新たに「北海道産チーズ60%使用」と書き加えた。
嘘、大げさ、紛らわしい。
そういう誇大広告をなくしていこうというんである。JAROってなんじゃろ〜? みたいな感じ。
まあ、それは正しい発想である。大いに応援してあげたい。
しかし、この先が気になるのだ。
最高級、特上、高級、並、ベスト、
完全、永久、安全、安心、
本格、逸品、本物、スペシャル、エクセレント、完熟、
自家製、職人芸、本造り、特製、手造り風、昔ながらの、伝統製法、できたて、
列記したこれらは何か? というと、雪印乳業が「商品使用禁止用語マニュアル」に書き連ねている言葉である。つまりは、NGワードだね。
確かに「できたて」は誇大広告かと思う。「完全」「永久」。この辺も、食品に使う用語として有り得ない。究極の添加物でも入ってるのカ? と疑ってしまう。しかし、「安全」「安心」。コレらをNGワードにしちまってイイのだろうか? ってか、書かないまでも、それは暗黙の了解として食品メーカーが掲げるべき企業理念の一部ではナイか? ……大丈夫カ、雪印? なんや迷走してナイか? (っつーか、「並」ってナンなのよ?)
彼らの迷走ぶりをハゲシク意識させられたのは、この後、新製品のパッケージに付けるべき、謳い文句を考えている場面である。
「歯ごたえサクサク グリッシーニと とろ〜りチーズのおいしいセット」
なんと、彼らはこの文から「おいしい」の文字を抜いたのだ。
「ウチの会社が主観でおいしいと言っているんであって、消費者がおいしいかどうかは分からないから」
…というのが、その主たる理由であった。
待て、と言いたい。
待て、雪印。お前ら商売人の魂はどこに置いてきてしまったんだ? 例えおいしさに自信が無くても、「おいしい」と言い張るのは、商売人として正しい在り方だと私は思うゾ。ってか、ナニをそこまでヒクツになってる? あの問題で叩かれすぎてどーかしちゃったンですカ?
そこまで気になるのなら、いっそのコト、全ての文句に「かもしれない」を付けてしまえ。
安全、かもしれない
おいしい、かもしれない
チーズ、かもしれない
雪印、かもしれない
「安全」「安心」「おいしい」を謳わなくなった雪印。
彼らの今後の動向に、大いに注目していきたい。
追記:コメントを頂きました。その中の一つ。
>>ぴーしゅけさんは、雪印の顧問アドバイザーになるかもしんないっ(笑)
+++それは「おいしい」お仕事ですね。「永久」顧問とか、「完熟」顧問とかになりたーい(笑)
#楽しいパズルゲーム
2005年7月18日(月)
連休中はダンナちゃんと二人で、どっぷりゲームしてましタ。
『コルパイル』というパズルゲーム(shockwave.com)。
縦・横一列ずつ段を上下させることで、赤いタイルだけを一段高く揃えます。
色もキレイだし、トコトコ歩いてるロボットも可愛い。何よりもシンプルなのに奥の深いゲーム性がGood!
先ずは無料で楽しめるLITE版をヤってみよう。それだけでも充分に楽しいぞ。
shockwaveでは『ZOO KEEPER』が有名だけど、私たち夫婦はコルパイルの方が好みです。早速ダウンロードして、シェア登録しちまったい。狂ったよーにヤってます。ゲーム途中でものんびりトイレに行けるような、時間度外視のゲームが好きサ。
でも、このゲーム。シェア版だと更に緑のタイルが加わったウルトラバージョンとかあるんですガ、それイラナイと思うなぁ。赤白のみの奴が単純で楽しい。「間口は広く、奥は深く」が良いゲームっつーモノですよ。
ZOO KEEPERは任天堂DSで出てますケド、このゲームも出してくれたら、専用機としてDS買います。宣言しとくよ、任天堂さん。但し、以下の点を改良してくれ。
1:赤白2色の面を大量に増やす。
2:アンドゥ・リドゥ機能を付ける(UP・DOWNボタン押し間違える〜 (T-T))。
3:プレイのリプレイ&保存機能を付ける。
4:基準ステップ数を越しても、画面上完成していれば一応クリア(点数は減ってイイ)。
このゲームがZOO KEEPERみたく爆発的にヒットしてないのは、上の4点の所為だと思っとります。すげぇイイゲームだけに惜しい。改良しちくれっっ!
最小のステップ数でクリアした時の優越感が、たまんねぇと思います。『AWFUL〜♪』
#コラボ小説
2005年7月19日(火)
先日、前宣伝させて頂きました深那さん(MY ROOM)の『コラボ小説』が届きました。
・画廊メンツ、日本へ行く!
・してヤられちまった陰険執事!
・メイド喫茶で働くミニスカ小鳥!
…等々の見所に加えて、深那さんの小説「らぶ・ぱにっく」的にも、かなり衝撃的な重大情報が入った大作であります。ああ〜、これを世界で一番最初(多分)に読めた私は幸せ者だ〜〜〜っっ。
深那さん、どうも有り難うです。
「画廊」ファンはモチロンのこと、「らぶぱ」ファンにも見逃せない、充実の一作。お見逃しなく。
追記:コメントを頂きました。その中から。
>>これから読みます♪
+++良いコメントだ。讃えて掲載♪ ↑↓ 悪いコメントだ。晒しちゃる〜 ヽ(`Д´)ノ
>>見逃したぁぁぁ
どうせ、私しか見れないと思って、みーんな好きに書くんだから(笑)
#CM日記「画廊頂き物祭り」編
2005年7月20日(水)
作者「突発でCM日記やっぞ〜。画廊メンツ全員集合〜〜!」
---呼び出されて、不承不承やってくる4人。
朱里「何なんです、一体?」
作者「ふっふっふ。画廊別館に、頂き物の小説とイラストがそれぞれ3つずつ溜まったンだ」
朱里「それで?」
作者「祝え!」
朱里「……」
白野「えーっと、小説が、レオ(Electronic Air)さん、みゅう(言ノ葉茶亭)さん、深那(MY ROOM)さん」
小鳥「イラストは、yunさん、瑠奈(満月未満)さん、深那(MY ROOM)さんから頂いてま〜す♪」
ダグ「スゲェなぁ〜。有り難てぇよなぁ〜。なぁ、執事」
朱里「実は、作者が心優しい皆さんから、脅し取っている…という黒い噂があります」
ダグ「え、そうなのか? おい、作者、コトと次第によっちゃあ、しょっぴくぞ」
作者「止せ〜! 信じる人がいたら、どーするんだっっ!?」
朱里「信じる人がいるのは、作者の悪徳というものです」
作者「……それをお前に言われるのは、なんか、しみじみとムカつくなぁ〜」
白野「でも、別館の小説って、本編とはちょっと違ったティストで、出演していて楽しいよね」
ダグ「そうだな。やっぱ、それぞれの書き手さんの個性が出てるっていうか」
朱里「実は、作者の本編よりも格段に面白い…という噂があります」
白野「それは噂じゃなくって、真実でしょ」
作者「お前ら、ケンカ売ってんのか? ……いや、確かにそうだけどさ、うっわーん」
白野「あ、泣いた」
ダグ「ほっとけ、ほっとけ」
小鳥「誰も庇ってあげないのねー」
朱里「作者の悪徳の現われですね」
作者「グスングスン。ところで、お前ら、お気に入りの作品はあるのか?」
小鳥「はーい。わたし、深那さんのお話しが好き〜。だって、美人扱いして貰ってるもん」
白野「僕はレオさんのかな。画廊の解釈が面白いよね」
ダグ「俺はやっぱ、みゅうさんだな。何せ、道を踏み外しそうな役得シーンが……キッシッシ」
朱里「そう言えば、頂いた3作とも、一部に何処か妖しげな描写がありますねぇ」
白野「あ、ホントだ」
作者「…うーむ。画廊はそーゆー微妙なネタを仕込むべきだ、とでも思われてるンだろーか? もしかして」
ダグ「本編から、なんか匂ってンじゃねぇのか?」
朱里「やはり、作者の悪徳の……」
作者「だから、シツコクそれを言うなぁぁ〜〜〜!!!」
---っつーことで。
上記皆様。素晴らしいイラスト&小説を、本当に有り難うございます。
更に、別館を飾って下さる作品を、ネチコくお待ちしております m(_ _)m
追記:コメントを頂きました。その中の一つ。
>>CM日記大好きです。毎回楽しみにしています。今日のCMも笑いました。
+++
白野「ねぇ、CM日記って10話までで終わったんじゃなかったの?」
小鳥「『本編並に労力が要るから、番外以降はもう止めた〜!』って、叫んでたわよね」
ダグ「『第6話のCM日記より面白いのは、もう書けん』とも言ってたよな、確か」
朱里「作者は優柔不断ですから」
作者「内情をバラしまくるのは、よしてくれ〜っっ」
#<愛コン日記176> 新しいタグ
2005年7月23日(土)
本日のお話 夕食後 | |
コーヒー炒れて♪ | |
・・・ (← 明らかにムッツリ) | |
・・ワガママ? | |
うんっっ (← ハゲシク同意) | |
あのさ、こう言う時はお世辞にでも、 「そんなことナイよ」って言うのが愛ってモンでしょー (← 何気に逆切れ) | |
・・分かった | |
<OSEJI> <!-- ここからお世辞 --> ハッハッハ、ヤだなぁ、ぴーしゅけ。そんなことナイよ </OSEJI> <!-- ここまでお世辞 --> | |
お世辞タグで挟むなぁぁ!!! | |
|
#歯の治療とミイラ製造法
2005年7月24日(日)
先週の木曜で歯の治療が終わった。確か誕生日頃から通い始めたので、ガッツリ2ヶ月費やした計算になる。梅雨にも、夏の暑さにもメゲず、よく通い通した。感動した(私的に)! その間治療した歯は2本。
さて、この2本。もはや原形を留めぬホドに大穴を空けられ、神経を抜かれ・・なんつーか、歯的に「生ける屍」。ゾンビ状態だったんであるが、このような浅ましき姿になり果ててさえも、抜いてしまうよりは100倍も1000倍もマシなんだそうな。
「とにかく、根っこなりとも温存の方向で!」
などと、熱き思いを歯科医に語られ、口を大開きにしたままフガフガと頷く私であった。
で。その治療というのが面白かった。既に原型を留めぬ歯なので、普通に銀歯をぽこっと被せる、というワケにはいかぬらしい。ぽっこり被せる場所がナイのだからして、当たり前だ。モチロン根っこだけでなく、歯茎から露出している部分にも歯壁の一部は残っているのだが、これが、怖ろしく薄い壁。
「今、固いモノを噛んだら、この歯、砕けるカモですよ」
なぞと、脅されるほどに薄いンである。「欠ける」んじゃナイぞ。「砕ける」ンだ。よくもまぁ、こんなになるほど大穴を空けたものですネ、と言いたいホドにヤバい感じ。
いやはや。こーゆー見目怖ろしき歯でも、歯医者さんはエライですな。治療しちまうンですなぁ。
先ず、ツルツルペカペカの柱のような銀を歯に被せて、土台を構築する。で、その後。出来た土台に歯の形をした普通の銀歯を被せていく。二段構えの銀歯であります。銀歯の中に銀歯がある。ロシアのマトリョーシュカみたい。歯医者さんの技術って進んでるンですねぇ。感動しちゃった。はい、とても。
さて。先程は「マトリョーシュカ」に例えたガ、よくよく考えると、この二重銀歯を表わすべき、もっと良いモノを思いついタ。
それは「ミイラ」。中身をくり抜いて、外装だけ残ったミイラ(歯)本体に、様々な薬品をトッピング。防腐処置を施して、マスク(第一銀歯)を被せ、それを更に棺(第二銀歯)に納める。……うっわー、マジぴったり。カルテはさしずめ「死者の書」か?
治療した二本の歯は、右を「クフ王」。左を「ツタンカーメン王」とでも名付け、あがめ奉ろうと思います。アヌビス神だかスカラベ模様だか、折角だから彫ってもらえば良かったなぁ。
追記:ダンナちゃんからコメント貰った。
>>歯にスカラベ模様彫るの!?
+++いっそ、前歯全部に象形文字入れるか? にっこり笑った時、スゴくない?
#<愛コン日記177> かなり楽しい
2005年7月26日(火)
本日のお話 ネットを徘徊してて、面白い記事を見つけた。 TVを観ているダンナ王子に話しかけてみる | |
・・ねぇ、知ってるー? | |
うん | |
あー、そう (心の声:こいつ絶対、反射的に「うん」って言いヤがったよな) | |
(数分後) ・・ナニを? | |
知ってるんでしょ? (心の声:今頃気になり始めたカ) | |
ゴメンよー、教えてー、気になるよぉぉ | |
あらぁ、知ってるんでございましょう? ケケケケケ・・ | |
↑↑↑ ぴーしゅけさんは、ネット徘徊より楽しいコトを見つけたらしい | |
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#コミックバトン
2005年7月27日(水)
前に来てたミュージカルバトンが、変異と増殖を繰り返してるみたいですね。今度はコミックバトンなるものを頂戴しましタ。・・いや。正直に白状しますと、「そちらにバトンが行ってるみたいよ、気づいてる?」と、某さんからご注進頂きました。あっちゃー、14日に渡されていたのか。
・・えーっと、これは時差なんです。それでなければ船便です。そう思って頂ければ幸いです。 →瑠奈さん
1.本棚に入ってる漫画単行本の冊数
私の背丈より高い本棚一つ、丸ごと漫画です。前後二列。その上に空いた隙間にも平積みで、ぎゅうぎゅうに詰まってます。冊数は推して知りましょう。ちなみに、押入にはその3倍くらいあるざんすー。
2.今面白い漫画
雑誌は買わないコミックス派なので、「今」と言われると首を捻っちゃうんですガ。
・・確実に今連載中だと分かる奴を上げてみましょう。
「百鬼夜行抄」今市子
「秘密」清水令子
「探偵青猫」本仁戻
3.最後に買った漫画
いっぺんに山ほど買うですよ。送料無料にするですよ。5000円以上だと250円得だしさ。
・・amazonさん、お中元くれてもよくってよ。
「失踪日記」吾妻ひでお
「無能の人」つげ 義春
「フラワー・オブ・ライフ」よしながふみ
「棒がいっぽん」高野文子
4.よく読む、または特別な思い入れのある5つの漫画
5冊に限定出来るようでは、漫画好きとは言えないと思うなぁ〜。厳選不可能です。せめて50冊にしてクレ。
・・そうなると、書き出すのがヤですけど。
5.バトンを渡す5名
まだ貰ってない人と貰った人の有無を調べるのがシンドイです。
「○○バトン済みマーク」とか、どなたか考案されてはどないでしょ?
追記:コメントを頂きました。詳細は下の日記をご覧下さい。
#終着駅
2005年7月29日(金)
先日頂いた「コミックバトン」にて、書いた一文。
>5.バトンを渡す5名
>まだ貰ってない人と貰った人の有無を調べるのがシンドイです。
>「○○バトン済みマーク」とか、どなたか考案されてはどないでしょ?
コレにコメントを頂きましタ。
>>緊急脱出口のマークにバトン持たせたらいいんでは?
+++作ってミました。
↑ 『バトンはウチが終着駅ですよ』 のマーク _| ̄|○|||
追記:コメントを頂きました。その中の一つ。
>>ダウンロードしてよかとですか?(どきどき)
+++あはは・・よかですよー(笑)。加工も自由。画像への直リンのみ禁止ねー。
#<愛コン日記178> どのような?
2005年7月30日(土)
本日のお話 ぴーしゅけ姫はダンナ王子とのスキンシップが好きである | |
ダンナ王子、おんぶしてー | |
え〜〜〜? (←露骨にイヤそーな顔) | |
・・どんなおんぶ? | |
へ? どんな!? ど、どんなって・・えーっとえーっと・・ | |
・・ステキなおんぶ | |
・・楽しいおんぶ | |
めくるめく愛と陶酔のおんぶっっ! | |
ぅほっ♪ | |
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#黒と白
2005年7月31日(日)
ダンナちゃんが、「アンタの目は黒目に比べて白目の割合が多い。怖い」なぞと、いちゃもんをつけてくる。
それは確かにそうなんだが、だから私にどうしろと言うのか?
つけ睫毛をつけようが、マスカラを塗ろうが、アイラインを引きまくろうが、生まれついた目玉の黒白比率は変えられないだろうよ、と思うンだが。
それでも、愛する夫の頼みであるからにして、健気にもイロイロと対応策を考えるわし。
・・・死ねば瞳孔が開くというが、それで何とかならないか?
すごく妙案だと思われたが、よくよく考えると、瞳孔って黒目の中にあるんだよな。幾ら盛大に開いたとしても、黒目より肥大することはナイんであろう。チッ、つまらん。ムダ死にはイヤだ。他に代案も浮かばない。
とりあえず、どうしようもないのデ、目を常よりも見開き、更に白目の比率を上げて、
「キシャァァーーッ!」などと威嚇してミる。ビビるダンナちゃんの黒目が怯えていて、楽しいじゃないか。
怖いのは、眼球の黒白比ではない。多分、魂の黒白比だ。
追記:コメントを頂きました。その中の一つ。
>>瞳の大きさというのは、子供の頃から変わらないってどこかで聞きました。
だから子供の目は黒目がちでかわいく見えるんだって。
だから、目を小さくしたら黒目の割合が大きくなる……はず……だと……思うんだけど……なぁぁ。
+++「カラーコンタクトにしたら?」というコメントも頂いたのですが、こっちの方が安上がりですね。今後は細目でダンナをヤブニラミすることに致しまーす(笑)。