夜中にふとお気に入りのゲームをやりたくなった。
最後にプレーしたのはずいぶん前のことで覚えていない。

棚からケースを取り出して開けると
お目当てのゲームのディスクではなく
タイトルも何も書いてないディスクが収まっている。
以前片付けた時に適当に別のを入れてしまったのだろう、
整理整頓の苦手なボクらしい。

「このディスクは何のゲームだったっけ？」

しばらく無地のディスクの表面を
眺めてみたが思い出せない。
とりあえずそのディスクをゲーム機でプレイしてみることにした。

ゲームはありふれているような曲を流しながら
エンディングが画面に映っていた。
持っているゲームは全部プレイしたはずなのに
こんなゲームは初めてみるような気がした。
記憶の糸をたどっても思い出せない・・
友達が置いていったのだろうか？

俺がそんな回想をしていると、画面が赤い光を放ったと思ったら
２本の白い腕が画面から出てきて
俺をテレビの中にひきづり込んだのだ。

「もう〜なんで会いにきてくれないの〜？」
それは行きつけのパブの女の子だった。
（なぜ？）
俺は呆然としつつも、その愛らしい顔を見つめていた。
「寂しかったんだよ。」
彼女は甘えるように抱きついてきた。
夢？
しかしこれは現実だ。
こんなSFのようなことがあるのだろうか？
しかし・・・
待っててくれる子がいるなんて・・・
思えば離婚してから1年。
こういう気持ちはすっかり心の片隅でほこりをかぶっていた。
俺は・・・

「失踪したんですってよ。お隣のご主人」
「奥さんに夜逃げなされてから、随分自暴自棄になってたからねー」
「家財道具も、財布だってそのままだったって・・・自殺かもねぇ」
「知ってる？ゲームやりかけで、テレビもつけっぱなしだったらしいのよ。そのゲームの名前『ある哀れな男の末路』っていうんですって」
「やっだーーー！」

男は2度と現実世界に戻ることはなかったらしい。

一生懸命「結」を考えてきたらすでに完結してました。
しかも、私が考えてたよりはるかに面白いっっっ。
思わず笑っちゃいましたよぉ。

完成してる〜♪
ってオチがすごい！
山田君も座布団１０枚は持ってくるでしょう(笑)
「ある哀れな男の末路」・・・
一回やってみたいけど２度はやだなぁ(笑)

みゅうさん、私にだけこっそり「もう１つの結末」を教えて下さいな♪

オレはちょっと前まで人間をやっていた。
でも、人生がつまらなくなったので自殺してしまった。
まだ若かったのに、早まったかな〜とは思うが、やっちまったものは仕方がない。
地獄とか天国とか、そんな所に行くのかな〜と思っていたら、「どちらも定員オーバーなので、すぐに生まれ変わって下さい」と言う。
こいつ天使か？なべやかんみたいな顔してらぁ。
「ゲジゲジと犬と白鳥に転生要員の空きがあります。どれにします？」
だってさ。う〜ん、どうしよう・・・

そんな事言われたから俺は、
「ゲジゲジと犬と白鳥をたして
２で割ったような奴に生まれ変わりたい」
と言ったら、なべやかん（仮）が案の定タックルを
俺にくらわしてきやがった・・。

「グハッ！？お・・お前何するんだよ」
「馬鹿は死んでも治らないとはこの事を言うんだな〜フ〜」
そいつは、隠しポケットからタバコを取り出して
火をつけ吸っている・・。
「じゃあ、ルーレットで決めるからな」
「って、おい！？かってに決めるなよ・・選択肢は俺にあるんだろ」
「ハイ、スタート」
「おっ・・おい！？誰もルーレットで決めるなんて言ってないぞ」

ルーレットによって決まった俺の生まれ変わりは
「ゲジゲジだった・・・」

一瞬の暗転。
気がついたら俺は既にゲジゲジだった。
冷たくてじっとりとしめった土が腹の下にある。
おいおい。生まれ変わりって、意識や記憶まであるのかい。
人間だった時の記憶をもったまんまゲジゲジをやっていくのは
あんまりじゃないだろうか。
これはあのなべやかん（仮）の陰謀に違いない。
いや、それとも、俺が自殺者だからその報いだろうか……

とにかく、もうちょっとましなところに移動しよう。
俺は合計３０本の足を動かし始めた。

グシャ！

……突然の出来事だった。
ゲジゲジになったオレは人間の足に踏み潰された。
ゲジゲジになってほんの数分。
短い命だった。


今度こそ天国か地獄にいけるのか？
「どちらも定員オーバーなので、すぐに生まれ変わって下さい」
ふと顔を上げると、またなべやかん（仮）……
「ミジンコとハエとミミズに転生要員の空きがあります。どれにします？」

ふざけた感じの天使といえば森絵都の「カラフル」に出てくる天使プラプラ。
とてもいい感じ。
おひまな人は是非読んでみてください。

カラフルを読んだのが、僕のＨＰの小説「わるいひとたち」を書く前で、友達に「わるいひとたち」を読ませたら、「カラフルの影響受けてるだろ」って言われてしまった……（笑）

自分で『承』を書いといてなんだが、
この話好きです〜☆
私が書いたのはヘボだけど他の３人の方々は
いい味出して、いい感じです♪

リレー小説。私が想像していたより遥かに面白すぎるんで、
もし、このまま順調にカキコがあって、更に、投稿された皆さまからの許可が出れば、メルマガにしちゃおうか・・・
なんてことも考えていたんですが。
（だって、こんな面白いもの、もっと多くの方に見せたいもん！！）
う〜ん、そろそろ皆さま飽きてきなさったかな（笑）。
私が宣伝ベタなのが、一番の敗因でしょうか？
結構面白そうだと思ってたんだけどなー・・・
まあ、細々と続けましょうね。

面白い試みだとは思う。
ただ難しいとも感じる。
もっと人数欲しいね。
そのうち浸透するかもしれない。宣伝行ってる？

すみません。宣伝行ってません〜〜〜！！！　m(j◇j)m

ＴＡＫＡさん、いつもご参加頂いてありがとうございます。
上の「傍観者」で思いついたっていうの。
とっても嬉しいです。どうもです。
でもこの場合、私のより面白いのは反則ですよ〜〜（；＿；）

長かったようで短かった３年があっと今に過ぎて
俺は卒業する事になった・・。
でも、俺はこの学校で１つだけ卒業する前に
やらなければならない、やり残した事がある。
それは・・

クラブで３年間同じだったあのこに告白することだ。

あのこが校庭の桜の木の下で待っていた。
爆発寸前の俺の心臓。
「あなたが好きよ〜！」
「え？」
俺の告白の前にあのこが告白した。

「聞こえなかった？」
「本当に…」
「聞こえなかったらいいの。誰かに好きって言ってみたかったのよね。じゃぁ。」
あのこは身を翻すと、さっさとその場を離れていってしまった。
俺は１人取り残されて、その後ろ姿を見送っていた。

ついに最後の1個となってしまったカップラーメンにお湯を注いだ。
３分待つ間に擦り切れた財布の中身を確認する。
何度覗いてみたところで、残高は３２０円。
魔法のポケットみたいに叩いてみるたび増えるわけが・・・ないんだよなぁ。

こないだ見つけたＨＰの怪しげなサイトに、
お金の増える呪文が書いてあったのを思いだした。
なになに？
自分の全財産を２倍に増やす呪文・・・。
一回こっきりしかつかえない？？
副作用はありません？薬みたいだな。
320円の２倍かぁ・・・う〜ん。

640円じゃお話にならないよ〜。
部屋中をひっくり返してみたら、いくらか出てくるかも。
案の定、机の引き出しの奥から1000円札がみつかった。
1000円の2倍かぁ・・・
もっとたくさん集めないと損だな〜
よ〜し。
荷物をまとめると、ぼくはお金拾いの旅に出た。

道端に落ちている金拾い・・
自動販売機のおつり口を毎度チェックしてみたり・・
それでも、お金は思うように増えないのが原状だ。
『チリも積もれば山になる』
っていうけど、俺の場合は何年先の事か・・・

お金拾いのたびをはじめて何年経っただろうか＊＊
持っていた小銭に目をやるとそれは黒っぽい光を放っている。
『チャラ』っと手のひらから音を立てる。
俺は持っていたそれをぎゅっと握ると、

「さぁ、旅を続けるか」
持っていたバッグを方に担ぐと、俺はまた歩き出した。
空は快晴・・旅には絶好調だ・・。

所持金３２０円になったら、旅に出よう。
この身ひとつあれば、世の中なんとかなる。

題名！
『とにかく小銭を増やせ！大作戦』
ん〜悪趣味な題名じゃ・・。

こんなお話にまとまるとは・・・
そっかー、金がなくなったら旅に出るのか。
しかし、問題はその体力が残っているかどうか、だな・・・。
私の場合、涅槃で待つことになりかねん。 (T_T)

ここは宇宙船カーソル号の船内。
カーソル号はオレンジ色で、独特の矢印形の船体が美しい船である。

複雑な計器。パネルに映し出される暗黒の宇宙。
エンジン音が低く響く船内で、ぴーしゅけは今、コールドスリープの
長い眠りから目覚めようとしていた。

ガガーン！
ものすごい衝撃がコールドスリープのふたを開けた。完全な眠りから覚めていなかったぴーしゅけだったが、ふらつきながら起き上がった。
「何？　何が起こったの？」
「タダイマ　カクニンチュウ　シバラク　オマチクダサイ」
カーソル号のコンピュータが答えた。
ぴーしゅけが宇宙船のモニターを見ると、そこは暗い宇宙ではない。モニターには植物の緑と青い海が見えていた。

「何者カノ攻撃ヲ受ケテ　不時着シマシタ。エンジン部ニ　重大ナ故障アリ」
ぴーしゅけは唇をかみ締めた。

攻撃・・・？人が折角グースカ惰眠を貪っていたとゆーのに、
一体どんな「敵」が攻撃を仕掛けてきたというのだろう？
ダンナちゃん星人だろうか？
それとも、この宇宙で1番恐ろしいと噂されるぴーno実母生命体だろうか？

「攻撃とは、どんな攻撃なの？」
「添付ふぁいる型みさいるデス。気ヲツケテイレバ　危険ハ回避デキマス」
「まぁ、添付ファイルミサイルですって！？」

ぴーしゅけは、怒りに震えた。
添付ファイル型ミサイルは２５７０年のＷＥＢ宇宙平和協定で、あまりに卑劣な手段だという理由から、全面的に禁止された武器なのである。

「そんな卑怯な奴は返り討ちよ！
　アレルギーミサイル発射！！
　おや？まだ３８度の熱が引かないのかい？ビーム掃射！
　日に５種類の薬攻め機関砲もぶっ放して！！！」

「報告　敵船ガ　白旗ヲ　振ッテイマス」
「そう。攻撃中止。じゃあ、私また寝るから。お休み〜〜〜」


-------こうして、１つの戦いが終わった。
宇宙の平和とはま〜〜ったく無関係だったが、ぴーしゅけの安眠だけはかろうじて守られたのである。

スゴイぞ！カーソル号！！
いいかげんに起きろ！ぴーしゅけ！！

宇宙の平和は一体誰が守るんだ？との大きな疑問を残しつつ、この物語は幕を閉じるのであった。

ああ・・・今日も空が青い。

え〜っと、誰も書く奴いないだろう・・・と思い、最後を引き取らせて頂きました。
Ａよ。お前は相変わらずイヤガラセの天才だ。
誉めてつかわす。

ぴーしゅけさん、病み上がりなのに、ご苦労様です。
いえね、転も結もやってもよかったんですが、基本的にひとつの物語りには一回しか参加できないんですよね？
ということで遠慮してたんだ〜

別に１小説１回とか限定するつもりはアリマセン。
っつーか、終わりさえすれば、何でもいい〜〜〜（笑）。
一応＜リレー＞という名前なんで、２人以上なら良いのでは・・・
と思っとるのですが。

＜リレー小説＞用の掲示板、リニューアルしてみました。
これで、皆さまのご希望にそえますでしょうか？（（人￣▽￣）

変更に当たって、以前のＢＢＳよりこれまでの書き込みを移植しておきましたが、メールアドレスや、蛇足などちょこっと写し損ねがございます。申し訳ございません。<(_ _)>

書き方のルールが少し変わりましたので、お手数ですが
ご一読くださいませ。

この形でよろしいんじゃないでしょうか〜
他の方はいかがでしょう？
前の形のほうが、「あ、続きがついてる」ってすぐに分かる利点もあったんですが、、、。
起承転結の間に感想や蛇足が入るのが難点でしたもんね〜

ときまつさんの投稿、タッチの差で間に合いませんで（苦笑）。
大急ぎで旧ＢＢＳより移植致しました。
突然こっちに切り替わっちゃって驚かれたでしょう？
申し訳ないです。m(j◇j)m ワルギハナカッタンダヨ〜

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新しい掲示板には＜検索機能＞がありますので、使ってみてください。
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今、検索機能使ってみたら・・・
あんまし役にたたねぇ〜 (T_T)スマン。

全然驚いてましぇ〜ん(^o^)
新しい掲示板の形になってるかな〜とやってきたらまだだったので、トップから飛びました。
移植の途中だったんですね〜（笑）

掲示板の変更と移植（笑）、ご苦労様でした〜。
ＢＢＳ０２の方も読みましたけど、
この掲示板Ｇｏｏｄ♪だと思いまする。
感想もいれてくれてありがと〜でした。
いいかんじです〜。
出来たお話しの感想書きたかったけど・・・
Σ（￣□￣;）こんな時間。もうねるぅ。

なんか、この上に気になる小説が・・・
どいつの仕業か、私には分っている。
Ａめ。ＢＢＳへの書き込みはメンドウだからいや！とか言ってたクセに、こんなのだけちゃっかり書いて行きくさってからに。
「ひねもす」ですっぱ抜いた恨みか？ぬぬぬ・・・