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2010年05月 の日記  ↓下ニ至ル

#パソコン新調
2010/05/06

新調つってもダンナちゃんのパソコンのお下がりを貰い受けたのでありますが、めっさ高性能機種が下って来ました。画面もめちゃくちゃ広いです。1650×1050ピクセルだってさ。そんなに広くてナニするん? と思うのですが、いざ使ってみればあればあるだけ散らかるのねぇ、ウィンドウって。

クアッドコアとかってCPUが4つあるとも言われましたが、そんなに多くてナニするん? ホームページを更新するのにCPUは4つ要らない。寧ろ私が4人いるべき! そうじゃないかね、ダンナちゃん?

パソコンはどんどん凄くなるのに、使う私は年々劣化の一途を辿っているという矛盾。泣けるぜ。

#久方ぶりに小説更新
2010年5月8日(土)

書き込み寺の企画を書きました。久しぶりの小説UP。なんと二年ぶりであります。遅筆というよかもう停筆。断筆じゃないだけが救いです。

今回の話はどういうわけだか、ほぼ全般くすくす笑いながら書いていました。自分で書いているもので自分が笑うのってどうよ? なんですが、まぁそれはそれ。なかなか貴重な体験をしました。単に寝不足でハイテンションなだけだったかも知れませんけど。でも、楽しく書けるっていいやねっっ。
よろしければ読んでやって下さいませ。


■更新履歴
小説・私心伝心 「桂子さんの成仏」UP

#iPhoneで写真
2010年5月14日(金)

外出にiPhoneを持っていくので、たまーに写真を撮ります。
画質だの腕だのの問題でいい絵はちっとも撮れませんが、見返すとやっぱり思い出です。

前に住んでいた町の桜。家の周りに桜の多い土地でした。引っ越したのが4月。「ああ、桜だなー」と思いつつも忙しく、やっと落ち着いた頃には花は全て散っていました。「来年はゆったりした気分で見るっっ」と思っていたのに、翌年のフタを開ければよもやのまた転勤! 悔しいので荷造りの合間に駆けていって激写したものです。
命名「口惜し桜」

実家の近くの川にかけられるこいのぼりです。母が市報で見つけて「見たいけれども(足が悪いので)一人で行くには不安な距離」と言うので、帰省の折にいっしょに歩きました。「もし、歩けなくなったときは私がおぶうからね。まかせといて!」なんてエラソウに言って連れ出しましたが、心の中では「iPhoneあるからタクシー呼ぼう」と思っていました。まぁ、幾ら痩せてる母とはいえ、ムリっすー。
命名「嘘つきのこどもの日」

にゃんこ。何というかあまりにも背景にマッチした風情の猫だったので、思わずシャッターを切ってしまいました。近づくと、胡散臭い目で見られた挙げ句、「けっ」って感じにそっぽ向かれました。
命名「キミは昭和の猫だろう?」

最後に看板。(おそらく)赤字で書かれた部分がきれいさっぱり消え去ってます。何を禁止したいんだか推奨したいんだかすら謎です。
命名「ムダムダムダムダァァァー!!!」

追記:コメントを頂きました。その中の一つ。
>>赤字は消えやすいですからねー。これじゃ勧進帳ですねー。うちのお風呂の蓋にも似たような状態のシールが貼られています。何か注意を促しているらしいのですが。
+++「何か注意を促しているらしい」ではものの役に立ちませんよね。消えない赤字インクの開発が待たれます。んで、タモさんの弔辞を思い出しました。>勧進帳

そうそう。勧進帳を何気に検索してて知ったのですが、五木の子守歌の「おどま かんじん かんじん」の歌詞は「勧進(僧侶の求める浄罪の寄進。転じて、ここでは物乞い・乞食の意)」だそうです。へーへーへー。 おどま勧進(Wikipedia)

#ETCカードに要望
2010年5月19日(水)

我が家でも高速道路でETCカードを使うようになった。
割引があったり、料金所で財布を開く手間がなかったり便利なのだが、ただ一つ不満点がある。それは音声案内がいちいち口やかましいことだ。

自家用車ってのは四六時中高速を走るわけじゃないと思うのに、エンジンをかけるたんびに「ETCカードが入っていません」とか言いやがる。そうそう毎日カードは使わないんだよ。一般人の生活様式をくめよ。このばかたれOSめ。

で、音声案内を切ろうとすると、ボタンを押して、
「音量1、です」
同じボタンをまた押して、
「音量2、です」
またまた押して、
「音量3、です」
もう、うざさの極致である。更にボタンを押すと、
「音声案内を行いません」
でやっと止まる。てか、止まる時までなおうざい。キーッ!

まぁ、でもね、OSを変えるのはそう簡単には出来ないだろう。よって要望。せめて音声データを変えて欲しい。
「音声案内を行いません」は廃止。代わりに、
「はい、黙ります」
これだ。これよ。これですよ。ちょっと溜飲が下がるのです。
ETCカードは今後「はい、黙ります」と言え。心からの要望である。

追記:コメントを頂きました。その中から。
>>私は車の免許を持っていないので、この手の話はちんぷんかんぷんなのですが、ただひとつ言えることは、機械は頭がすっごく固いってことですねー。「音声案内を行いません」というセリフはなんだかこっちが悪いことをして見離された感じがして、むっときますね。ついさん考案の「はい、黙ります」がナイスですね!
+++私も免許持ちません。助手席に乗っていて毎度「キーッ!」と言ってますw。
>>ETCカードがしゃべってるんじゃない。読み取り機がしゃべるんだ!
+++す、すみません。免許持たぬ身なので素で間違いましたー!……が、気分的に分かって頂ければ幸いです。「メンドさ1、です」「修正行為を行いません」。

#カーナビムスカ
2010年5月21日(金)

前回、ETCカードへの不満を書いた。そんでだ、車関連ってことで思いついたンだけれども。
カーナビの声にムスカ(©天空の城ラピュタ)ってどうだろう?

車に乗ると、カーナビがしゃべる。
「どこへ行こうというのかね?」
もう、これだけでムスカボイスの価値がある。
高台に着いたら、
「見ろ、人がゴミのようだ」
トンネルを出た途端に西日の直撃を受けたら、
「目がー、目がぁぁー!」

カーナビキット(©ナイトライダー。実在するらしい)よりイけてるかもと思うのだが、どうだろう?

追記:コメントを頂きました。その中の一つ。
>>……それ、カーナビじゃないよね。。。
+++ごめんなさい。うちの車にゃカーナビないので、カーナビのなんたるかを実はよく知らんのです。

#万年筆と女心
2010年5月31日(月)

憧れているものがある。欲しい欲しいと思いつつ、それでも私にゃ贅沢品だとずっと我慢しているもの。それは「万年筆」である。
三十路半ばを超えた頃からふっ……と欲しくなり始め、それ以降は時折ぶわーっと「欲しい欲しいぞたまらん熱」が周期的に押し寄せる。その熱波は年々勢いを増しており、昨年東京(地方に専門店なんざありゃしないので、都会では萌えて燃える)に行った折りにはショーウィンドウを食い入るように小一時間は見詰めていた。とてもアヤシイ客である。結局、買いもしなかった。かなりイヤラシイ客である。

例えば欲しいのは「セルロイドのキンギョ」、もちっと欲こいて「アルロラの限定品ルナ」。「ペリカン、スーベレーンシリーズ」辺りは手堅そうだし、「ビスコンティのヴァン・ゴッホ、グリーン」なんて、現物見たら涙を流して拝みそうな(ネット通販店の写真を見た限りでは)美しさである。見れば見るほど狂おしく欲しい。ああ、なんと美しい万年筆たち(参考までに。それぞれ三万とか五万とかします。これ以上の額になると、もう私ごときシロウト目では違いがちっとも分かりません。故にこれ以上も望みません)。

が。さて、ここで問題だ。はっきり言って、我が人生に万年筆っていらんのである。別に、往年の文豪みたく万年筆で原稿用紙を埋めてみたいとか、あってくれればせめてもの大義名分になるだろうそんな願望は一切ナイ。っつーか、そういうのメンドいし、私の字は我ながら「読めりゃ上等」ってくらいに汚いし、そもそも日常のほとんどをパソコンに乗っ取られているもので、字を書く習慣自体ほぼ皆無なのである。いらん。いらんよ。我が人生に高級万年筆はいらーん。

そうと理性では解ってるのに、お恥ずかしや。実はそれでもなお欲しい。
はっきり言って、ただ眺めたいのである。ひたすら所有したいのである。インクのお気にの色を入れて、文字すら綴らず、ただ波線かなんか引いて、「わー、きれい……」だの「ふつくしい……」だの抜かしたいのだ。
我ながら「解せぬ心理よの」と思っていた。そしたら、このたび、ダンナちゃんが我が心情をいともたやすく言い当ててくれたのだ。

「へー、僕の奥さんってブランドの服だの宝石だのをちっとも欲しがらない女だと思ってたけど、なるほどねー。あんたの宝石は万年筆だったか」

わー。うっわー……。
それだよ、それです。その通り。私の「万年筆欲しい」は一般女性の「宝石欲しい」に酷似している。欲しがり始めた年代も女心を匂わせる。何の役にも立たぬのだ。腹の足しにすらならんのだ。ただ、美しい。それだけだ。でもさ、ただそれだけがとてつもなく欲しいんだよぉぉー。
まったく、とんだ伏兵である。私は化粧はしないわ、服もジーンズ一辺倒だわ、そう言う意味では余り金の掛からぬ女だと自分で自分を思っていた。だのになのに。私にも女心はあったのかー! なんてこったい。

まぁ、ダンナちゃんに言わせると、「宝石ねだられるよりは安い」んだそうだけども。いつかそのうち、贅沢な一本、ヤっちまいそうな気がする。ってか、「あんたの宝石は万年筆か」という言葉が私に勇気を与えてくれた。スゥイート10・ダイヤモンドって昔聞いた気がするけども、スゥイート20・万年筆もアリだと思う。思うんだよ、ダンナちゃーん。

追記:コメントを頂きました。その中の一つ。
>>スゥイート20・万年筆。うん、アリだと思います。
+++ちなみに、我が家の結婚10周年はスゥイート10・パソコンだったらしいです。
「らしい」というのは、私はその後も何台もパソコンを買い換えてきているのですっかり忘れ去っていて、でも、ダンナちゃんは覚えていたから、こう書いているのです。うん、こういうのって金払った側は忘れないよねー(笑)。
「うふふ、あなたが覚えてくれてるならそれでいいのよ」
「よくねーっっ!」←ダンナちゃん血の叫び(推測)


2010年05月 の日記




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