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2007年08月 の日記  ↓下ニ至ル

#つぶらな瞳
2007年8月1日(水)

近日、実家に帰省の予定。っつーか、当初の目論見から行くと既に実家にある筈の私。
各方面から予期せぬ邪魔が入りまくり、ちっとも実家に戻れません。一体なんの呪いだぁ?

今度こそ! と予定を組み直しましたのに、今度は台風接近中だそうでして。。。
台風ってさ、聞くところによりますと目がはっきりしてるほど精力絶大なんですってねぇ。その点をしっかと踏まえてレーダー画像を見てみましょう(※気象庁からガメましタ)。

「うわぁぁぁ、目が、目がぁぁぁ〜〜〜っっ!!!」 byムスカ ©ラピュタ

もう、帰るなと言われているとしか思えない _| ̄|○|||||
お母さん、お元気ですか? なかなか貴女にたどり着くことが出来ません。

#新シリーズ・てふてふ -蝶-
2007年8月3日(金)

小説の新シリーズを始めました。
……と言っても、スミマセン。まだ前編だけなんすー。帰省日までに今一歩、完成原稿が間に合わなんだの。クク、無念。
オカルト風味の浮き世奇譚でございます。どうぞご賞味下さいませ。
てふてふ -蝶-

■更新情報
小説・てふてふ -蝶- 「酒屋の幽霊」前編UP

■お知らせ
帰省中につき、しばらくお休みです。

追記:コメントを頂きました。その中の一つ。
>>新作だ〜!読みつつお帰りをお待ちします
+++帰りを待ってくれる人がいるというのは有り難いものだなぁー。心に明かりが灯ります。

#高速の風景・トラックの積荷
2007年8月9日(木)

帰省から戻りましタ。ただいま。
今回は高速使ったマイカー帰省。運転免許を持たない私は楽チンですけど、5時間運転するダンナちゃんはお気の毒。

行きは高速道のあちこちにパトカーがいたので、隠密サミット? 広域凶悪犯罪? それとも私を見張ってんの? などと疑心暗鬼に陥りましたが、台風の翌日だったので、単に道の安全確認してたみたい。パトカーが走ってると周囲の車のスピードが軒並みガックリ落ちるのデ、おもしれぇなと思いました。白黒車の無言の威圧。官憲に屈して安全運転で日本万歳。

助手席の私は暇つぶしに、行き会うトラックの積荷をチェックして遊ぶんですガ。
液化窒素積んでるトラックが通ると妙に嬉しいんですよね。「あのデカいタンクに液化窒素が満タン……」、「花屋のトラックとぶつかって、ウン万本の薔薇が瞬時に凍結」などと考えて魂が震えます。そういや、液化アルゴンを積んだトラックも見かけました。なんに使うんだろう? ってかアルゴンって特性ナニ? 知らない名前はつまんない。

そこいくと、濃硫酸を運ぶトラックはステキでした。タンクのデカさも見事でした。医療用という文字も見えたんですが、医療に濃硫酸ってどう使うの? 医療ミスした死体を溶かして証拠隠滅……トカ即座に考える私は多分ヤバい人です。やっぱりパトカーは私を見張っていたのかも知れんでス。

牛を載せたトラックが通りました。夫婦同時に「ドナドナ〜♪」と歌ってしまったのが笑えました。ところで、この歌詞の「ドナ」って一体どういう意味? 仔牛の名前? 医療用臓器を載せて走れば「ドナー♪」でしょうか?
くだらないことを考えているうちに、いつしか時間が過ぎ去って、家に帰り着くわけです。

追記:コメントを頂きました。その中の一つ。
>>こんなページを見つけてしまいました・・・・ ドナドナのナゾ
+++そうなんだ! ドナドナにはそーんな意味が!! 教えて下さってありがとうです〜♪

#高速の風景・豪雨と連帯
2007年8月12日(日)

帰省時の話、その2。高速道路にて。
台風一過だというのにどうも天気が不安定で、短時間ずつなれど何度も何度も雨に降られる。
で。そのうちの1回がすげぇどしゃぶり。超豪雨。っつーか、高速を飛ばしているからフロントガラスにあたる雨飛沫が激しくて、豪雨気分が増してるわけだが、一転にわかにかき曇った薄暗さもあいまって、冗談じゃなく一寸先が見えない降りよう。前を走っていたはずの白いトラックが水煙でかき消えている。

速度規制50q。怖いのでもっと速度を落としたいが、後ろに居るはずの後続車も見えないので追突怖さに安易に速度を落とせない。もういつ玉突き衝突しても不思議じゃない、ってか、ぶつかるまで他の車は見えるまいよ、な状況である。手に汗握る。いやぁな汗。パーキングで休もうにも標識がよく見えない。なによりパーキングが近くにない。

と。運転席のダンナちゃんがハザードランプのボタンを押し始めた。すると、前方からもチカチカとお返しの明かりが! おお、姿は全く見えないが君は確かにそこにいるんだね? 白いトラックの中の人。
それからは、ひんぱんにハザードランプでの車間確認コミュニケーションが続いた。

「ボクはここにいます。ボクはここにいます。ボクはここにいます……」
「私はここです。私はここです。安全運転でいきましょうね……」
灯る黄色い明滅があんなにも心強く感じたことはかつてない。見ず知らずのトラック運ちゃんとの間に生まれた奇妙な連帯感であった。
やがて車は豪雨地帯を走り抜ける。雲間から日光が差し、その明るさに「生きてた〜」と思った。

#母と歌おう
2007年8月13日(月)

帰省時の話、その3。
母に嚥下障害が出てるらしい。食事は普通に取れるのだが、服用している薬がどうも飲みにくいと言う。飲み込んだはずの錠剤がひょろっと口の中に戻ってきてしまうんだそうな。
医者に相談したら、発声練習をすると良いらしい。一人暮らしなので声の出しようが足りないのだろう。私の親らしく人嫌いの御仁なので常日頃の会話が不足するのだ。

で。どうせ発声練習するのなら心楽しく歌でも歌ってみればどうか? と薦めてみる。母はよっしゃしからばと『ジョニーへの伝言』を朗々と歌い始めた。
  ジョニーが来たなら 伝えてよ
  三年待ってたと〜♪
……ちょっと待った、お母さん! そこは「三年」でなく「二時間」です。三年は流石に待ちすぎっしょー。幾ら好きな男でもっっ!
ダンナちゃんと私、大いに笑い転げる。歌詞って間違えて覚えてるのあるよねぇ。よーく考えると意味不明な歌詞になる。一気に気のなが〜い女の歌になってしまった。さしずめ、ジョニ〜〜〜〜〜〜〜〜〜への伝言。

続いて私が季節感を無視した『宗谷岬』を歌ってみる。
  流氷とけて 春風吹いて
  ハマナス咲いて カモメもないて
  はるか沖ゆく 南極船の〜♪
……ちょっと待った! なんで宗谷岬に南極船? とダンナちゃんに問われてハタと気づく。そういや宗谷岬は北海道。なぜ北の果てに南極船が居るのだ???
調べてみたら南極船でなく「外国船」でしタ。母の阿呆をもう笑えなくなりやした。

追記:コメントを頂きました。その中の一つ。
>>選曲が渋いよ。ついさんいくつ?
+++「リンゴの唄」、「フランシーヌの場合」、「笛吹童子」、「流浪の民」なども母といっしょに歌いました。渋いっすか?

#雪国
2007年8月14日(火)

クソ暑いので、川端康成の「雪国」を読む。理由、タイトルが涼しげ。
  >>国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。夜の底が白くなった。
私も異次元トンネルを抜けて雪国に行ってしまいたい。

読後、駒子萌えか葉子萌えかと自問自答してみる。
しばらく迷って、ほとんど作中に登場しない島村(主人公)の細君萌えだと思った。奥さんなんとなく無敵っぽい。勝手な想像ではあるけども。

島村といえば、真っ先に思い浮かぶのは島村ジョー(©サイボーグ009)である私。
「雪国」の島村が赤い戦闘服に黄色いスカーフなびかせて夜汽車に揺られてる気がして困った。汽車より加速装置使った方が速いんでない? トカね、思うの。
この場合、フランソワーズが本妻で、駒子は0010(ゼロゼロテン)、葉子はタマラであろうと思う。マニアックな話でゴメン。

#腑に落ちない
2007年8月15日(水)

ウチのダンナちゃんは本に詳しい。
「『舞姫』の作者は?」
「森鴎外」
「『斜陽』は?」
「太宰でしょ」
このくらいは当然として、
「『沈黙』は?」
「遠藤周作」
「んじゃ、『沈黙の春』は?」
「レイチェル・カーソン」
全く淀みなく答えなさる。ついでに「『沈黙』はキリスト関係の話で、『沈黙の春』は環境ホルモン」と、概要もきちんと踏まえている。
不思議だ。全く不思議でならぬ。どうしてそんなに知っているのだ? どれも読んだことないクセにっっ!

対する私はというと、読んだ割にちっとも作者名を覚えていない。内容すらも忘れがちだ。下手すっと読んだ私より読んでいないダンナちゃんのウンチクの方がぐっと奥が深いというこの矛盾。なんやつくづくと腑に落ちない。それとも、みんな当然のこととして知っているのか? 私の頭が阿呆なだけか?

作者名を覚えないのは、もう私の仕様としてあきらめたが、
「ねぇねぇ、『阿Q正伝』ってタイトルだけ見ると夢野久作が書いたような気がしてこない?」と言ったら、
「ああ、魯迅の作だよね。でもするする」と同意された。
夢野久作なんざ一つも読んだことないクセにぃぃ。同意されたことは嬉しいのだが、やっぱりどこかしら腑に落ちないゼと思うのである。

追記:コメントを頂きました。その中の一つ。
>>ダンナちゃん、尊敬ですっ。
私も頑張る、ライトノベルばっか読んでないで頑張る!!←夏休みの半分はライノベ立ち読みで消えてます。うぐっ。

+++その時に自分が面白い! と思う本を読むのが一番。私はちょっと前に京極堂シリーズ(京極夏彦 著)にハマり、鳥山石燕の『画図百鬼夜行全画集(角川文庫ソフィア)』や水木しげるの本を買っちまいましタw。次は柳田国男の『妖怪談義』や『遠野物語』を読みたいなぁ。面白いと感じたものの興味を広げるのが楽しいっすー。
ちなみに、ダンナちゃんはハルキシリーズが好きでして、私の好きなラノベは『キノの旅』です。

#古本屋詣で
2007年8月18日(土)

古本屋に行って、くしゃみと鼻水鼻ズマリ。帰ってから熱を計ったら7度6分。
ヂグジョー、またしてもヤられた。埃アレルギー体質の恨めしさよ。でも、欲しい本が安く手に入ったのでイイ。
明日もメゲずに別の古本屋に行くぞっっ!

追記:コメントを頂きました。その中の一つ。
>>古本屋いいですよね〜。旅先で必ず古本屋によりたくなるけど、ウチの奥様にとっての優先順位は低いようで……(泣)
+++ウチは何処に行っても本屋巡りで、ろくろく観光もしないという……。大量の本を抱えて遠方から帰路につく時、ふとその地獄のような重さに耐えかね、「私達って馬鹿なんじゃね?」と、毎度思う次第です。でも、私ももう少し観光もしたいぞ! ダンナちゃん!

#社長の椅子
2007年8月19日(日)

お盆前に注文していた椅子が届いた。PC用の椅子。革張り。リクライニング機能が付いて、背もたれは腰にジャストフィット。座り心地も最高だが、外観も社長の椅子っぽい。重厚なその面構えははっきり言って他の家具と浮いている……。

ダンナちゃんと幾つもの椅子に座ってみて、一番座り心地が良いと二人の意見が一致したものを選んだのだが、こんな気持の良い椅子に私なんぞの粗末な尻がどっかり座ってて良いものか? しかも、これまで使っていた古いギコギコ鳴る椅子をダンナちゃんが使うという。金稼いでる人が粗末な椅子とは。多分に罰当たりな心地して、我ハゲシク動揺せり。ハイハイ、けっこー小心者。

然るに、ダンナちゃん曰く。
「長時間使う人が上等の椅子。それでオッケー、無問題」
太っ腹な男である。寛大な男である。感激した私はダンナちゃんにステーキを喰わせたるのであった。いや、その金も元はダンナが稼いだわけだガ。。。

リクライニングでゆらゆらしてるとシアワセである。長く座っていても腰がちっとも痛くない。ああ、もうこの椅子から降りたくない。寝る時もいっそこの椅子で眠りたい。ってか、寝てたし……。

先月、暑さに耐えかねて買ったクーラーといい、この椅子といい。引き籠もり用品ばかりがそら怖ろしく充実していく私の部屋。古本屋で買った本もたんまりとある。ここはきっぱり開き直って、猛暑が去るまで引き籠もり生活を満喫してやろうかと思っている。

#盲点
2007年8月20日(月)

先日、帰省した折、実家の冷蔵庫と電話機を買い換えた。母は骨折以来、一人での遠出が難しい。しかも怖ろしく機械類に弱い。家電品の買い換えには私やダンナちゃんのサポートが必須なのである。

電話機はお持ち帰り出来たので、すぐさま設置。「留守電メンドウ」と母が言うし、どうせテープが満杯になっても消去も出来まい、再生のやり方も覚えるまいと思われたので、その機能はOFFにして、子機の使い方や充電法など最低限の必須操作のみをくどい程に繰りかえして説明する。「覚えたー」と言っても安心ならん。数日掛けてとっくりと母を仕込む私であった。なにせ、高速バス5時間掛けないと実家に帰れないのである。「わからんー」と言われてちょいと帰るという訳にはいかない。

冷蔵庫はお持ち帰り出来ず(当たり前だが)、既に私達が帰省を終えてこちらに戻ってからの配達であった。
心配で、これもクドクドと事前に説明しておいた氷の作り方は「ちゃんと出来たよー」という。一安心。
しかし、「玉子がちゃんと置けないのよ。穴がもの凄く浅いの」と抜かす母。長年培った娘の勘が働いたね。ピーンと来たサ。
配達されてたて、新品ほやほやの冷蔵庫は玉子のトレイが裏返しに置かれているのだ。母はそれに気づけないのだ。その位のボケは往々にしてカマしてくれる母である。「この冷蔵庫、絶対オカシイ」と電話口で憤慨なさっているが、玉子の入らない冷蔵庫があるもんかい。母の方がオカシイのである。

「玉子のトレイをひっくり返せー」と諭す私。
「ひっくり返らないー」と返す母。
「そんなワケあるかー!!」と叫ぶ私。
しばらく、あーだこーだ言い合ううちに、母が重大なことに気がついた。

「あ、玉子のトレイがテープで固定されてる!」
||||||||||||||| _| ̄|○ ||||||||||||||| 搬送用のテープですね。そりゃ、動かん筈ですわい……。

「玉子がきちんと立つようになった♪」と浮かれる母。電話口でその喜びの声を聞きつつ、私は脱力していた。
流石に玉子トレイとは、思ってもみなかった母の機械音痴(機械なのカ、これ?)ぶりである。なんという盲点……。泣きたくなった。
ちなみに、電話機の操作法もやはりと言おうか、当然と言おうか、よく質問されている。

追記:コメントを頂きました。その中の一つ。
>>お母様かわいい〜(///∇///)ナイスボケ。ついさんの勘も凄いです。
+++ふっ。母の娘に生まれれば、こういう勘はイヤでも働くようになりまさぁね。

#殺っておしまい
2007年8月21日(火)

小学生の頃、とても仲良くしていた女の子がいた(中学でも、高校になっても、その後もずーっと友人だガ)。
その子はラジオが好きで、ビートルズが好きで、算数が得意で、でも本は読まなかった。
ところが、お互いの家を行き来して遊ぶうち、彼女が少しずつ本に興味を示してくれるようになったのだ。

その子のお母さんから、「ついちゃんのお陰で、この子が本を読むようになったわー」と、感謝され、面はゆい思いをしたものだ。なにせ、その頃の私がハマっていたのは推理小説。江戸川乱歩だの横溝正史だのシャーロック・ホームズだのにとち狂っていた時代である。教育上芳しき影響を与えたとは、とてもとても思えない。

ある日、この子から、「ねぇ、『殺る』って、どう読んだらいいの?」と訊かれた。
「お母さんに訊いても分からないって言うの。辞書で調べても分かんなーい」のだと言う。
「えーっと、『ヤる』って読むんだよ」と私が答えると、
「流石だ、すごい!」と大絶賛。挙げ句、お母さんまで呼んで来て、
「やっぱり、ついちゃんはスゴイよ。ちゃんと読み方知ってたよ」と報告なさる。母娘二人して私をやんやと褒めそやす。
これにはマイッタ。
『殺る』を読む それでエライか 小学生 そんなガキは殺っておしまい
アベサダ事件と同じ類の恥を覚えた。「ゴメンね、私もわかんなーい」と言える機転こそ欲しかった。

#「てふてふ」 第1話っすー
2007年8月22日(水)

諸事情有りにて、前編ってか、ほぼ導入部のみUPされていた
てふてふ -蝶- 第1話「酒屋の幽霊」 を本日やっと書き上げました。
オカルト風味の浮き世奇譚でございます。新シリーズ第一発目ですので、どうぞよろしくお願いします。
てふてふ -蝶-

昨日、ダンナちゃんが正規表現を調べてくれて、お陰さんでHTMLルビタグが一括変換で付けられるようになりヤした。すっげー早い。超ラク〜〜〜。ダンナちゃん、どうもありがとう!
で、ですよ。プロット作ったら、勝手に全自動で本編をサクッと書いてくれる、そういうプログラムだかソフトだかはナイもんですか? 無性にそれが欲しいンですガ。
完徹明けの本日ただいまより、そんなご都合主義な夢を見ながら、眠りにつこうと思います。


■更新情報
小説・てふてふ -蝶- 第1話「酒屋の幽霊」全編UP

#扇風機の最期
2007年8月24日(金)

一昨日、私が愚小説を書き上げたのとほぼ同時刻。
我が家の扇風機様が壮絶な最期を遂げましタ。首がごっつり落ちました。

首をボルトで繋ぐ部分の土台にヒビが入ってて、ヤバい状態であるのを騙し騙し使っていたワケですが、それでも私に涼しい風を送るべく奮闘してくれてたワケですガ、とうとう……。千葉に住んでいた頃買ったので、7年以上は使ったでしょうか。格安2000円台の品としてはよく働いてくれたと思います。

で。この子、まだ動くんですよね。写真では分かりにくいんですが、肝心の生命線ってか、チューブが無傷で繋がってます。つまり、床に首が落ちててもプロペラはしっかり回るんです。
しかも、首の後ろ──人で言うボンノクボの辺りでしょうか──そこに首振りのボタンがあって、そいつが首の落ちた時、丁度押されたようでして。

床の上でプロペラ回すわ、首は振るわ。
ウ、ウゴウゴゴ、ゲガゲガガガ……。異音と共に床でもがきあえぐ様は、これぞ断末魔でございました。ちとコワかった。扇風機の正規の使用法とは違った意味で、す、涼し〜い。
ホントウに最後の最後まで、使命を全うしてくれた扇風機でしタのです。合掌。

追記:コメントを頂きました。その中の一つ。
>>だるくて仕事放棄してるっぽいですねw暑くなくなったら直ったりして
+++ホントに直るといいんだけど、ムリだろーなぁ。。。

#お気に入りなCD
2007年8月25日(土)

最近よく聴くCD。どれも環境音楽で歌声はナシ。
私はどっちかというと音嫌いで、ながら族ではなく、読書中や執筆中はCDかけると集中できなかったりしてたんだけど、これらのCDに出会って考えが変わった。
耳障りでない音楽が程良い音量で鳴っていると、周囲の雑音(家の前の道を車が通るとか、近所の子どもの声がするとか)がかき消されて快適になる! 無音よりも集中力が増す感じ〜♪ 特に上の二つは絶賛エンドレス再生中。

くつろぎの音楽
『くつろぎの音楽』 ダニエル・コビアルカ ASIN: B00005F2PL
帝国ホテル大阪のロビーに流れている曲らしい。曲中に水音や鳥の声も入る。
帝国ホテルすげぇ! ホントに何してても邪魔にならない。ちょいと大人な雰囲気の茶店に居る気分……と言えば通じる、かなぁ?
聖なる水
『ホーリー・ウォーター/聖なる水』中田悟 ASIN: B00005F2PI
楽器音ナシ。ただひたすら水の音と鳥の声な自然満喫CD。
こういう自然音だけのCDってずっと欲しかったの。ステキ。唯一の文句は、フェードインなくせにフェードアウトじゃないこと。ブツっと切れて静かになるので、それがちょっち耳障り。
ちなみに、海の音のCDって苦手だ。風の音に似て剣呑だと思っちゃう。
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夢のヨーガ
『YOGA NIDRAII 夢のヨーガ~Voice of Nature』知浦伸司 ASIN: B000Q6GWI2
オマケの寝る時用CD。
私だけの感覚かも知れないが、ヘッドホンでこのCDを聴いていると、音が右の耳から左の耳、左から右へと目まぐるしく移り変わって、その余韻でクランクランする。酔った感じで眠くなる。健康的な入眠法かどうかは不明w。

ちなみに、紹介したCDは、どれもこちらで視聴出来やす。
CDの視聴、amazonさんでももっとガンガン出来るとイイのに。


■更新情報
エッセイ 「ひねもすのたり」(特選日記)UP

#<愛コン日記233> したり?
2007年8月27日(月)

つい姫とダンナ王子の「愛コン日記」本日のお話
ダンナちゃんの口にできものができた
ダンナちゃん。口にできもの出てるんだから、食後はちゃんと口を洗うんだよ。患部を清潔に保ちなさいね
わ〜〜〜。奥さんってば優し〜い♪ 僕のこと心配してくれてるんだ〜♪
あ、台所で口洗うなら、ついでに食べた後の茶碗もさげといてねー
あ、そうだね。ついでだね(茶碗を運ぶ)
(で、運びつつ)……ねぇ、これって、してやったりなんじゃない? 僕ってはめられている? いいように利用されてる???
えー? 筋はかいたけど、「してやったり」ってほどじゃないよぉ
ってか、これくらい当然!でしょう
そうか……当然とクルのかぁ
  • できもの完治まで細やかなケアの手を差し伸べている妻ですのに。茶碗くらい運べよぉw

追記:コメントを頂きました。その中の一つ。
>>奥様は優しいのか非情なのか?
+++さて、どっちでしょう?

#皆既月食
2007年8月28日(火)

ダンナちゃん撮影。皆既月食のお写真。
皆既月食
先日の流星群は天候の所為で見逃したので、こっちは観れて良かった〜。

月にはウサギがいると言いますが、まぁなんとなく、
この人→  が踊ってるとイイのになぁと思ったり。。。
ルナティックざぁます。

追記:コメントを頂きました。その中から。
>>おおおお!ありがとうございます!東京は雷雨でしたTT
+++雷雨とは残念でしたね。写真喜んで頂けて、ダンナちゃんがとても嬉しそうでした。
>>この人はウサギをも喰っちまいそうな勢いが(失礼)w
+++確かにw。だんだん餓鬼に見えてきました。
>>月蝕の画像、娘の夏休みの宿題に使わせていただきます♪
+++……オい (^^;

#<愛コン日記234> パソコンになりたい
2007年8月30日(木)

つい姫とダンナ王子の「愛コン日記」本日のお話
寄る年波に勝てません。すっかり白髪が増えました……
鏡を見つめつつ
結局さ、黒毛の中に白いのがチラチラしてっから、いけないのよね
同じ量の白髪でも固まってれば、メッシュだのとお洒落まがいの言い訳だって立つ訳よ
なんとか、種類別に固まらないもんかしら……
ピッキーン!(←ひらめき音) ハッ! そうか!
デフラグすればイイんだーっっ!!!
……
ハイハイ。好きなだけ言ってろ
  • メモリも増設出来るとイイ。お肌は鏡面仕上げでー。

追記:コメントを頂きました。その中の一つ。
>>私は脳みそのデフラグとメモリ増設がしたいです。
+++脳みそにintel入ってるーにしたひ。

#リズム?
2007年8月31日(金)

先日壊れた扇風機。しゃーねぇので新しいのを買ってきたが、時代の流れなんだか、「リズム」というボタンが付いている。お値段安い割に高性能? お買い得品? と思って喜んでたら、どうも怪しい。

普通、リズムなるものは、ちょい弱めになったり強めになったり、ゆらぎのある風を送る機能であろう。
だが、新しい扇風機のリズムは「弱、中、強」の風が勝手に切り替わるというシロモノ。これを「リズム」と呼んでよいものか? きちんとしたリズム機能のある機種への冒涜ではあるまいか。。。

私「これってリズムじゃないよねぇ」
夫「違うね。弱にしてても勝手に強風になるボタンなんて意味ないよ」
私「思うんだけど、これってリズムボタンじゃなく……」
夫「ん?」
私「ランダムボタン?」
夫「おお、まさしくランダム機能! わー、いらねーっっ!!!」

いらない機能付き扇風機。でも、それなりに重宝して使っております。今度はリモコンも付いて2000円台w。ピンクのボタンがおっシャレ〜。

追記:コメントを頂きました。その中から。
>>私の家の扇風機にも不可解な機能(?)がありますっ。
扇風機のボタン部分がちんまりと取り外せて、リモコンになるっていう…。
持ちにくいのもアレなんですが、リモコン使わない派の私にとって迷惑なのは、ボタン押してる最中にリモコン部分が遠くにすっ飛んでしまうことです。
折り紙で作るぴょんぴょんガエルみたいに。
ムキーッ!

+++そういや、リモコン使いませんね。一応、机の上にリモコン置いてるんですが、もっぱら操作は足でヤりやす。
>>おお!格安ですね。ちなみにどんな店で買ったのですか?
+++ジャスコの中の電気屋でしたが、ありゃ何処が入ってるんでしょう? 覚えてません。ベストだっけか??


2007年08月 の日記




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