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 TOP小説幸福画廊>CM日記

CM日記・総集編!

※この宣伝は、【幸福画廊】新作発表時に、日記ページに書かれていたモノです。

  CM目次  >>画廊目次ページへ戻る
■第05話-CM日記 ■第10話-CM日記 ■妄想10センチバトン
■第04話-CM日記 ■第09話-CM日記 ■第14話-CM日記
■第03話-CM日記 ■第08話-CM日記 ■オリキャラなりきりバトン
■第02話-CM日記 ■第07話-CM日記 ■第13話-CM日記
■第01話-CM日記 ■第06話-CM日記 ■「画廊頂き物祭り」編 ■うちの子が語尾ににゃんと言う


■うちの子が語尾ににゃんと言う  2015年9月16日(水)

Twitterのタグに乗って書いたものです。

「にゃん」
「朱里、どうしたの?」
「刑事にチェスで負けた罰ゲームです。お気遣いなく、白野様にゃん」
「結構楽しんでるね」
「にゃかにゃか屈辱的でにゃん。にゃんたることで夕飯は猫まんまにゃお」
「わー、そんなメシは嫌だ〜。もうよさんかバカ執事」
「刑事、早く謝って」

■妄想10センチバトン  2007年4月15日(日)

2月にみゅうさんからバトンが来ていたようでして。なんでも「キャラが10pに縮んだら?」っつーバトンだそうです。なんじゃ、そりゃ? ご指定キャラは『幸福画廊』のダグラス刑事。勝手ながら「あなた」を朱里に置き換えて、んじゃま、やってみましょうか。

---
1.目覚めた時に10p・ダグラスがあなたの顔を覗き込んでいました。どうしました?
朱里 「どうしましたって……。それはこちらの台詞ですよ。一体全体どうしたんです?」
ダグ 「俺にもワカラン。目が覚めたら縮んでたんだ」
朱里 「何か、余程悪いものでも召し上がりましたか?」
ダグ 「昨日最後に喰ったのは、小鳥の作った夜食だが……」
朱里 「ああ、それで」
ダグ 「……ぉぃ」
朱里 「すみません。つい納得してしまいました」

2.10p・ダグラスをあなたは飼いますか?
朱里 「飼う飼わないはさておいて、先ずはよく考えてみましょう。よりにもよって10pとは、一番厄介なサイズですよ。自分では衣食住何一つままならぬ大きさなのに、そのクセ、こちらの目にとまらぬ程の小ささでもない。目にはつく上、まがりなりにも人の形をして、しかも人語を話すとなれば、そうそう粗末にもしづらいんですよね。メンドウがって世話を放棄すれば、かなりの確率で死んでしまうでしょうしね。挙げ句、腐ればそれなりに臭ってもくるでしょうし、虫もわくとだろうときている。この屋敷が不衛生になってしまうじゃありませんか。ああ、本当に厄介です」
ダグ 「……つまり、飼う気はナイんだな」

3.10p・ダグラスがお腹が空いたと主張しています。あなたは何を与えますか?
朱里 「飼いませんし」

4.10p・ダグラスがトイレに行きたがっています。どうしますか?
朱里 「飼いませんので」

5.10p・ダグラスが風呂に入りたがっています。どうしますか?
朱里 「ですから、私は飼いませんよ!」
ダグ 「執事ぃー、オマエが薄情なのは知っていたが、どこまで非人情なんだぁー?」
朱里 「小鳥さんに飼って貰えばいいでしょうが。……で、その小鳥さんは先程からゴソゴソとナニを探しているんです?」
白野 「縮んじゃったダグラス刑事の為に、家を用意するって言ってたよ」
朱里 「家?」
小鳥 「ああー、もう。折角見つけ出したのに、リカちゃんハウスだと、ちょっと大きいのよね。かといってシルバニア・ファミリーの家具では小さいし。困ったわー。ダグラス刑事も少しは考えて縮んでくれたら良かったのにぃ」
ダグ 「小鳥ー! オマエは俺をおもちゃの家に住ませる気かー!!!」
白野 「えーっと、絵で良ければ刑事のジャストフィットサイズで、どんな豪華な家具でも僕が描いてあげるけど」
ダグ 「書き割りで生活しろってか。それもあんまりだぞ、坊やぁ」
朱里 「どのみち、風呂は無理そうですねぇ」

6.10p・ダグラスと初デート!どこに連れて行きますか?
ダグ 「デートだと? 突然10pにされた人間捕まえて、ノーテンキな質問も大概にしやがれ!」
朱里 「小鳥さん、とにかく刑事を台所に連れて行って、さっさと手料理を振る舞いなさい」
白野 「ショック療法? それで元に戻るの?」
朱里 「他に良い知恵もないですし」
小鳥 「そうね。わたし頑張ってみる!」
ダグ 「……お手柔らかに頼むぞ、おい」

7.最後の質問! 10cm『ダグラス』が居たらあなたはどう思いますか?
白野 「どうって……びっくりしたよね」
朱里 「そりゃあ我が目を疑いましたよ。常識の範疇を超えてます。そういえば小鳥さんは、この騒動の元凶にされてしまっていることに何の疑問も抱かないんですかねぇ? それもそれで驚きです」
白野 「小鳥ちゃんは素直だから。ところでさ、朱里」
朱里 「なんでしょう?」
白野 「ホントに小鳥ちゃんの手料理が原因だったとして。また食べて、更に縮んだらどうするの?」
朱里 「白野様」
白野 「うん」
朱里 「幸いなことに、その質問はこのバトンにはないんです」
白野 「……本気でメンドウがってるんだね、朱里」
朱里 「当然です」

8.妄想させたい5人をチョイス!
ダグ 「突然縮まされる者の身になってみろ! やめてくれー!!!」
……と、ダグラスがわめいているので、ストップです。


※ちなみに、コレは続きがあります。日記過去ログを見てね。

■CM日記「首なし城奇譚」編  2006年12月19日(火)

小鳥 「終わる、終わらない、終わる、終わらない……」
白野 「小鳥ちゃん、何やってるの?」
小鳥 「あ、白野様。『幸福画廊』の14話が本当に書き上がるかどうか、花びら占いをしてるんです」

朱里 「小鳥さん、その花びらは6枚ですから、『終わる』から始めては、作者がだーだー泣きますよ」
小鳥 「へ? どうして?」
ダグ 「小鳥、『奇数と偶数』って概念、小学校で習わなかったか?」
小鳥 「算数キライ。 終わる、終わらな……。えぇー、終わらないのぉ〜〜〜っっ!?」

白野 「大丈夫だよ、小鳥ちゃん。こうやっちゃえばイイから」
----- 白野、花弁のなくなった花のガクをむんずと掴んで引きちぎる。
白野 「ほらね、終わった」

ダグ 「……坊や、何気に力業じゃねぇか」
白野 「イイんじゃないかな? 今回、『首なし……』ってタイトルなんだし」
小鳥 「『首なし』? それってコワイんですか? わたし、そんなのに出るのヤですー」

ダグ 「大丈夫だろ? 作者が、『なんでこのタイトルで怖い話にならねぇんだー!?』ってブチ切れてたから」
小鳥 「それって信じてイイの?」
ダグ 「それよりも、俺としては小鳥の花占いの方がよっぽど心配だぜ。ホントに書き上がるんだろうなぁ?」
朱里 「大丈夫。信じる者は救われますよ」

今回、そういうお話です。

■オリキャラなりきりバトン  2005年12月30日(金)

「オリキャラなりきりバトン」なるものが回って参りましタ。
CM日記より難しいじゃねぇかと思いつつ、まぁやってみましょうか。

ちなみに。バトンの質問内容は以下の通りとなっております。
 1.お名前、出演作品等どぞ。
 2.ご趣味はなんでしょ?
 3.恋してますか?
 4.今すぐ消えて欲しい物は何ですか?
 5.神様を信じますか?
 6.宇宙の果てって何だと思いますか?
 7.作者さんに文句ありますか?
 8.バトン回す人を5人程度。

---
小鳥 「えーっと、【幸福画廊】の住人4人で、『なりきりバトン』 行きま〜す!」
ダグ 「おう、さっさとやってくれ」
白野 「えっとね、先ずは『趣味について』 だよ」
小鳥 「白野様は、絵がご趣味でお仕事ですよね」
白野 「うん」
朱里 「私は読書にしておきます」
ダグ 「俺はやっぱりドライブかな」
小鳥 「わたしはねー」
ダグ 「小鳥の趣味は『出奔』だろ?」
小鳥 「キーッ!!!」

白野 「朱里、またケンカが始まったよ」
朱里 「放っておきましょう。次の質問は『恋してますか?』 みたいですね」
白野 「ふぅん。恋か」
  主従、ケンカ中のダグラスと小鳥をしばし眺める。舌戦は収りそうにない。
朱里 「まぁ、『それなり』のようです。……次の質問に行きましょう」

白野 「次は 『今すぐ消えて欲しいもの』 だって。うーん、何だろ?」
朱里 「私は、今現在騒がしい人達に消えて貰いたいですねぇ」
白野 「ケンカ、収まらないね」
  主従、ケンカ中の二人を再度眺める。小鳥がクッションを投げている。
朱里 「私は神は信じませんが、あの二人をたった今黙らせてくれるなら、信じるにヤブサカではありませんよ」
白野 「犬も喰わないって言われてるのに、神様も食べてくれないんじゃない?」
  主従、二人で大きなため息。

小鳥 「だから、あんたのその態度が気に入らないのよー!」
ダグ 「なんだとー!」
小鳥 「あんたなんかもう、宇宙の果てまで飛んでっちゃえ〜〜〜!!!」

白野 「そう言えば、次の質問って 『宇宙の果てって何だと思いますか?』 なんだよね」
朱里 「では、ダグラス刑事がそこから戻ったら、お説を拝聴するとしましょうか。とても難しい質問ですし」
白野 「そうだね。……ねぇ朱里、僕おなかが空いた」
朱里 「それでは、お茶に致しましょう」
  主従、ケンカ中の二人を見捨てて、退室しかけ、ふと立ち止まる。

白野 「あ、最後の質問忘れてるよ。『作者への文句』」
朱里 「言い出したら止まりませんが、それでもよろしいんですか?」
白野 「……えーっと、僕、ケーキを先にして欲しい」
  執事、にっこりと微笑む。
朱里 「かしこまりました、白野様」
  主従、今度こそ退室。
---

例によって例の如く、バトン回す友人なんか、いませんです _| ̄|○
ってか、回ってくるだけ奇蹟に近い……。

■CM日記「だらしのない男」編  2005年12月26日(月)

ここは【幸福画廊】と呼ばれる館。第13話「だらしのない男」への出演を終えた二人の男が会話している。

朱里 「お疲れ様でした、ダグラス刑事」
ダグ 「おう、執事もお疲れさん」
朱里 「今回は、推理仕立てということで、本職刑事さんの大活躍でしたね」
ダグ 「そうだな。それに、枚数的にも新記録だったらしいぜ」
朱里 「ええ。大台の100を超えて、なんと108枚だそうです」
ダグ 「煩悩の数だけ枚数がある……作者が乾いた笑いを浮かべてたな」
朱里 「新キャラも出ましたし、今後の展開がコワイですねぇ」
---
朱里 「ところで刑事。タコのマリネとホワイトアスパラガスのピザは如何ですか? 夕飯の残りですが」
ダグ 「旨そうだな。そりゃ、白ワインが合いそうだ」
朱里 「小鳥さんの事を考えていたら、浮かんだレシピなんです」
ダグ 「あ? なんで?」
朱里 「特に深い意味はありませんが、せいぜい小鳥さんへの想いを噛みしめつつ召し上がって下さい」
ダグ 「……そりゃ、今回の俺に対する当てこすりか?」
朱里 「滅相もない。その証拠に」
   やぶ睨みしてくるダグラスに、朱里が笑った。
朱里 「秘蔵のワインを開けますよ」
---

なんとか、今年中に……と踏ん張って、どうにかこうにか仕上げました。
どうぞ、読んでやってつかーさい。感想もお待ちしていまーす。

補足:
2005/12/28  本編を加筆修正。
すみません。第3章・市長の息子と秘書の場面に入れるべきエピソードを1つ書き忘れてました〜 m(_ _)m
それがないと、話が成り立たないという箇所ではないんですが、寝覚めが悪いので加筆しました。
後は、細々とした全般的な修正です。

……と言うわけで、現在108枚ではなく、113枚になってます。煩悩の数を通り越してしまいました。ひー。
ちなみに、CM日記後半の会話文は本編のエピローグ用に書いていた没原稿だったりします。滅多に陽の目を見ない没原稿に愛の手を差し伸べてみました(笑)

■CM日記「画廊頂き物祭り」編  2005年7月20日(水)

作者「突発でCM日記やっぞ〜。画廊メンツ全員集合〜〜!」
---呼び出されて、不承不承やってくる4人。

朱里「何なんです、一体?」
作者「ふっふっふ。画廊別館に、頂き物の小説とイラストがそれぞれ3つずつ溜まったンだ」
朱里「それで?」
作者「祝え!」
朱里「……」

白野「えーっと、小説が、レオ(Electronic Air)さん、みゅう(言ノ葉茶亭)さん、深那(MY ROOM)さん」
小鳥「イラストは、yunさん、瑠奈(満月未満)さん、深那(MY ROOM)さんから頂いてま〜す♪」
ダグ「スゲェなぁ〜。有り難てぇよなぁ〜。なぁ、執事」
朱里「実は、作者が心優しい皆さんから、脅し取っている…という黒い噂があります」
ダグ「え、そうなのか? おい、作者、コトと次第によっちゃあ、しょっぴくぞ」
作者「止せ〜! 信じる人がいたら、どーするんだっっ!?」
朱里「信じる人がいるのは、作者の悪徳というものです」
作者「……それをお前に言われるのは、なんか、しみじみとムカつくなぁ〜」

白野「でも、別館の小説って、本編とはちょっと違ったティストで、出演していて楽しいよね」
ダグ「そうだな。やっぱ、それぞれの書き手さんの個性が出てるっていうか」
朱里「実は、作者の本編よりも格段に面白い…という噂があります」
白野「それは噂じゃなくって、真実でしょ」
作者「お前ら、ケンカ売ってんのか? ……いや、確かにそうだけどさ、うっわーん」
白野「あ、泣いた」
ダグ「ほっとけ、ほっとけ」
小鳥「誰も庇ってあげないのねー」
朱里「作者の悪徳の現われですね」

作者「グスングスン。ところで、お前ら、お気に入りの作品はあるのか?」
小鳥「はーい。わたし、深那さんのお話しが好き〜。だって、美人扱いして貰ってるもん」
白野「僕はレオさんのかな。画廊の解釈が面白いよね」
ダグ「俺はやっぱ、みゅうさんだな。何せ、道を踏み外しそうな役得シーンが……キッシッシ」
朱里「そう言えば、頂いた3作とも、一部に何処か妖しげな描写がありますねぇ」
白野「あ、ホントだ」
作者「…うーむ。画廊はそーゆー微妙なネタを仕込むべきだ、とでも思われてるンだろーか? もしかして」
ダグ「本編から、なんか匂ってンじゃねぇのか?」
朱里「やはり、作者の悪徳の……」
作者「だから、シツコクそれを言うなぁぁ〜〜〜!!!」

---っつーことで。
上記皆様。素晴らしいイラスト&小説を、本当に有り難うございます。
更に、別館を飾って下さる作品を、ネチコくお待ちしております m(_ _)m

■010-『幸福画廊』 編

作者「今回、まがりなりにも『シリーズラスト』と言うことで。
    【幸福画廊】の裏話など、お届けしてみようかと思います」

ダグ「裏話って何するんだ?」
朱里「そうですねぇ、私たちの名付けの由来なんて如何です?」
小鳥「わ、聞きたい聞きたーい。わたしの名前の由来ってなぁに?」
朱里「小鳥さんは、いつもキャピキャピ小さな羽で羽ばたいていそうだから『小鳥』だそうですよ」
ダグ「鳥種を限定するなら、多分スズメだな。チュンチュクチュンチュクうるさい奴!」
小鳥「ゆ、許せない、許せない……」
---- 小鳥、ダグラスをぶん殴る。

白野「僕の名前にも由来があるの?」
朱里「はい。白野様、『シラノ・ド・ベルジュラック』はお読みになりましたか?」
白野「ううん。読んだことない」
小鳥「あ、『シラノ』って付くのね。そこから白野様の名が付いたんでしょ?」
朱里「ご名答。音に漢字を当てはめました。私は白野様と対ということで、『朱里』なんです」
ダグ「白との対比で黒だとあんまりだから、一捻りしたんだな。良かったなぁ、執事。『黒男』じゃなくって」
朱里「……」
小鳥「に、睨んでる、睨んでる……」

ダグ「で、俺の名前の来歴は?」
朱里「ダグラス刑事の名前には、『特別の由来はナイ』そうです。」
ダグ「なっにぃー!」
朱里「刑事は、登場当初、どうでも良い扱いのキャラだったんですよ」←鼻で笑う
ダグ「……」
小鳥「は、歯噛みしてる、歯噛みしてる……」

小鳥「あ、ねぇ! 白野様のモデルなら、『シラノ・ド・なんとか』って、きっと美少年なんでしょう?」
朱里「ところがどっこい。西洋盤・末摘花(©源氏物語)男バージョンでして。とても大きな鼻の醜男です」
ダグ「へぇ、そーなのか?」
朱里「はい。作者は書籍のタイトルだけ聞きかじって、勝手な妄想をしたんですよ」
ダグ「バカ丸出しだなぁ、作者!」
作者「……」
小鳥「な、泣いてる、泣いてる……」
朱里「鬱陶しいですね。ちょっとアッチに捨ててきます」
---- 作者、朱里に首根っこをひっ掴まれて退場。

小鳥「それにしても良かったですね、白野様。モデルみたいに醜男じゃなくって」
白野「うん。僕、ヘンテコな顔は困るなぁ」
ダグ「ん? 坊やはメンクイだったか? ってか、ナルちゃんか?」
白野「だって、僕の素行ってさ、この顔のお陰で許されてる面が多分にあると思うもの」
小鳥「……」
白野「みんな、騙されてるよねー」
ダグ「……お前、随分と分かってやがるんじゃねぇか」
---- 朱里が戻ってくる。

朱里「何が『分かってる』んですか?」
ダグ「あ、お前は知らない方がイイと思うよ。俺は。……うん」
朱里「……? 何なんです、教えて下さい」
白野「ねぇ、朱里。僕、おなかが空いたなぁ」←媚びを含んだ瞳で訴える
朱里「あ、はい。それではケーキでも焼きましょうね」
---- 朱里、いそいそとキッチンへ。

白野「……」←ニンマリ嗤う
小鳥「だ、騙されてる、騙されてる……」
---- 一番騙されてる奴に、真実を知らせるのは酷だ、と思うダグラスだった。


注意:この話はフィクションです。画廊本編とは切り離して読みましょう。
   ちなみに、上記白野は本編白野と違って「悪の」白野クンです。私は『黒野』クンと呼んでおりますw
参考:シラノ・ド・ベルジュラック

■009-『イノセント』 編

白野が「P」の紋章付きの封筒を拾ってきたところから、このCMは始まる。

白野「ねぇ、これって何かなぁ?」
朱里「どうなさいました?」
ダグ「なになに? 第9話『イノセント』極秘メモだぁ〜?」
白野「さっき、作者の人が落っことして行ったんだよ」
小鳥「わーい、わたしにも見せて〜」

+極秘メモ+
1)セント伯爵が陰謀を企て
2)白野が行方知れずになり
3)ダグラスが銃を撃ちまくり
4)小鳥が男をぶん殴り
5)傷心の朱里が女からの手紙を破り捨てる
……・という、怒濤の展開

朱里「……何ですか、これは?」
小鳥「確かに間違ってはいないケド」
ダグ「いや、ハゲシク間違ってるだろーよ」
朱里「合っているのは『怒濤の展開』という下りだけですかねぇ」
白野「怒濤の展開って、どんな事が起きるのかな?」
朱里「それは、読んでからのお楽しみ、と言うことで」
白野「ねぇ、朱里。教えてよ」
朱里「……すみません。その台詞はお止め下さい。もうすっかり『トラウマ』です」

■008-『裸婦スケッチ』 編

作者「ようやく、画廊:第8話がUPされました。タイトルは『裸婦スケッチ』です」
小鳥「ら、らふっっ? ら、ら、ら……(赤面)」
白野「小鳥ちゃん、顔、真っ赤だよ。風邪ひいちゃった?」

ダグ「裸婦かー。ルララ〜♪」
朱里「何故、そこで歌うんです?」
ダグ「だって、裸婦だぞ。裸婦。嗚呼、なんて夢誘う響きなんだ。タリラリラー♪」
朱里「歌声の響きは、夢誘いませんねぇ……」
ダグ「ほっとけよ!」

白野「本編内容も、別に夢誘わないと思うな。だって、作者が作者だもの」
作者「ほっとけよ!」

いや、一部の夢は誘うカモ(←希望的観測)! 今すぐ読んでやってねー♪

■007-『メモリー』 編

小鳥「画廊:第7話UPです。タイトルは内容まんまな『メモリー』でーす」
ダグ「今回、『 主従出会い編 』だそうじゃねぇか、執事」
朱里「……」(←頷く)
小鳥「きゃあ、ちっちゃい白野様に会える〜♪」

白野「そろそろ【画廊】シリーズも山場なんでしょう?」
朱里「……」(←頷く)
白野「ラストまで、更新加速するってホントかな?」
小鳥「そう言えば、前作UPから今作まで一月ちょっとしか経ってないわ」
ダグ「おお、超・遅筆作者が。……こりゃ快挙だ!」
朱里「……」(←頷く)
白野「……朱里? 何でずっと黙ってるの?」
朱里「……」(←困り顔)
ダグ「あ〜! 執事、てめぇ声! い、今頃……ギャハハハ〜〜〜!!」

こんな【幸福画廊】ですが、読んでやってネ。

■006-『イヴの子どもたち』 編

作者「ようやく画廊:第6話がUPされました。タイトルは『イヴの子どもたち』です。
    今回のCM日記では、第6話終了直後の、出演者達それぞれに感想を述べて貰おうと思います。
    それでは最初に、白野君!」
朱里「白野様は、疲れて眠っていらっしゃいますよ。起こしたら、それなりの報復をさせて頂きます」
作者「それなりって何だよ。それなりって。はっきり言わない所が、あんたは怖いんだ」
朱里「とにかく、起こさないように!(睨む)」

作者「(怯える)……分かったよ。じゃあ、小鳥ちゃん呼んで」
朱里「彼女は、ふて寝しています。 無理に起こすとクッションを投げて暴れるかも知れません」
作者「なんじゃ、そりゃ? なら、ダグラス刑事は何処? 彼は起きてるでしょ?」
朱里「酔いつぶれて寝ています。ものすごく酒臭いですよ」

作者「……何でみんなして寝てんだよ?」
朱里「さて? 作者のムチャな設定の所為ではないでしょうか?」
作者「チクショウ。とにかく、朱里! あんた起きてるんだから、代表で6話の感想を述べなさい!」
朱里「申し訳ありませんが、明日が早いので、もう休ませて頂きます」
作者「お、おい。明日って、もう6話終わったんだぞ。何があるって言うんだよ?」
朱里「早起きして、屋敷中の照明の埃を払うんです。……それではお休みなさい」

そして、作者だけが残された……
こんな【幸福画廊】ですが、読んでやってネ。

■005-『クロスゲーム』 編

P「え〜 皆様、大変長らくお待たせ致しました。 【幸福画廊】最新作の発表です。
 本日は、この日記ページに足をお運び頂いた皆様限定の、特別大サービスと致しまして、
 不祥宇苅が、今作『クロスゲーム』の見所を、週刊誌の見出し風にご紹介させて頂きます」


その1:「熱々カップル誕生!? 朱里、カスタードパイを焼いて、小鳥に愛の告白!?」

その2:「【幸福画廊】贋作疑惑!! 近日中、立件か? 関係者への事情聴取進む!!」

その3:「白野と小鳥、二人っきりで初めての一夜♪♪♪」

その4:「半狂乱!? 朱里哀れ!! 主人捜して三千里!!!」

その5:「執事、まさかの転職か!? 死体洗いに励む日々!!」



P「このような、見所満載の内容で、お届けしております。どうぞ、ご賞味クダサイませ〜」




白「ねぇ、朱里。僕ら本当にこんな事やってるの?」
朱「白野様、カレンダーをご覧下さい。本日はエイプリルフールですよ」
白「ああ、そうか」
朱「ただ、全くのデタラメとも言えないところが……怖いですねぇ〜」
白「…………」

■004-『真実の横顔』 編

「私【幸福画廊】にて執事を務めております、 朱里 シュリと申します。
  このたび、作者が1年半ぶりにシリーズ最新作を書いたらしいということで、宣伝に参上致しました」
「やっほー、メイドの 小鳥 コトリでーす」
「……・」
白野 シラノ様も何かおしゃべりしましょうよー。折角、ここまで出張ってるんだからぁー」
「……・」

「おい、こら」
「おや?」
「出た! 作者の宇苅」
「お前ら、白野にあんま、しゃべらせんなよ。こいつの初期設定はな、『寡黙な美少年』なんだぞ〜」
「『寡黙』……。
  それはおかしゅうございますね。第3話辺りからは、かなりお声を耳にしているような……」
「げほげほ、ごほごほ……。嗚呼、持病のしゃくが……」
「持病? 仮病の間違いでございましょう?」

「朱里、お前、性格どんっどん悪くなっていってねーか?」
「げほげほ、ごほごほ……。あ、これは失礼を。仮病の癪が出てしまいました」
「流石の返球だわ。陰険執事」
「小鳥さん、大事なお話があります。後で裏庭までいらっしゃい」
「……行かない方がいいと思うよ、小鳥ちゃん」
「あー、白野様がしゃべったー♪」

「お前ら、どーでもイイけど、宣伝に来たんだろーが。さっさとやって、さっさと帰れ!
   日記 ここは私の 縄張り シマなんだぞ」
「まるで、ヤクザのような台詞ですねぇ、こんな方が作者かと思えば、読む気も失せるというものです」
「うっせー! こら、白野。お前も後ろで頷くな!」
「ねぇ、ちょっと質問。【幸福画廊】って、ギャグ小説なんだっけ?」
「いえ、『シリアス系・耽美小説(BB系)』だと作者は信じているようですよ」

「あり得ねー!!!」
「おや? 今、遠くから合いの手を入れた、あの男性は誰ですか?」
「あ、新キャラよ。詳細は小説【幸福画廊】第4話『真実の横顔』を読んでみてね♪」
「おい、宣伝ってコレだけかよ? もうちょっと効果的な方法は……」
「作者、うるさいですよ。大体、多くの方に読んで貰いたければ、もっと次々と新作を発表するべきですね」
「げほげほ、ごほごほ……。嗚呼、ホンキで持病の癪が〜〜〜」
-END-



「……ねぇ、朱里。『シリアス系・耽美小説(BB系)』って、なんだろう?」
「白野様、知らない方がきっとお幸せですよ……」

■003-『その道の果て』編

ゴホン。私、朱里と申します。
【幸福画廊】という奇怪きっかいな館を総括する、ウルトラ・スーパー・エクストらんらんらん、な超美形・万能執事でございます。
お久しぶり、の皆さまに置かれましては、ほんっとうにお久しゅうございます。 初めての貴女、以後、どうかお見知りおきを。 ……美しい方ですね。お会いできて光栄です。(手を取る)

今回の当画廊に置きましては、常日頃の不思議よりも更に輪をかけた不可思議が貴女様のお越しを待っております。我が親愛なる主・白野様も相変わらず愛くるしい方でございますよ。
どうぞ、皆さまお誘い合わせの上、当画廊へ足をお運び下さいませ。

あ。当方画廊に付き、カメラ・ビデオの撮影等は固くお断り申し上げております。
特に、私どもの生写真など、巷で売却されたりなさることのございませんように、お願い申し上げておきますです。
……と申しますか。
白野様の写真をお撮りになられました方は、是非私メに売ってください。
お値段につきましては応相談と言う事で……。

あ! 白野様っっ。
い、今の聴いておられました? ……いえ、お耳に入らなかったのでしたら、それが何より。
いえいえ。何でもございませんよ。

今日はこの朱里、チョコレートブラウニーをお作り致しましたです。
さあさあ、あちらのテラスで召し上がりましょう。さあさあさあ……。

---朱里、白野を伴ってそそくさと退場。

■002-『泣くことの自由』編

ぴ〜はうすにお越しの皆さま。お久しゅうございます。
【幸福画廊】の名物執事・朱里でございます。

はあ〜? それ誰??
と言っておられる失敬なアナタ。

<STORY>ページへお進みください。
そして、他のものには目もくれず、ひたすら【幸福画廊】へ直進なさって下さ
いまし。きっと目に物見せてくれる……じゃなかった。きっと素晴らしい感
動の世界(?)がアナタ様を待っておりますよ。

ああ。以前の日記を読んで下さった方にはもうお分りのようですね。
そうなのです。
書く〜
書く〜
と言いながら、いつまでたっても書かなかった当画廊の作者の野郎(ゴホン…
失敬)がやっとシリーズ第2弾を発表したのでございます。

まあ、ケチ臭くも「3回で完結」などと駄文を小出しにしているようでござい
ますが、前作よりも原稿用紙で2枚分ほど長うございますので、1回で読む文
章としてはこの位が適量かと存じ上げます。

今回のタイトルは「泣くことの自由」と言うのだそうで。
一体どういう思考回路の果てにこのようなタイトルを付けているのでしょうか?
作者の脳みそを解剖してみたくなりますねぇ。いやはや、全く。

今回の舞台は、雪の舞う!!!……・当家屋敷内
出演者は!!!……………………前回と似たようなもの

とにかく、この夏の暑さにトチ狂った作者は<雪の舞う風景>を書きたかったら
しいんでございますよ。季節柄も考えず……全く我が生みの親ながら、真性の
アホでございます。

まあ、とにかく。シリーズ第2話ということで、やっと本当のシリーズ物に昇格
できてマコトによろしゅうございました。このままシリーズ化の話が立ち消えし
てしまうのではないかと私も本当にやきもきしましたよ。
ほっと一安心でございます。


……おや? 白野様?
どちらへお出かけになるのですか? お一人では危のうございますよ。朱里がお供
致しますから… あ! 白野様。お待ちください!!

あ… 私、仕事がございますので、これにて失礼させて頂きますよ。
どうか【幸福画廊】をよろしくお引き立てくださいませ。

白野様〜! お待ち下さいまし。ああ…またそんな軽装で。お風邪を召しても知り
ませんよ。ちょっと…… お待ちなさいってば、白野様ぁ〜〜〜!!

〜朱里、白野を追って退場〜

■001-『視線の向こう』編

初めまして。私、朱里と申します。
ぴ〜はうすで只今連載中の【幸福画廊】なる小説に出演致しております登場人物Aです。

は? 宇苅様ですか?
あの方でしたら、「ほ〜っほっほ……」 とフザケタ笑いがすぎましたようで、
ひきつけを起こしてそこら辺りでのたれております。

ああ…どうか、お気遣いなく。多少のたれたとて、死ぬようなタマではございませんから。

さて、本日は私、不出来な管理人になり代わって、宣伝活動に参りましたのです。
【幸福画廊】の第1話が本日付けUPで完結致しますのでございますよ。
まだ、お読みでない方の為に、一部ご紹介致しましょう。


その画廊の絵を見ると、人は幸せになるのだと言う。
これまでに味わったことのないような幸福感を得るのだと言う。
その絵を手に入れる為に世の金持達はこぞって大金を積むのだと言う。
全財産を叩いても、惜しくないほどの幸福がその絵の中にはあるのだと言う。

【幸福画廊】

そこは不可思議な人生の一瞬が描えがかれるところ……。


……・ワケ分かりませんですね。ごもっともでございます。
まあ、もしも、ご興味をお持ちでしたら、ぴ〜はうすの方まで足をお運びくださいませ。
管理人がのたれている今のうちが安全にぴ〜はうすを徘徊できるかと存じます。

私もよくは存じませんが、カーソルなどのフリー素材もあるらしゅうございますので、 よろしければ、お土産になさっては如何でしょうか?
【幸福画廊】と違ってこちらの方では一切お代は頂きませんよ。


チリン……。
ああ、白野様がお呼びだ。
それでは、失礼させていただきます。



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