187 寂聴の落丁
2008年12月3日(水)
今年は「源氏物語千年紀」なんつってNHKでも特番してるし、催しも各地であってるし、本もいろいろ出てるよう。んで、私も千年紀を祝わせて貰いましょうかねって、コレ買ってミましたの。
「寂聴と読む源氏物語」瀬戸内 寂聴 講談社 ISBN-10: 406213960X
祝いだからね、ドドーンと大枚さね、1500円。流石は源氏、(私にとっては)雅なるお値段。いつもは文庫出るまで待ち続ける私だけれども、ふっ、ご祝儀だ、持ってけー、寂聴、講談社ー。
で。買ったはイイんだガ、40数ページ目まで読み進んでみて驚いた。そこから20ページが飛んでいる。見開きページ、右のノンブル40台で左のノンブル60台。おおお、幾ら何べん読み直しても意味通じねーと思ったよ。久々に見た落丁である。ある意味レア本。寂聴の落丁。ちょっと呻った。韻まで踏んでる。流石千年紀だけのことはある。私ゃ、携帯ノベル頑張った寂聴さんが、更にあけすけに頑張り過ぎたんかとまで思うたぜ。ああ、焦った。良かった、良かった。
ってね、ゼンゼン良かぁナイのである。買ってしばらく放置してたので、既にレシートがナイのである。出版社に送れば換えてくれるのだろうが、それはいかにもメンドい。レシートなくても落丁した寂聴のブツがここに現にあるんだから、書店でも交換してくれそうなもんだ、とタカを括って、本屋へGO!
本屋さんは快く交換……してはくれなかった。っつーか、代金の1500円を返されてしまっタ。
私 「え、……あの、本は?」
店員「この本は1冊しか入荷していないので、お取り替えは出来ないんです。すみません」
----書店員の対応、終了のお知らせ----
えぇぇー、そういう場合は、再入荷して後日お渡ししますとかにならないの? 注文してはくれないの? 店員さんの仕事増やしちゃダメなんですかぁぁー!?
よもや、代金を返されるとは露知らず。しまった、こんなことなら落丁後の60ページ以降読んでおけば丸儲けだったものを……など、小狡いことを考えたガ、後の祭。っつーかね、40ページまで読んでるのよ。どうすんのよ、この生殺し状態。再注文しようにも、店員は明らかにやる気なさそうにカウンターから逃げたし、むぅぅー。
ハタ、と妙案が浮かんだ。別の本屋に同じ本があったのを思いだしたのだ。代金返して貰ったんだから、そっちで買えば今日中に手に入るんじゃん。大型書店に1冊しか入荷しない本ならば、別の書店でも1冊入荷なんだろうが、つまりは売れないっつーことだ。きっとまだ残ってるっっ。
ありました、落丁も確かめました。落丁してない寂聴さんをGETだぜー! 良かった、良かった。
……しかし、大型書店の店員の対応であんななんかー(レシートなしで返金してくれたのだから、文句言っちゃあいけなかろうガ)。大型書店にでもたった1冊しか入らないのかぁー。千年紀なのになぁー、と寂しくなった。