173 風が吹いた
2008年2月24日(日)
風が吹いた。すっげー強い風が吹いた。桶屋が儲かる……のは昔の話。
車で出かけて目的地に着いて、ドアを開けようとしたら、強風でドアを持っていかれた。車を止めた駐車場は間隔が狭く、もうちょっとで隣の車にドアをぶつけそうになり、慌てて押さえる。ふいー、ヤバイところだ。
次の目的地に着いた時、ダンナちゃんが、「待て、ドア開けるな」と言う。
で、降りて助手席側まで回ってきて、私にドアを開けてくれた。
「うおっ、レディーファースト!」
喜ぶ私。だが、ダンナちゃんは冷静に、
「違う。アンタの腕力を全然信用していないだけ」と言い放ちヤがった。
風が吹いた。心の中に隙間風が吹いた。奥さんがいかる。