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168 もう聞き飽きた
2007年11月27日(火)

血液検査の結果が出た。白血球数が多すぎだそうな。またかよ。血液検査をするたんび、正常値であったためしがない。いい加減聞き飽きてきたなーと思う。あいかわらず微熱も続く。もう、私というのはそういう生命体なのではないカ? と考える。高温、多白血球のナニか。人類に似て非なるもの。地球外生命体かも知れぬ。今度母に「実は私は橋の下かなんかで銀色の見たこともない素材の産着にくるまれていたのを拾った赤子ではないの?」と訊いてみようか。

血小板の数値も異常なもんで、再検査を言い渡される。「慢性白血病の疑いが」という医者の台詞にげんなりする。またかよ。それも聞き飽き気味だ。「もう、そういう生命体なんです」で通らぬものか? 何度言われてもおだやかならぬ病名であるし、今回は異常値の出る理由も見あたらない(普段はアレルギーだからなぁ、で通る)ので、たいそう不愉快なのである。マジ勘弁して欲しいのだ。「別の専門医にも意見を聞いてみたのですが」などと言われて、更にヘコむ。事態を深刻化するのはヤメテくれ。銀色産着説を切望。地球外生命で超結構っっ。

しかも、「シロウト判断ですが、私は膠原病を疑っていたんですけど」と言ってみたら、「あ、その数値も異常ですね」と来たもんダ。更に新しいのまで増えたー!!! げっそり。

「食欲が落ちるようなことはありませんか?」と、医者が問う。体重減少は初期症状であるらしい。
ここ最近の私はメシだけは美味しく、メキメキと太ってきたのが心配なほどだ。ざまぁみろ。深刻な病名を押しつけられてなるものか。地球外生命体は抵抗するぞー。オー。

でも、あんましイロイロ心理攻撃を受けたのデ、今日の昼食時は食欲がガタ落ちしてしもうたのである。ああ、病院になんぞ行くもんじゃねー。

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