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166 犬好き病院
2007年11月16日(金)

病院に行ったら血を抜かれた。血液検査だ、4本分。
採血中、看護婦さんと処置室の壁に貼られまくった犬の写真の話などする。看護婦さん曰く、「大先生の犬と、若先生の犬、そして私(看護婦さん)達の犬なんでーす♪」とのこと。犬好き病院。犬猫病院でなくて良かった。

さて。そこのお医者さん(今回が初診)が診察中、「前はどこの病院に掛かってました?」と訊いてきた。「その前にはどこの病院?」、「更に前は?」、「その前は?」とガンガンやられて返事に窮す。

ウチは転勤族なのでいちいち全部が違う県だ。しかも、名前を覚えるのが不得手なので、個人名で覚えていない。「○△市の総合病院」とか、「角の病院」とか、「坂の下の病院」とか、せいぜいそんな感じでしか認識してないんだよー。

大体、お医者さんもさ、千葉県は○×市の山田医院(仮名)とか、長崎の岡村クリニック(仮名)とか言われたとして、「ああー、ハイハイ。あそこねー」って分かるのかよ? 無理だろうよ? お医者さんの真意が掴めない。家に帰ってからもしばし悩む。なぜにそうも遡りたいのカ?

ちなみに、本日の病院名も全く記憶に残っていない。今後も、ただ「犬好き病院」とのみ覚えているんだろうと思う。

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