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161 高速の風景・トラックの積荷
2007年8月9日(木)

帰省から戻りましタ。ただいま。
今回は高速使ったマイカー帰省。運転免許を持たない私は楽チンですけど、5時間運転するダンナちゃんはお気の毒。

行きは高速道のあちこちにパトカーがいたので、隠密サミット? 広域凶悪犯罪? それとも私を見張ってんの? などと疑心暗鬼に陥りましたが、台風の翌日だったので、単に道の安全確認してたみたい。パトカーが走ってると周囲の車のスピードが軒並みガックリ落ちるのデ、おもしれぇなと思いました。白黒車の無言の威圧。官憲に屈して安全運転で日本万歳。

助手席の私は暇つぶしに、行き会うトラックの積荷をチェックして遊ぶんですガ。
液化窒素積んでるトラックが通ると妙に嬉しいんですよね。「あのデカいタンクに液化窒素が満タン……」、「花屋のトラックとぶつかって、ウン万本の薔薇が瞬時に凍結」などと考えて魂が震えます。そういや、液化アルゴンを積んだトラックも見かけました。なんに使うんだろう? ってかアルゴンって特性ナニ? 知らない名前はつまんない。

そこいくと、濃硫酸を運ぶトラックはステキでした。タンクのデカさも見事でした。医療用という文字も見えたんですが、医療に濃硫酸ってどう使うの? 医療ミスした死体を溶かして証拠隠滅……トカ即座に考える私は多分ヤバい人です。やっぱりパトカーは私を見張っていたのかも知れんでス。

牛を載せたトラックが通りました。夫婦同時に「ドナドナ〜♪」と歌ってしまったのが笑えました。ところで、この歌詞の「ドナ」って一体どういう意味? 仔牛の名前? 医療用臓器を載せて走れば「ドナー♪」でしょうか?
くだらないことを考えているうちに、いつしか時間が過ぎ去って、家に帰り着くわけです。

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