148 南無阿弥陀仏 2006年12月28日(木) 正月に帰省する旨を伝える電話を母に掛ける。 「そいで、最近はなにやっとった?」 と訊いてくるのに、 「大掃除もそこそこに、たわいもない話を二つばかり書きおりまし候」 と答えたら、 「あんたはシアワセやね」 と言われた。 人様から「幸せそう」と思われるなど、なんと有り難いことだろう。 ましてや、それが実の親ならば、それは孝行と申すもの。 電話を切り、ふと手を合わせて「南無阿弥陀仏」を唱える。今年も万事暮れゆきます。