136 文学路線天気予報
2006年4月26日(水)
ちょっと前の、NHKの天気予報。
書き留めておいたメモを無くしてしもうたので、うろ覚えなのだがね、アナウンサーさんがこんなことを言っていタ。
「気圧の谷が通過して、本日は一日中薄曇り。春の空は雲の上でした」
いやはや、格調高い天気予報であるなぁ、と感心することしきり。なんか「文学」の香りがするよー。
こーゆーのイイなぁと嬉しくなった。流石、天下のNHKじゃ。これからの天気予報はこの路線で行って欲しい。行ってくんなきゃべらんめぇ。(←意味不明)
で。不肖、ワタクシもいと格調高き(?)天気予報なるものをば考えてみました。
「明日の天気。午前中は晴れますが、次第にぐずつきます。雨の一滴があなたの心を濡らす午後になるでしょう」
「大陸からの黄砂で、総てが淡くけぶる見込み。アンニュイな一日になるでしょう。ため息が増えがちです。ご注意下さい」
「西高東低、冬型の配置。寒さが厳しくなります。仕舞い込んだままの母の手編みのセーターに袖を通してお出かけ下さい」
「一日中穏やかな青空が広がります。雲が遠く高いでしょう。それが何より、の一日です」
文学的センスに欠ける私の発想だと、いかにも以て貧相ですガ。
こーゆーのばっかだと、ビデオ録画してでも観るんだけどなぁ、天気予報。最近、外に出ないからなぁ。観ないなぁぁ。