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118 体育の思い出

体育の授業で一番好きなのは「跳び箱」だった。
別に、得意だったとかいうことはなく、演技(?)時間が短いことが気に入っていた。助走をつけて箱を飛び越す。そのほんの数秒の使役タイムのあとは、長い順番待ちである。座ったりダベったりしてグータラしててイイ。体育であれだけ楽が出来る授業は他には無かったと思う。
似たような理由で、体育大会で選択する種目は、毎度50メートル走。これも数秒の我慢である。

一番辛いのは、球技だった。ありゃ、競技時間がベラボーに長い。チームプレイなので、責任も生じる。
運動神経に大いに自信のない私は、バスケの時には、あらぬ方向にボールを避けて逃げ回っていた。常にボールを持ってる味方の死角に入るよう心掛けるのが通のやり口である。考えてみると、チームプレイも責任の所在もあったもんじゃなかったなぁ。スマン、あの時の私のチームメイト達。

最悪なのは、バレーボール。アレは逃げられない。ってか、自分の守備範囲がある程度決まっている。ついでにサーブの順番も巡ってくる。私にとって、バレーボールは地獄の代名詞だったように思う。

そういや、球技大会ってのもあったよなぁ。アレ、大っ嫌いでしたよ。球技なんだから、バレーとかバスケだけでなく、玉入れ、大玉転がしも競技種目に加えてくれ、とマジで思っておりました。高校生がヤる大玉転がし。なかなか圧巻でエエじゃねぇか、と思うんですがね。
そういや、これまでの人生でヤったことナイな。大玉転がし。ちょっとやってみたいかもしれません。

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