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112 ほっとけーキ

久しぶりにホットケーキを焼いて食べましタ。
子どもの頃、ホットケーキと言えば何やしらんご馳走で、ウキウキしながら食べたコトを思い出します。母がフライパンで焼いてくれるホットケーキ。ありゃ、何とも旨かったですなぁ。

しかし、心残りなコトもあります。
ホットケーキにかけるメープルシロップとバター。幼い私はアレがねー、もっと一杯かけたかった。トコトンまでかけまくりたかった。かけ尽くして喰いたかった。

その反動だかトラウマなんだか分かりませんガ。
私は、ホットケーキにはメイプルシロップとバターをどっぷしとかけまくる大人になってしまいましタ。もう、皿の中でシロップの海にホットケーキが溺れそうなくらいにビチャビチャかけます。バターなんか、「これが金塊なら一財産だ」ってくらい、ドッカリと載せます。ケーキ喰ってんだカ、バターのシロップ和え喰ってんだカ、判然としないくらいです。

一度やりゃあ、幼い頃の憤懣も解消されるじゃろう・・とタカを括っていたんですガ、甘かったですね。何度でも同じ愚を繰り返します。それ程までに幼い頃の欲求不満ってなぁ強固で意固地らしいデス。いや、単に私が食い意地はってるダケかもですガ。

ハタから見てりゃ、私のホットケーキの食べ方は、さぞや気持ちの悪いモノでしょう。でも、放っておいて欲しいです。ホットケーキとメイプルシロップとバター。この3つを前にした私は、子どもの頃の見果てぬ夢を追い続けるピーターパンみたいなモンなのです。・・・ああ、それにしても、カロリー過多だ _| ̄|○
おっと、今日は13日の金曜日でねぇか! ダミアンの呪いか〜?

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