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108 愛の嵐・嘆きのヒエダ

なんとなく、ニュースを観てると、こんなドラマを想像する。

∞〜〜∞〜愛の嵐・嘆きのヒエダ〜∞〜〜∞
〜前回までのあらすじ〜
成り上がりの青年実業家・生扉ホリエは、最近メキメキと頭角を現わしてきた実力者であったが、その粗野な外見と強引なやり口故に、政財界では鼻つまみ者の存在である。美貌の令嬢・金鷲センダイを愛するが、白皙の貴公子・楽天ミキタニ将校の出現により、その恋は儚くも終わりを告げた。
打ちひしがれるホリエ。そんな彼が気晴らしに訪れた夜会の席で見初めたのは、社交界の華と呼ばれる麗しの姫君・富士ヒエダ男爵令嬢。

<♪オープニングテーマ>
ヒエダ 「えぇ、何ですって! わたくしと生扉との婚約ってどういうことですの、お父様!?」
本ラジ 「ヒエダよ、不甲斐ないわしを許しておくれ・・ゲホゲホゴホゴホ・・」
ホリエ 「フッフッフ、諦めて私の物におなりなさい、ヒエダ嬢」
ヒエダ 「お前のような下賤な男の妻になるくらいなら、死んだ方がマシです!」
嗚呼、このままでは、父の借金の形にわたくしは身売りされてしまうのだわ。そんな事はわたくしのプライドが許さない。華族の誇りにかけて、戦い抜こうと決意するヒエダ。

己の美貌と旧華族社会の人脈を武器に、果敢に生扉と闘うヒエダ。しかし、そんな彼女に予期せぬ魔の手が忍び寄る。それはヒエダが手酷く振ったかつての許婚(いいなづけ)・シガナイ殿下の出現であった。復讐に燃え、生扉と陰謀を巡らすシガナイにヒエダは・・   〜続く〜
<♪エンディングテーマ>

〜次回予告〜
身も心もボロボロに疲れ切ったヒエダ。今の彼女を支えているのは、華族としてのプライドだけだ。
そんなヒエダの前に突然現われたのは、柔銀行のソン頭取。彼は白馬の騎士なのか?
そして、更に富士男爵邸内には、ヒエダの美しさを賛美して止まぬ下男の影も・・!!(←誰だかワカランが、伏兵が居てもオカシクないよな?)嗚呼、どうなる? 美しきヒエダの運命・・。

(注:これはフィクションです。現実とは違います。実在の団体とか個人とか、なーんも関係ナイですヨ)

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