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099 ドラキュラ城の主

先日の台風の時。実家の雨戸を閉めるために家に帰った。
老朽化がハゲシく、老母は元より私の力でも開け閉め出来ない雨戸なため、滅多に使われないのだガ、今回は大型台風接近中っつーことで、ダンナちゃんが汗だくになりつつ閉めてくれたのだ。

で。まぁ、ダンナちゃんの苦労や労働量はどっかの棚にでも上げておくとして。
作業中、雨戸の戸袋の隙間から。なんと、
「コウモリ」が飛び出したんだよ。驚いタ。
2階の窓からは死骸まで出てきたんだ。他のトコからもコウモリの仕業であろうフンとかね、もういっぱい。

長年住んでる母も、私も知らなかったケド、我が実家はコウモリハウスだったみたい。
結構な住宅街のど真ん中なのに、どっから来たんだい、コウモリ君?
ってか、数ある家々の中から、どこがどうお気に召して、我が実家を住みかと定めたんだい、コウモリ君?

ウチの母は鼻が高いのデ、子どもの頃から「鼻高天狗」っつーアダナだったらしいケド、
実は天狗じゃなく、吸血鬼だったのカ・・とか、思う娘。どっちにしろ怪物やなぁ・・とか思う娘。
面と向かって言うと、絶対に怒られるのデ、日記にこっそり書く娘(笑)。

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