093 「オレオレ詐欺」の上を行く？
孫のふりして老人から金を騙し取る『オレオレ詐欺』という奴がしばらく流行っておったガ。
果たして、コレに便乗したワルな孫は居なかったのだろーか？
つまり。
1）孫が、自分の本当のじーちゃんばーちゃんに電話を掛ける。
2）上手いこと言って、金を口座に振り込ませる。
3）使いまくる。
4）後日、じーちゃんばーちゃんから問い合わせがあったら、
「え〜オレそんな電話掛けてないよ〜。あ、それって今流行りのオレオレ詐欺って奴じゃねーの？」
・・と、しらばっくれる。
相手は自分のじじばばである。ボケ具合から人柄、経済状態に至るまで丸分かりだ。
どのような台詞でが一番騙しやすいかすら、ちょっと小利口な孫ならすぐに思いつくだろう。成功率はかなり高い。
私が思いつくくらいであるから、こんな便乗詐欺を考えたワル孫は、日本全国に5人や10人や100人くらいは居たはずだ。その中で実行に移した奴も、もしやしたら、もしやして・・・
しかし、コレには盲点がある。
じじばばと孫は遺伝子という強い絆で固く結ばれているということだ。
こんな姑息なあざとい手段を思いつくよーな孫のじじばばは、やはり姑息であざといのデある。
簡単に見破られるのがオチである。親族一同から人格を疑われるような真似は決して犯さぬ方が良い。
ちなみに。
私のばーちゃんは、騙されるどころか騙しかねないお人であった、と記憶していル (-'-;) 。
↑上ニ至ル
