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080 Uさんちの息子ちゃん  ※より抜き日記--03/01/20

愛すべき友人・Uさんと、電話で長話をしタ。
彼女は二人の男の子を育てる、愛情満杯お母さんなんであるガ、彼女の長男坊のお話がすんごく面白かったのデ、勝手に書かせて頂いてしまう。うっしっし。(Uさん、勝手してメンゴ)

Uさんは、空恐ろしいホド元気者の主婦であるが、その類い希なるお達者遺伝子を受け継いだのか、息子ちゃん達も揃って元気だ。どの位元気かとゆーと、なんと! この寒風吹きすさぶ日々にあっても、息子ちゃんは半袖&半ズボンで小学校に通っているんだそーである(注:Uさんは山陰地方在住。決して南海のリゾート地にお住まいという訳ではにゃい)。

すんげぇよな? 「元気者ここに極まれり!」って感じだ。
女帝サマは元来、空恐ろしいほどひ弱で寒がりなので、この話を聞いただけで、くしゃみが出そうな気がしてしまった。

だけれども、ワタクシの寒がりの一端は、我がご母堂様がワタクシを、脇もきちんとしまらぬ程に着ぶくれさせて育ててたのデ、その所為もあるかナ? などと思ったりもするんであって、Uさんの子育て法はとっても正しいと思うのである。過保護にするばっかしが愛情じゃないんだもんにゃ〜。うんうんうん。

で。話によると、息子ちゃんのクラスの中には彼以外にも、数名の半袖&半ズボン組が居るんだそーで、特に寒い日などには、「お母さん、今日、○△クンは長袖着てきてたんだよ。ボクは半袖だったけど」 なんて、報告したりもするらしい。

競ってるのカ? 我慢比べカ??(笑)
小学校低学年の男の子の優越感ってのハ、そーゆーコトで決まるのだろーカ?(笑)
女帝サマにはお子様が居ないので、面白いなー、羨ましいなー、一匹(失礼)欲しいなーと思うのである。
人生、楽しくしてくれそうだ。

だが、しかし。
元気いっぱい。被服費大幅節減にも貢献(?)と、良いことずくめの息子ちゃんのようだガ、母・Uさんには人知れぬ苦労があるんだらしい。

冬休み。お子様連れで正月用品のお買い物にスーパーに行った折り、Uさんは、他のお買い物客達が息子ちゃんを見テ、「まぁ〜、見てェ。あの子、半袖半ズボンよぉ〜」「寒そぅ〜」
・・・なぞと言っていらっさるのを聞いた。

その時、息子ちゃんはUさんと少し離れた所に居たんだそうだが、Uさんは、お母さんを見つけ、走り寄ってくる我が子に対し、心の中で「今、傍に来るな〜〜〜っっ!!!」 と念じてしまったそーである。

児童虐待とかが、よくよく噂される昨今の世の中。 「まぁ、アレが母親。 幼気 いたいけな子供に洋服も買ってやらんと・・」 なぞと思われそうで怖かったトカ(笑)。

いや、Uさん。母の悩みは尽きないねぇ〜(苦笑)。
息子ちゃん、風邪ひかないで、とってもエライね。ずっと元気でデッカく、ワンパクに育ってクダサイ。
そんで、そのうち、お母さんを片手に担いで、長崎まで遊びに来てね♪ おばちゃん、精一杯ご馳走作って待ってるよ〜!!

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