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066 文句ナシ  ※より抜き日記--02/02/22

女帝サマは主婦でいらっされますので、家計の全権を握り締めておられマス。
稼ぐ責務はダンナちゃんに。使う権利は奥様に。どちらも等しく100%ずつ分業・分担。
いと美しきかな、夫婦愛でございます。・・・何か文句がございましょうや?

さて。家計の全権を握り締めて放さない以上、当然ながらワタクシには貯蓄の責務も発生します。
だがしかし。なかなか思うようにそれが成せない非につきましては、ダンナちゃん50%ワタクシ50%だと、そう信じて疑いません。・・・・誰ぞ文句がございましょうや?

そう、頑として譲らなかったワタクシでしたガ、最近ちょっと考えを改めつつございます。
実は・・・郵政局が悪いんじゃねーかナと、そう思い始めたのでございますよ。

非常にメンドウ臭がりな女帝サマは、通常の金の出し入れに郵便局を利用しております。
ウチは転勤族ですので、日本国中どんな小さな町にでも必ず存在する郵便局が一番便利でありますのです。

普通口座にも多額の金は置きません。残高が残っていると使い果たしたくなってしまうからです。
嗚呼、人間の欲望とは寄せては返す波の如くに尽きせぬものでございますのネ。諸行無常でごじゃります。

そこで、ちょこまかとした単位でも、全て郵便定期に放り込んでおるのですが。
その定期貯金について、郵政局から届くお知らせ葉書に、深い深いギモンを抱いておりますのデス。

何せ、ちょこまかとした単位での貯金です。昨今の不況の波も相まって、利息なんざ付く筈もナイ。
つい先日も「利息額1円也」の通知なんぞがポストの中でひっそりとワタクシの開封を待ちわびておりましたサ。開くだけムダっつーか、ムナシイお知らせもあったもんです。いっそ黒枠で囲って来いよ! と思わないでもありません。これではちょこまか貯めようって気もたまゆらの如く失せようというもの。

しかし考えてみるとですね。
通常、葉書の郵送には50円がかかりませんカ?
こんなムナシイお知らせ葉書なぞ廃止して、その分利息に50円上乗せするって法はナイのでせうカ??
っつーか、そうしろよ!!

我が家に貯蓄のナイわけは、ダンナちゃん1%ワタクシ1%郵政省98%の配分にて阿呆なお役所仕事に非があるのデス。
きっとそうだと確信します。そうと盲信してしまいましょう!
さすれば、夫婦仲なりと円満なのです。・・・・誰にも文句は言わせませぬ。

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