056 コンピュータ神話 ※より抜き日記--01/06/09
今日は我が家にある<カーソル作成講座>の話をしよう。
ウチの<カーソル作成講座>は別に難しい話はしていない。はっきり言って、初歩の初歩の初歩〜な説明のみである。
ソフトの使い方の説明はソフトの開発者がするべきだと思うし、絵の描き方なんてのは、私に説明できるはずもないのである。当然書くことは限られる。こんな講座、見て役に立つんかいナ? ・・ってなモンじゃ。
ところが、この講座、結構人が入るのである。で、お手紙を頂くのである。
以下に抜粋してみよう。
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私もアニメーションカーソルを作ってみたいのですが、私の絵を「まばたき」させるツールボタンは、ソフトのどこにあるのですか?
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折角カーソルを作ってみたのに、アニメーションカーソル作成ソフトに読み込ませても歩いてくれません。どうすれば歩きますか?
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コンピュータは万能だと信じている皆様からの、ちょっと哀しいお手紙である。
あのね、アナタの絵のナニをどう判別してコンピュータ(ってかソフト)は「目」とか「手足」を見分けることが出来るっちゅーの?
コンピュータってのは、ゼンゼン万能なんかじゃナイんだよ。コンピュータってのは実はものすご〜くバカなの。
人間が1から10まで指示してやらなきゃ動いてくれない、頭の固いおバカさんなの。
まばたきなら自分で目が開いてる絵と目が閉じてる絵を描かなきゃなりませんのです。
こんなお手紙が届くたびに思うのだが、コンピュータはスゴイとか、何でも出来るとか、いつの間にか私たちの脳裏に植え付けやがった奴は一体ドコの誰なんだろう?
プログラムなんて、たった1箇所、例えば大文字が小文字になってるだけでもエラー出しやがるアホタレなのに。幼稚園児が見ても解るようなイージーミスでも、きっちりエラーにしてくれる融通の利かないバカタレなのに。
コンピュータ神話なんて、誰か打ち崩してやってくれい・・