日記(TOP)
エッセイ
小説
ライン
案内所
リンク






 TOPエッセイひねもす目次02>054

054 祈りは直球で  ※より抜き日記--01/06/01

駅前の広場などで
「あなたの幸せを祈らせてください」
とのたまう新興宗教な方をお見かけすることがある。

新興宗教に入信しておられるという事は、おそらく彼(彼女)はあまり幸福ではないのだろう、と思われる。
幸せになりたいとか、現在の苦しみから救われたいという強い思いがなければ、普通ジャパニーズな国民は宗教には目もくれない。せいぜい、年始参りで「宝くじ当たれ〜」などと祈るのが関の山の筈だからである。

このような思考過程の果てに、いつも思ってしまうのだが、ナゼ新興宗教な方々は
「私の幸せを祈って下さい」 とは言わないのだろう?

アナタ、他人の幸せなんか悠長に祈っててイイんですか?
そんなヒマがあったら、己の幸福をもっと追求するべきなんじゃあ???

大体、「あなたの幸せを祈らせてください」という言葉は、
「アンタ、とっても不幸そうなツラ構えしてますねぇ〜」
と暗に言われているような気がして、なんとなく気分が悪いのである。

ストレートに
「私の幸せを祈ってくれよう〜〜〜!!」
と頼まれる方が、ナンボか気分が良さそうなのに・・
微力ながら、祈って加勢致しますのに・・

新興宗教な方々に巡り合うたび、そう思ってしまうワタクシなのだが、こんなコト書くと、呪われるだろーか??

<1つ前のページへ戻る (※要JavaScript)

TOPへ↑上ニ至ル