011 楽しい家計簿のススメ
去年の暮れにダンナちゃんがコンピューターを買ってくれた。今はそれで、楽しく遊ぶ毎日である(ありがとうごぜぇますだ〜ダンナさまさま)。買ってすぐにExcelを始めた。自分流の家計簿を作りたいと思ったからである。本屋で教則本を買い、分らぬところはダンナに頼って、試作品から早、3つ目。ようやく「これがぴーしゅけの家計簿さん♪」と呼べるものが出来上がった。
パソコン購入から3ヶ月。なんとか春の年度替りに間に合わせたわけだ。マクロとまではいかないが、チェックボタンを付けたり、グラフに対応させたり、私なりに持てる知識の全てを凝縮させた珠玉の家計簿さんだった。
しかし、これが使っていて。
ムカつくのである。
我が家の家計は基本的に月の予算が決まっている。「食費は◎×円以内に納めましょうね。」なんて、主婦向け雑誌に載っているアレ方式なのだ。そいでもって、毎日コツコツ家計簿をつけていく。つけていくと、何時の間にか予算をオーバーしてしまったりする。
するとぴーしゅけの家計簿さんに突然「赤字だよ!」 と文字が沸く。当然色は赤である。それどころか、「もっとガンバ♪」 なんて文字が現れたりする。ムチャクチャむかつく。
ぴーしゅけの家計簿さんは悪くない。
っつーか、私がそうなるようにプログラムしたのである。「ぴーしゅけの家計簿さん」は私の指示通りにやってくれているだけなんである。
なのに、ムカつく。
やっぱりムカつく。
とにかくムカつく。
「たったの1円オーバーしたからって、私を責めるな〜〜〜〜!!!
もっと、ファジーになれ〜〜〜〜!!!」
-----そう。ファジー。つまりは「適当」。
楽しい家計簿には、それが不可欠なのである。