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#MY BEST BOOKS 2006以前

MY BEST BOOKS 2006以前

『観用少女』(全2巻)
川原由美子 朝日ソノラマ ASIN:4257720999

これ読んだので私は「幸福画廊」を書きました。……といっても話としては似てないガ。名残(?)が執事の口調と白野のチャイナ服に出てまス(©「観用少女」の店主)w。
2007年、愛蔵版が出た。これまでの未収録作品も入ってるゾ。買っちまったゾ _| ̄|○

『ポポイ』
倉橋由美子 新潮文庫 ASIN:4828822364

とある事情で首だけになって生かされるテロリストとそれを保護する娘との交流。
桂子さんシリーズ(といっても、私が勝手にそう名付けてるんだけども)の番外的作品。
(桂子さんシリーズ) 「 夢の浮橋」、「城の中の城」、「シュンポシオン」、「交歓」。
(桂子さんシリーズ番外) 「 夢の通い路」、「よもつひらさか往還」、「 ポポイ」、「幻想絵画館」。

『PINK』
岡崎京子 マガジンハウス ASIN:4838701071

売春する女の子だの、その異母妹だの、性悪の継母だの、その愛人で作家志望の男だのが入り乱れる。でもまぁ特筆すべきはワニ。とにかくワニ。ああワニワニ。

『ECCENTRICS』(全4巻)
吉野朔実 集英社 ASIN:4088603206

記憶を失った少女。彼女が出会う双子、画家、精神科医。お母さんコワイ。

『望潮』
村田喜代子 文藝春秋 ASIN:4163181806

薄気味の悪い系の話ばかりだが、文学している。こういう薄気味悪さは印象に残る。川端康成文学賞受賞作。

『魍魎の匣』
京極夏彦 講談社 ASIN:4062646676

匣に憑かれた男がいい。推理としては謎は結構簡単に解けてしまうと思うのだが(この人のデビュー作読んでれば、多少のムチャは通ると学べるしなw)、伏線の引き方と前述の憑かれた男の描写が秀逸。おどろおどろしさが際だつ良作。 日本推理作家協会賞受賞作。

『リプレイ』
ケン・グリムウッド 新潮社 ASIN:4102325018
ある日突然、記憶と知識はそのままに学生時代に戻ってしまったジェフ。勿論体も若返っている。彼はこれまでの記憶と知識を駆使して大金持ちに。そして幸福の絶頂期、彼は再び……。一番好きなSF。

『眠れるラプンツェル』
山本文緒 幻冬舎 ASIN:4877285881

夫は仕事に追われて帰らない。子どもも居ない専業主婦。唯一の仕事は週に一度の生協の集まりに参加すること。そんな私が隣家の少年に恋をしてしまうなんて。平穏だった生活が変わっていく。
この人の作品でコレが一番好きだなぁ。この人の作品には珍しくとても「楽しんで」読んだ。読後感も悪くなかった。

『ものまね鳥シンフォニー(1・2)』
筒井百々子 東京三世社 ASIN:4885705673
たんぽぽクレーターシリーズ。超能力者。サイボーグ。月の基地。出てくるものはSFだが、この優しさに溢れた話はなんだ!?
たんぽぽクレーターシリーズ:「ものまね鳥シンフォニー」、「小さき花や小さき花びら」、「火星に捧げるデュエット」、「たんぽぽクレーター」、全て絶版。手に入らない。哀しい。欲しいよ〜〜〜っっ!!!

『悪童日記』
アゴタ・クリストフ  ASIN:4152077042
双子の天才少年の話。傑作!
三部作。『悪童日記』『ふたりの証拠』『第三の嘘』。


※書影はamazonさん、楽天ブックスさんなどよりガメております。ごめんなさい。

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