#MY BEST BOOKS 2007下半期
2007年12月30日(日)
2007下半期はあんまし本を読まなかった _| ̄|○
『蜜のあわれ・われはうたえどもやぶれかぶれ』
室生 犀星 ASIN:4061962248
金魚とおじさまの恋。金魚の会話文のみで話が進む。私は金魚好きなので購入。
『ショートソング』
枡野 浩一 ASIN:4087460975
短歌と共に進むストーリー。期待以上に面白かった。
特に気に入った短歌。
> だいじょうぶ 急ぐ旅ではないのだし 急いでないし 旅でもないし
『太陽の塔 (新潮文庫)』
森見 登美彦 ASIN:4101290512
NHKのロードランナーで作者が紹介されていて、興味を持ったので購入。失恋していない男たちにも捧ぐ。当然女にも捧ぐ。
『PRESENT FOR ME石黒正数短編集 (ヤングキングコミックス)』
石黒 正数 ASIN:478592828X
ダンナちゃん購入。私も書店で表紙に惹かれたが、置いたのだ。良かった、ダンナちゃんが買ってくれて。ヒーローの話、ロボットの話、投げ縄中年男の話が特に印象に残った。
『庭に孔雀、裏には死体 (ハヤカワ・ミステリ文庫)』
ドナ アンドリューズ ASIN:4151724516
ユーモア溢れるミステリー。キテレツな家族・友人に主人公のメグが振り回される。これはシリーズの第1弾。
『俺はまだ本気出してないだけ 1 (1) (IKKI COMICS)』
青野春秋 ASIN:409188377X
40歳で会社を辞め、漫画家になる夢を追い始めたシズオ。娘の鈴子との微妙な関係が良い。ダメオヤジだけど、サイテーでもサイアクでもないんだな。
『僕の叔父さん 網野善彦』
中沢 新一 ASIN:4087202690
京極夏彦の民俗学的下りが好きな人なら、多分この本も興味が持てる。飛礫(つぶて)の話と「なぜ日本人は天皇制を消滅させることが出来なかったのか」の辺りが特に興味深かった。
※書影はamazonさん、楽天ブックスさんなどよりガメております。ごめんなさい。