#引っ越し前の空騒ぎ(1)
2006年9月2日(土)
後々役立つかもなので、日々の引っ越し作業を簡単に書いておく。
まだ1ヶ月前で、社宅も決まらないので、ドーンと動き出すワケにはいかない。ターボエンジン空ぶかし。
■8/31
引っ越しの挨拶回りの時に配る粗品を買いに街へ。こーゆーのは早めにやっとかなくちゃ後で泣きを見るのでス。出と入りの分で今回は合計16個の粗品が要る。けっこーな数。こけっこーなお値段。
「おのしはどうなさいますか?」 と店員さんに尋ねられ、「薄墨で喪中」 などと口走りそうになる。まぁ、そんな気分なんよ。
街に出たついでに、フィギュアとか、不要品を幾つか売る。
■9/1
背中まであった髪を切る。バッサリ、さっぱり。歯医者の帰りに思い立って、美容院に飛び込んでぶった切って貰った。軽くパーマして、ヘアマニュキアで白髪も分からなくなる。よっしゃよっしゃ。気分転換。
朝は、膝掛け2枚をバスタブにて踏み洗い。「丸洗い可・ドライ不可」な電気膝掛け。ヘタに手洗いして壊したら……と思うと、なかなか洗う勇気が湧かなかったガ、いざヤり始めたら、水を吸った重さがハンパでなく、手洗いなんてとてもとても。しかるに、ガスガス踏み洗い。ふっ、壊れたきゃ壊れろ。……怖くて、無事だかどーだか未だ確認していない。
夜は、引っ越しお知らせ用の葉書の図案を考える。あとは新住所を入力するだけー。今年は年賀状図案がエラく親戚筋に好評だったので、今回もにゃんこ写真で行こうと思う。目指すは笑える年賀状。笑える引っ越し通知。
■9/2
31日に注文した引っ越し粗品が届く。
この粗品、注文時に、「外出が多いので、配達の時には事前にお電話下さい」 とお願いしてあったのだが、その掛かってきた電話が謎だった。えーっと、ほぼ無言電話。電話をとっても店名もナニも名乗らない。「どちら様ですか?」 と訊いても、ごにょごにょ不明瞭な男の声が唐突に、「今からいいですかぁ」 という始末。ナニを?
スケベ電話かと疑いそうになった。よくよく問えば○○デパート。それならそうと何故堂々と名乗らない? 店名は恥辱か? 禁則事項(©ハルヒ)なんですか?? こんなことでエエのか、○○デパート。社員教育して下さい。
配達を待っていたら、新聞屋の勧誘が来る。シマッタ、デパートの無言クンだと思って不用意にドアを開けてしまった。無言野郎ども、紛らわしい。
「来月他県に引っ越しますので、新聞は結構です」 と言ったら、「えー、奥さん。そんなコト言わずに」 と返される。
じゃあ、どんなコトを言えと? 何を言おうが語ろうが引っ越しの予定は変わりませんよ。ワケワカメな勧誘員。速やかにお引き取り頂いた。
追記:コメントを頂きました。その中の一つ。
>>なら、「そこから届けてください」と言えば良かったのでは?w
+++一日遅れとかで届く新聞ですか? そんなんイラネーw
#引っ越し前の空騒ぎ(2)
2006年9月17日(日)
なんやらかんやら、次から次と用事がウジ・ハエのごとく湧いて出るのデ、ちっとも更新できませんガ。
皆さまお元気でらっさいますか。
ホントにお引っ越しってタイヘンですねぇ。転勤族の社宅はトレーラーハウスにしろよ! とか思います。そうなったらなったで狭いとか不便とか、文句言いまくりそうですガ。
お引っ越し屋さん数社に見積もりを頼んだラ、一社だけすげぇのがありました。
他は全部「4トントラックでOK」って言ってるのに、そこだけなんと10トン車という超豪華版(?)なお見積もり。
元々「仕事ぶりはイイけど余所より高め」と聞き及んでいた某大手さんですガ、「4トンなんかじゃとても無理です。10トン要ります。もう絶対」とぬかしなさる。
前の転勤時に使ったのが4トン車で、その時は充分余裕がありました。あれから増えたもの減ったもの、大体とんとんだと思うので、私は4トンで適正だと思うんですよね。他での見積もりも4トンだし。ってか、せめても4トンロングでしょーよ。10トンはねぇだろ、10トンは。なんでいきなり倍以上になるんだか……謎であります。
便器や浴槽、洗面台なんかも床からひっぺがして運ぶ気ですかね? そこまでやっても10トン埋まらないと思うケドも。きっと畳やふすまも運ぶんですねぇ。窓のサッシも持って行く気ですねぇ。人間も梱包してくれるのかなぁ。。。
なるほど。イイ仕事ぶり。
私はそこまでの仕事量を求めてはいないのデ、普通に4トン車見積もりの会社を依頼しようと思っています。
追記:コメントを頂きました。その中の一つ。
>>僕も6ヶ月前に引っ越しました。6人家族で四トントラック二台で済みましたよ。もしかしたら詐欺かも・・・!
+++推測するに私達の引っ越し予定日は既に4トン車が出払っていて、10トン車以外の空きがないという状況ではなかったのか、と。こう考えるのが一番しっくり来る気がします。でも、そーゆー事実をひた隠し、10トン分の料金を請求するというのはかなーり誠意がないですね。ま、二度と頼まないだけですね。
#引っ越し前の空騒ぎ(3)
2006年9月27日(水)
「引っ越しメンドウ臭ぇ。あー、もう首吊って死んでやるー」 って叫んだら、
「今だけは絶対に止めてくれっっ」 と、真顔で返されてしまいましタ。
ダンナちゃん曰く、「女房が死のうがなんだろうが、今更転勤は覆らない」んだそうで、
「このクソ忙しい時期に葬式までやらせるな!」ってコトらしいです。
そうか。死んでもダメなんか。血も涙もねぇ世の中だ。
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引っ越しに際して本の整理をしていたラ、ダンナちゃんの積ん読(買っただけで満足して未読のまま積み上げられた本)の総数は、な、な、なんと。200冊近くあるらしいです。
こいつバカか? コロス……と思ってしまった妻を責めないでください。っつーか、どうぞダンナを責めてください。本なんて読まなきゃ意味がないんだよ。置き場所と金の無駄遣いじゃー! 引っ越し代だってその分無駄じゃん。「本の多い家は業者さんに嫌われる」なんて話はよく聞くのに。よくも200も溜めやがったな。
マジで海に沈めようかと思いましタ。俗に申します私刑(リンチ)です。勿論この場合、重しに使うべきは200冊の本でしょう。荒縄に括り付けられて大量の本と共に海中深くゴボゴボと沈んでいくダンナちゃんを想像して……なんだか絶妙にシアワセ感が漂ってるのデ、実行は見送ることに致しました。お魚さんと戯れつつ、全部読み終わったら、威張り顔で浮かび上がって来そうでス。やりかねない男です。
えーっと、そんじゃあ200冊の本を薪に火あぶりの刑にしましょーか。でも、本って燃えにくいんだよなぁ。えーい、ちくしょー、どうしてくれよう?
かく言う私メも、不要な本を古本屋さんに売りに行った際、新たに20冊の文庫本(漫画シリーズ)を購入してしまいましたガ。
つくづくと。夫婦揃ってバカなんだなぁと思います。つける薬はナイですカ?
追記:コメントを頂きました。その中の一つ。
>>燃やした本の灰を撒いてみてはどうでしょう☆
見事な花が咲く・・・ことはないか(−−;
仕方がないから地道に頑張ってください(苦笑)
+++地道に奮闘中です。現在、一番の心配ごとは引っ越しの日(出しと入れで二日がかり)の天候です。
#引っ越し前の空騒ぎ(4)
2006年9月29日(金)
TV番組「タモリ倶楽部」にて、熟練窓拭き業者ハウツーな回を観たダンナちゃんは、大いに感銘を受けたらしく、職場の窓拭きを自ら買って出てやったンだそうな。しかも、同じ番組を観ていて同様に胸を高鳴らせた若手の某氏と二人組で。
とっても楽しかったらしい。良い気分転換になったらしい。某氏は高等技術の二刀流・八の字拭きまで試したらしい。
「いやー、流石に僕はそこまではね。でも、若いってイイねー」 とはダンナの談。
職場の窓拭くくらいなら、どうして我が家の窓を拭かない!?
前の台風で程良く汚れておりますのにぃ。
某氏さんもおいで下さって構いませんのにぃぃぃ。
妻は恨めしくそう思った。
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引っ越しカウントダウンだと言うのに、ダンナちゃんはずーっと仕事。
本来なら今週は遅い夏休みを取っている筈であったが、夫婦で京都旅行でもしようと計画していたのだガ。転勤が急に決まって所為で、にも関わらず完成させないといけないプログラムがあるんだとかでずーーーーーっと仕事。
「ヘタすっと、引っ越し前日まで仕事かも」 ということで、女房は脳みそクラクラさせていたのだガ、本日嬉しい報告が!
「巧く行けば、明日プログラム完成する。そしたら、土日は休めるよ」 だって。
うっわーい♪ 奥様嬉しい。超ハッピー。重い・高い仕事にはやっぱり男手が欲しいのでス。車の運転手も欲しい。
でも。実のところ、ダンナちゃんの言葉、信用してない。
プログラムは完成したと思っても、なんやらバグが出ちゃうもの。元へたれプログラマーの妻にだってその位のこたぁ解るのだよ。プログラミングはバグ出てからが長いんです。
よしんば土日も仕事であっても、ダンナちゃんを責められない。そんなムゴい仕打ちは出来んっっ!
そのようなコトをダンナちゃんに告げましたらば、ダンナちゃんが嬉しそうに、
「なんだぁ、そこまで解ってくれちゃってるんだ。いやぁ、持つべきはプログラミングの解る妻だねぇ」
なぞと申しまして。。。
いっしょになって喜ぶべきか、それとも悲嘆にくれるべきか、悩んだのでございます。
で、結論。
持つべきはプログラミングの解る上司。厄介な仕事抱えてる社員を安易に転勤させない人事。
もしくは、働き者で力持ちで背の高い妻。埃アレルギーの妻など論外 _| ̄|○
追記:コメントを頂きました。その中の一つ。
>>お引っ越しもうすんだ?
+++あらかた片付いて来ました。次の課題は道を覚えることです。方向音痴なので難題でス。